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北極の氷40年に消える? 温暖化で、米チームが予測

【ワシントン12日共同】地球温暖化によって北極海の氷の溶解速度が加速され、2040年夏にはほぼ消滅するとの試算結果を、米国立大気研究センター(NCAR)などの研究チームがまとめ、12日付の米地球物理学連合の学会誌に発表した。  これまでにも70年夏ごろには消滅するとの予測があったが、時期が30年も早まった形だ。


2000 2040
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The image at left, based on simulations produced by the Community Climate System Model, shows the approximate extent of Arctic sea ice in September. The model indicates the extent of this late-summer ice could begin to retreat abruptly within several decades. By about 2040 (image at right), the Arctic may be nearly devoid of sea ice during the late summer unless greenhouse gas emissions are significantly curtailed. (Illustrations (c)UCAR.)

米国立大気研究センター(NCAR)のサイトでは、アニメーションもみることができる。

地球温暖化の原因とされる二酸化炭素などが、このままのぺ-スで排出され続けると、という条件でのシュミレーションのようなので、将来的には石油エネルギーの枯渇に伴う二酸化炭素の排出量の減少があるだろうから、そのスピードは落ちるかもしれない。

けれど、この予測は100年とは違わないのではないだろうか。そして北極の氷が消えてしまうということは、北極の問題だけではなく、地球の―つまり自然のリズムが大きく狂ってしまうことであり、その影響はわれわれの生活にとっても無縁ではないだろう(甚大な被害をもたらす)。

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われわれの理解手法(考える技術)から、三位一体モデルでこれを考えてみれば、自然とは純粋贈与である。

自然は人間からの献身的な贈与に対して、律儀に純生産を返してくれる。(参照:「Googleの三位一体モデルと農業の三位一体モデル。若しくは、ビジネスで成功したければ、ビジネス以外の、つまり交換以外の、贈与と純粋贈与とはなにかを考えなさい。」

しかしそれは、その逆もまたあり、であることを示していて、つまり、自然に貸した(負の)贈与は、われわれに(負の)純生産として返ってくる。

それはわれわれ(人類)の、生存さえ脅かすものかもかもしれない。

しかしそれをまた逆に考えれば、(温暖化に限らず)自然のリズムが狂うことを抑える(という贈与)は、また純生産となりえる。

それは交換(経済活動)と交わることで、商品となるだろうし、資本の増殖をもたらす、といえるのじゃないだろうか。