紅てまり紅てまり


「紅てまり」という「さくらんぼ」をいただいたのだ

タロサ&千津さんから山形の「さくらんぼ」がとどいた。「紅てまり」という。この「紅てまり」やたらとでっかい。あたしが何時も食べている「佐藤錦」とはわけが違うのだ。

さくらんぼ」というかわいい名前とは裏腹に兎に角でっかい。そしてやたらと紅いのである。一個何気に食べてみる、あー、とその甘さに驚く。これが「さくらんぼ」の甘さなのか、と驚愕する。

今日のようなはっきりしない天気の日に、空調を効かせた部屋で、のんびりとこの「紅てまり」を食べていると、こんな贅沢をしていて良いものなのかな、と思う。あー何時までもこうしていたい。

その気持ちはそうなのだけれども、この「紅てまり」もやがてなくなる。そしてあたしの贅沢の時も又止まるのだ、と思うと、また少しずつ食べよう、と手を止めるのだ(けれど結局は息子が怒濤に食べる「さくらんぼ」のはかなさよ、か)。

紅てまり