ひげ根の黒いのがうまいひげ根の黒いのがうまい


ひげ根の黒い方がうまい

午前5時30分起床。浅草はくもり。馬渕さん山田農園のお宝コーン「ゴールド・ラッシュ」を贈ってくれた。この「トウモロコシ」は蓋を開けると夏の香りがぷーんとするのが好きだ。トウモロコシの〈うまい/まずい〉を決める方法は「ひげ根」だそうだ。この間TVでやっているのを見てしまったあたしは、何よりもまずトウモロコシのひげを見る。ひげは雌しべの一部だそうで、ひげがふさふさしているほど実も多く、おいしいトウモロコシになる(そうだ)。

そして、「ひげ根」の色は黒い方がうまいという。ひげの色が黒茶色っぽい方が良いのだ。あたしは全く逆のことを考えていた人で、ひげは白い方がいいのだろうと思っていたのだ。さらには、ひげがしめっていることも重要な一因だ。とりたてのトウモロコシはひげが湿っているそうだ。つまり乾燥していなければ新しいわけで、ひげ根の湿っているものを選べばよい。

今まで知らなかったことを頭に詰めたおかげで、黒いひげ根の山田農園の「ゴールド・ラッシュ」が、もの凄くうまそうに見えてくる。そうなれば早く食べよう。今年はそのままラップでくるんでレンジでチンをしてみた。

出来上がりが横たわるトウモロコシは今までで一番うまそうに見えた。黄色い実が透けて見えそうなのだ。そして食べる。うーん、これは甘い(うまい)!。ところが何時もの癖で、あたしの持病である糖尿病には悪い事を思い出す。甘いはうまい、でも身体には悪いのである。だけでもこれでいいのだ。あたしは、どんなものでも食べないと味はわからない、という「食べる人」としての最後の約束を守っているのだ(笑)。

ゴールドラッシュ

山田農園 代表 山田 誉
北海道夕張郡長沼町10線南6番地
0123-88-0379(日中は農作業をしているので夕方以降)