雑穀米雑穀米


雑穀米

午前5時10分起床。浅草は雨。この日の昼食は「墨田区役所 食堂」の「ヘルシーセット」だった。この「ヘルシーセット」、おかずは日々変わるものだが、この「雑穀米」だけは変わらない。この日のおかずは「オクラと厚揚げのカレー風味」だったが、この雑穀米目当てに「ヘルシーセット」を頼む(あたしのような)人には、なんと雑穀米に合うおかずなんだと感心しきりなのだ。

しかし、この雑穀米を全部食べたら、あたしの日々の節制は何処かに消えてしまう(ような気がするだけで、週に1回ぐらいならよいと思う)。その位米(たとえ雑穀米であっても)は身体に良いのもではない。いや悪いと書いておこう。この位書けば、あたしが3分の1だけ残した理由にもなるかと思うのだが、(あたしは)この役所の食堂(「墨田区役所 食堂」)の雑穀米が突然食べたくなる。

それは「うまい」とはちょっと違うのだ。この「突然食べたくなる」は、まるで津波が押し寄せるようにやってくる。たぶん、子供の頃に食べた米の味に似ているのだ。決してうまい米ではなく、むしろ、なんだかわからないような米なのだが、そのなんだかわからないような米の味を、なんだかわからないような米として思い出させてくれるのだ。[浅草でランチ

ヘルシーセット

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1-23-20 墨田区役所1F