カルビアリランでカルビを焼く


アリランで笑って肉を食う

午前6時50分起床。浅草はくもり。人吉の夜はアリランの焼肉だった。あたしの大好きな焼肉とは気取って食べる高いものではない。

むしろ、浅草で云えば大福園スタイルの焼肉で、この焼肉の流儀で出される肉が(あたしは)一番うまいと思うのだ。しかしこんな焼肉屋をどうやって見分けるのか、と聞かれれば、それは意外と簡単な事なのだ。

創業は古くて、家族経営で、そしてつけダレがまったりとついてくるものならまず間違いない。このアリランも家族経営で、相変わらずの甘いつけダレに浸された、更に甘いタレを皿にとり、ニンニクをたっぷり入れて食べるのだ。

そう、この焼肉はズバリ甘い。しかしその甘さが頭の中でちゃんと答えを出している。「だんな、この肉はあまいですぜ」、と呟く肉片を見ながらも、大きな口を開いてこの肉を笑って食べるあたしがいるのだ。

センマイ 牛タン

ホルモン

アリラン
熊本県人吉市紺屋町2