飯田屋のほねぬき鍋
なんの宴席だったのかはこちら。あたしは骨ぬき鍋をいただいた。
上に載っているそぼろ状態のものはドジョウのたまごであり、変わった食感で、なぜかうれしい付録のようなものなのである。(画像は、加熱前の姿)。
通の皆さんは、骨の付いたまま(つまりまる鍋であるな)なのだろうが、私はどじょうを食べるようになってまだ日が浅く――はっきり言えば浅草に住むようになってからどじょうは食べるようになったわけだ――このほねぬき鍋を好んで食べる。それはどじょうの姿形をしていないことで、なにかうれしい。(笑)
飯田屋
そして、どぜう鍋と言えば、ねぎが肝心なのである。きざみねぎは山ほど入れる――ことで臭みも解消される。(とは言っても、飯田屋のものは臭みは少ない)
飯田屋は、駒形どぜうに比べれば甘口であり、「どぜうはどうもいまひとつ」という方でも比較的食べやすいと(私は)思うのだ。
そして、どぜう鍋には日本酒なのである。私は日の高いうちから、常温の月桂冠をいただいた。幸せな時間である。
どぜう飯田屋 (どじょう / 田原町)
★★★★☆ 4.0
台東区西浅草3丁目3-2
03-3843-0881
[浅草グルメマップ]
毎日楽しく拝見してます。鍋にはやっぱり熱燗ですな~
遠藤さまコメントありがとうございます。
荷風先生は、どぜうには熱燗だったそうですね。
私はまだ修行が足りないのか、常温コップ酒なのでした。
修行します。(笑)