蕎麦刺し]蕎麦刺し


蕎麦挿し

午前4時50分起床。浅草はくもり。新年会の二次会は清司には入れなかったのだが(人が多すぎたのである)近くの「なお太」に行ったのだ。「なお太」は、あたしをして、「なお太のせいろはうまい」と言わせた処で、なぜか酒をたらふく呑んだ夜中に、蕎麦が無性に食いたいあたし(現実界)の現実にある(象徴界の)店だ。あたしたちは酒肴を頼むと各々に酒を頼んだ。

酒肴は「蕎麦刺し」、「しいたけ」。「玉子焼き」というという簡単なものだったが、これらはそれぞれにうまい。中でも、何処にでもありそうで実は初めて出合った「蕎麦刺し」が特にあたしの気を引いたのだが、「なお太」では、ゆでたての「蕎麦刺し」を塩でいただくもよし、刺身醤油でいただくもよし、生醤油でいただくもよし、と三つの味を提供してくれた。この通常の「蕎麦切り」とは全く違う蕎麦は、通称とは全く違った味で楽しむのだ。

あたしは、まずは塩でやってみたが、塩だとうまさが爆発する。そして刺身醤油に潜らせれば、いやーズバリうまいのだ。あー「なお太」で新しい蕎麦の食べ方を教えて貰ったのだな、と「蕎麦刺し」を長い間知らなかったあたしはデータベースに仕舞い込む、そして当然のように「せいろ」を頼む。ここの蕎麦はやや堅いかな、と思うが、だが酔った身体は丁度良い蕎麦なのだ。そしてその量もまたしかりでなのである。[浅草グルメマップ]

玉子焼き

しいたけ

せいろ

なお太
東京都台東区浅草3丁目21-3