かきあげそばかきあげそば


全然「街的」ではないチェーン店の蕎麦屋を、半ば自分の「街的」な店にしている

午前4時30分起床。浅草は晴れ。今週も寒い日が続いたが、この日のランチは「ゆで太郎本所吾妻橋店」で、あたたかい「かきあげそば」だった。毎日、同じ処で(2,3ヶ所の場所はあるものの)飯を食う、というのは、サラリーマン時代には経験はあったが、勿論、独立してからは初めてのことだ。

この毎日同じ処で飯を食う、というのは、その食う場所に何かしら愛着が生まれてくる。あたしは「ゆで太郎本所吾妻橋店」と云う、全然「街的」ではないチェーン店の蕎麦屋を、半ば自分の「街的」な店にしている。「街的」......あたしの「街的」の定義とは以下のようなものだった。

寿司と洋食と蕎麦は、近所のがいちばんうまい。
http://www.momoti.com/blog/2006/08/post_143.html)より

すっかり、「ゆで太郎本所吾妻橋店」も、(ある意味)あたしの「街的」となった。顔なじみの店員も出来たし、どこの席に座ると蕎麦を取りに行き易いかとか、もしも座席が埋まった時には(奥の手で)何処に座れば良いのかも、また、茹で湯の取り替えの時間まですっかり覚えてしまっている。

しかし、ここはチェーン店である。出てくるものは「ゆで太郎」だったら変わらない。その変わらない店に身を委ねていると、なんだか分からない感情になってくる。もやもやとしたその気持ちはいったいなんなのだろうな、と思う。

かきあげそば

ゆで太郎本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3丁目7