らーめんの千種らーめんの千種


千種のらーめん3分の1盛り

午前6時20分起床、浅草は雨。下河原さんが懐かしいものを持ってきてくれたのだ。「らーめん千草」のらーめんである。「千草」は、岩手県久慈市にある店であり、ここのラーメンはあたしの記憶に残る逸品なのだ。

その昔、盛岡駅南館BFめんこい横丁にあったころの「らーめん千草」で食べたことがあるのだ。だけれどもちょっと待てよ、おいそれと食べるわけにはいかないだろう。なにしろあたしは重度の糖尿病であり、糖質制限食をとっている身なのだ。

しかし、せっかっくの「千草」のらーめんなのだ。そこで3分の1だけ食べることとし早速造る。造る、と云ってもあたしが手を出すわけでもなく、ただ椅子に座って待っているだけなのだ。このらーめんの麺は極めて細い。すなわち茹で時間は短い。

丼にスープをいれて、その細い麺を3分の1だけ入れてみた。そして申し分けないので、チャーシューとしなちくとねぎを少々入れてみたのだ(写真)。チャーシューは本当は鶏で造ったものだけれど、生憎とこの日は豚である。しかし、見よ、このうまそうな丼の表面を。

スープを飲む。麺も食う。この小さな丼が、見事に「千草のらーめん」をあたしの中に復活させてくれる。あー久慈の地は、そして「千草」の本店は、台風10号で浸水しててしまったのだろうか、といつになく、久慈に行かなくては、と思う今日この頃だったのだ。

らーめんの千種

らーめんの千種

千草
岩手県久慈市二十八日町1丁目10