ざるそば大盛り
午前6時50分起床。浅草はくもり。新宿駅構内で
混んでいて列に並んだが、いくら混んでいてもそこは「立ち喰い蕎麦屋」なのである。正に人が蕎麦のように流れる。「立ち喰い蕎麦屋」の面目躍如というところだろうが、あたしは「もりそば」を食べたかったけれども、どうやらここには「もり」はなく、海苔が降りかかった「ざるそば」しかないようなのだ。
そこで「ざるそば」を大盛りでもらい、テーブルに持ってきて急いで手繰ったのである。
しかし、この蕎麦は(あたしには)まずく思えた。最近増えた「茹でたて」の麺ではなく、「茹で置き」の麺である。「茹で置き」の蕎麦でもうまいものは当然にあるが、この蕎麦は冷たい蕎麦にはむかないようなのだ。
こんなことなら温かい「かき揚げ蕎麦」でももらえばよかったかな、と思ったのだが、目の前の蕎麦は「ざるそば」である。まずかろうが、うまかろうが、手繰るスピードに変わりはないのであった。
そば処新宿
東京都新宿区新宿3丁目38-1
JR新宿駅 南口改札、15・16番線階段手前