新しい日本型資本主義 
タグを全部消してみた
Movable Typeの再構築のスピードの鍵を握るのはタグであったがタグはやっぱり無用の長物だったのか
午前6時40分起床。浅草は雨。此の処、ブログの再構築の時間が3時間もかかり、なかば嫌になっていたのだけれども、先日家を訪れた村上さんが云うところによると、タグを全部消してみたら劇的にはやくなった、ということだった。
あたしは、成る程、と思い、Movable Typeのダッシュボードから、思い切って「タグ」を全部消してみたのだ。そしたらなんと再構築が4分30秒弱で終わるという、夢みたいな数値を示したのだ。3時間（180分）かかったものが僅か4分30秒なのである。
成る程、今更ながら、タグ付けに原因があるのはわかったけれど、Web2.0でいわれていた Tagging は、（Movable Typeでは）10年経って無用の長物となったのか、と思う。
それも仕方がない事で、なぜならこのタグがミームだからであるが、すばりこれはミームとしては失敗だったと云えそうだ。
しかし、そうばかりは云えなくて、Tagging は、Social Tagging、つまりはFolksonomy――階層分類学としての分類ではない。つまりユーザーの手で自由に分類するということ――なわけで、その思想はしかっり生きている。ただ技術的に未成熟だっただけだろう。
つまり、まだまだ技術の追いつけないものが存在しているのが、今は亡くなったと思われているWeb2.0なのだ。
しかし、「momo’s blog4」と書かれたブログタイトルまでテクスト表示になってしまったのはいただない。そこで、「momo’s blog4」だけタグを復活させて（@logo）再構築させてみた。そしたら約1560通あるこのブログの再構築が約17分で終わったのだ。
これは4分30秒弱に比べれば時間が掛かり過ぎだが、3時間（180分）とくらべれば、全然速いのだ。と云うことで、しばらくはこのまま使ってみようか、と思う。まあ、ブログタイトルは、そのうちに、「momo’s blog4」をタグ付けでなくて、画像埋め込みで処理するようにしたい、と思うのだ。
