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ももちとしを。の日記

2005年03月16日
09:02
 流行と普遍若しくは個性(試作)
流行遅れ

日曜日 つけっぱなしのテレビは 意味のない音を垂れ流していた

        日常の 空気

   ふいに ある声に
          心 惹かれた
 その声は 地を這うように流れたかと思えば
                       天空を舞い
 そして また地に舞い降りる

    「すげえ女だなぁ すげぇ歌だよ」とわたしはいう
「今頃なに言ってのよ」と かみさんはつれなく
   この歌の なまえは 「Jupiter」で  歌っている姫は
      平原綾香 という歌手であり
       今頃驚いているやつを 流行遅れという
          ことを 教えてくれた

   (ああ そうなの・・・)     なにか 不覚

   「Jupiter」は 
      木星を超え 惑星を超え 天空に向かう 肉声だ

そこには 詩(うた)が在る(Every day listen to my heart)
 世界は なにかで繋がっていて(この宇宙の御胸に抱かれ)
  全ての存在は意味をもってそこに在り(愛を学ぶために孤独があるなら)
   ただ「在る」ことが意味をもち(意味のないことなど起こりはしない)
       ただ「在る」ことで
        愛おしい存在として 生まれているものたちは 繋がっている

    (それは 流行とは関係のない 普遍の詩 対象性の詩)

     私は この宇宙のなかで たったひとつのかけがえのない存在             その尖った個体性の意識を 保ったまま
      すべてのモノ(存在)との間をつらぬく 詩(うた)という同質性
          (望むように生きて 輝く未来を
              いつまでも歌うわあなたのために)

          あなたのために・・・
            そこには 自性は なく それゆえに 際立つ
                この声は 個性だ


桃知商店 桃知利男
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