あかつきあかつき


福島の桃 あかつき

午前7時30分起床。浅草はくもり。今年も福島の桃 あかつきが我が家にやってきた。福島の桃はおいしい。放射能などはない(ことになっている)。福島県産のモモは最近店頭でも見かけるようになってきたが、今年採れた桃については、放射性セシウムは検出されていない(という)。だからと云って安心して食べているわけではなく少し疑っている。

少し疑っているから、と云って、おいしくないのか、と云えば、そんなことはさらさらなく、ただひたすらうまいのだ。もっとも、食べたくない人は食べなくてもよいのであるが、だからと云って、福島の桃を見たら見過ごさないで欲しい。どうか買い求めて欲しいのだ。福島は国内屈指の桃の産地。その国内屈指の産地の最初の桃がこの「あかつき」なのである。

「あかつき」は少し堅いぐらいのものを、冷さないで皮ごと食べるのが好きだ。はっきり云って凄くうまい。正にうまいとしかいえないのだ。それはあたしの青春の味である。”青春”は”あおはる”と読むとカップヌードルが教えてくれたが、まさに青かったあたしが覚えた福島の桃の味が、充分に熟した今もまだ”あおはる”のままなのだ。

あかつき

あかつき