猪そば猪そば


猪そば

午前5時55分起床。今日は12月30日だというのに、どうしても記載しておきたい蕎麦が抜けていることに気かついた。それがこの「猪そば」なのである。

店の名前は「生そば・うどん あずみ大崎店」、いわゆる駅の立ち喰い蕎麦屋なのだが、あたしが入ったことのある西船橋店とは大きくちがい、さすがに品川区大崎で店を営んでいるな、という雰囲気いっぱいの店である。

この日は午後から大崎のゲートシティに用事があったので、昼食はここで取る事にした。「猪そば」があったので、久しぶりの猪の肉でも食ってみようとあいなった。もっとも発券機で買ってカウンターで渡す、という何時もの注文方法である。

すぐに出てきた「猪そば」を持って窓際のカウンターに席を確保する。昼時なのでどこのテーブルも満杯だったが、そこは立ち喰い蕎麦である、はけるのも早いのだ。

この「猪そば」は見た目が全てだ。黒い汁も見た目ほど濃くはなく、むしろ甘めの、はっきり云ってうすい汁である。この蕎麦なら、もっとがツンというのを期待したのだが、ちょっとばかしがっかりさせられたが、しかし猪の肉はやっぱり「いのしし」だったのだ。

玉子がのっていてすき焼き風に食べられる。そして青いねぎの清々しさよ。この「猪そば」の具は、つまり猪と玉子とねぎは見事である、としか云いようがない。返すがえす、この蕎麦、もう少し汁が生きていたらな、と思うのだ。

生そば・うどん あずみ大崎店
東京都品川区大崎1-21-4 JR大崎駅南改札内 ディラ大崎内