トムヤムクンとタイ風卵焼きトムヤムクンとタイ風卵焼き


ジムジュム

午前6時起床。浅草は晴れ。この日は自転車に乗って西浅草まで遠征してみた。家人の友人が美味しいタイ料理屋があると教えてくれたのだ。

その名は「ジムジュム」。「ジムジュム」は小さな店だが、かつての「ムグンファ」のようなこぢんまりとした造りだ。これを称して「隠れ家レストラン」等というのだろうが、このこぢんまりとした造りこそ、あたしの世界の始まりであり限界なのである。

せいぜい踏ん張って2人の大人が手を広げた位の広さで、この大きさなら、あたしは「潜水艦の様に」、と表現することができる。まったく初めて入ったのに気の置けない世界である。

トムヤムクンとタイ風卵焼き

トムヤムクンあたしは「トムヤムクンとタイ風卵焼き」を頼んでみた。「タイ風卵焼き」とくるか、とあたしは思ったが、これ日本のものとたいして変わらない(と思った)。もちろん調理はタイのお母さんだ。

そして「トムヤンクン」はワイルドに旨い。海老が2匹入った、そしてパクチーの緑も鮮やかに、香辛料もたっぷりの量でやってきた。

白いタイ米も(少し食べたが)やたらと旨い(残りは家人が全部食べた)、そして卵焼きがなぜあるのかも理解できた(たぶん)。この辛い「トムヤンクン」と一緒に食べるとやたらと旨いのである。

この味はワイルドである、と云えよう。タイ料理と云えば(あたしの場合)「クロープクルアが」だが、「クロープクルア」はあたしら日本人が食べるタイ・ベトナム料理を日本人のシェフが作ってくれる。いわばマイルド種である。しかしこの「ジムジュム」はタイ人のお母さんがつくる現地、いやママの味なのだ。現地の味(あたしは行ったことがないのだが)てこんな感じだろうな、と思ったのだ。[浅草でランチ]

タイレストラン ジムジュム(JIMJUM)
東京都台東区西浅草2-8-8ナンバハイツ1F
03-6802-8044

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