小夏小夏


土佐小夏

午前6時35分起床。浅草は晴れ。今年も初夏の果物、土佐の「小夏」をいただいたのだ。いつもこの時期にやってくるこの「土佐小夏」は、流行らせようにもものが少ないようで今一パットしない。

宮崎の「日向夏」の方が遙かに有名だ、ときている。まあ、本家が宮崎なのでそれはどうしようもないが、しかし年々商品として形は美しくなってきている(ような気がする)。

食べ方も例年同じなのだが、昨年から突然思い立った「わさび醤油」をつけて食べるとおいしいのだ。しかし、これは後から思いたったことで、ただ以前は刺身のように醤油を付けてたべていた。

そしてこれはなんと云っても甘皮を残してスライスしてそのまま食べる。その食べ方も当然に旨い、抜群に、と云ってもよいだろう。

酸っぱくて、思い出の沢山詰まったこの黄色い宝石の様なこの果物を見ると、初めて小夏を知った17年前の月日が、昨日のことのように思いだされるのだ。

甘皮を残して剥く甘皮を残して剥く

わさび醤油でいただくわさび醤油でいただく