小さな勉強会
午前5時起床。浅草は雨。「小さな勉強会」自体に付いては今まで殆ど書いてこなかったが、今回は書こうと思う。嬉しい事があったのだ。しかし、書く、と云っても、各人の話の要約を書くのではなく、写真を並べたもの(それも村上さんの撮影)だけにしてしまう。それは、なによりも写真が素晴らしいからで、あたしらの芸(芸と呼べるならば)が瞬間芸なのだ、と再認識させてくれる。
写真は「かつてあった」瞬間だけを切り取って残す。二度と起こらないその瞬間を、その場に居た人たちに伝えてくれる。そうなのだ、この「小さな勉強会」は小さな部屋に小人数が集まって行うものだが、まさにこの瞬間に何を話したのか、そして(ちゃんと聞いていれば)話の内容も思い出される。若し、ちゃんと聞いていなくとも、あの時は眠っていたな等と思い出す事だろう。
そもそも「小さな勉強会」というのは、「暑気払い」迄のひまつぶし、そして、あたしのリハビリとして始めたものだ。話す内容は何でもいいのである。しかし、その「リハビリ」ということから云えば、それはすこぶる見事に機能していて、「パロール」を並べて話ができたのだ。それは無意識の言葉である。そのことだけでも凄いことなのだが、そんなことを書いても、この「小さな勉強会」の楽しさは伝わらないのだろうな、と思う。
あたしの使用したPPT BD041016.zip