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【ワシントン12日共同】地球温暖化によって北極海の氷の溶解速度が加速され、2040年夏にはほぼ消滅するとの試算結果を、米国立大気研究センター(NCAR)などの研究チームがまとめ、12日付の米地球物理学連合の学会誌に発表した。 これまでにも70年夏ごろには消滅するとの予測があったが、時期が30年も早まった形だ。
米国立大気研究センター(NCAR)のサイトでは、アニメーションもみることができる。
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素などが、このままのぺ-スで排出され続けると、という条件でのシュミレーションのようなので、将来的には石油エネルギーの枯渇に伴う二酸化炭素の排出量の減少があるだろうから、そのスピードは落ちるかもしれない。
けれど、この予測は100年とは違わないのではないだろうか。そして北極の氷が消えてしまうということは、北極の問題だけではなく、地球の―つまり自然のリズムが大きく狂ってしまうことであり、その影響はわれわれの生活にとっても無縁ではないだろう(甚大な被害をもたらす)。
われわれの理解手法(考える技術)から、三位一体モデルでこれを考えてみれば、自然とは純粋贈与である。
自然は人間からの献身的な贈与に対して、律儀に純生産を返してくれる。(参照:「Googleの三位一体モデルと農業の三位一体モデル。若しくは、ビジネスで成功したければ、ビジネス以外の、つまり交換以外の、贈与と純粋贈与とはなにかを考えなさい。」)
しかしそれは、その逆もまたあり、であることを示していて、つまり、自然に貸した(負の)贈与は、われわれに(負の)純生産として返ってくる。
それはわれわれ(人類)の、生存さえ脅かすものかもかもしれない。
しかしそれをまた逆に考えれば、(温暖化に限らず)自然のリズムが狂うことを抑える(という贈与)は、また純生産となりえる。
それは交換(経済活動)と交わることで、商品となるだろうし、資本の増殖をもたらす、といえるのじゃないだろうか。