紫とうもろこし紫とうもろこし


紫とうもろこし

午前6時5分起床。浅草はくもり。写真は(たぶん)紫とうもろこしである。盛岡で(いつものように)最後に訪れたのは「見聞録」だった。この日は「BLACKADDER RAW CASK」の25年物を前回に引き続き呑ませてもらい、ちょっとだけ憂鬱なマスターの、冷蔵庫のお供である紫とうもろこしを出してもらった。

紫とうもろこしを皆さんは見たことがあるだろうか。これが「とうもろこし」か、と思うが、しかし、これが紫とうもろこしなのである。いや、正確には紫とうもろこしとは聞いていない。マスターから「○×▼△■」と、なんだかわからない呪文のような名前を云われたのだが、その呪文のような名前を、あたしの脳梗塞で鈍った、その上ウィスキーがコーティングした脳味噌が覚えているわけがないのである。

分からない時には兎に角食うのだ。するとどうだ、甘く無いのである。そして腹に溜まる重量感。粒ひとつぶひとつぶがバカみたいに大きい。いや最近の「とうもろこし文法」とはまるっきし違う存在缶。マスターは1年中紫とうもろこしを食べていると云う(勿論冬場は冷凍保尊である)。お陰で(見た目には)元気そうである。成る程、そういうことの積み重ねこそ大事なのかもしれないな、と思うのだ。

ちょっとだけ憂鬱なマスター

いつものおつまみ

見聞録
岩手県盛岡市南大通2丁目6ー12