〆のとろろ蕎麦〆のとろろ蕎麦


えんの蔵で〆にとろろそばを手繰る

午前4時40分起床。浅草は晴れ。盛岡での宴席は「えんの蔵」という処だった。シンポジウムに参加された方々と、協会の役員の皆様、そして、広報IT委員会の方々が参加した。しかし、ここは何がうまい、というわけでもなく、だだ客を飽きさせないようにと料理が並ぶ。

あたしは殆どのものを食べたし、そして、盛岡だけの楽しみである日本酒も呑ましていただいた。そこでの〆は「とろろそば」がでた。(あたしは)この蕎麦を遠慮無く手繰った。その出所などは分からないのだが、兎に角盛岡の蕎麦だ、「はずれ」はないだろう(たぶん)。

けれど、この蕎麦は印象に残っていないのである。残っていたのは写真だけなのだが、記憶にのこるような味ではない。そこで「とろろそば」の写真を見る。ついでに他の料理の写真も見る。そして、あれこれ考えるが、まず、考えたことは「書かないか」なのである。

しかし、そうは行くまい、ともう一人のあたしが云うのだ。それじゃ、と写真をともう一度見る。そうすると、徐々に記憶が甦る。やや太い蕎麦、色が薄い汁、そしてもっと欲しい「とろろ」の量。あーそうだよ、この「とろろそば」は「とろろ」が後3倍有れば記憶に残る蕎麦だったのにな、と思った。

とろろそば

えんの蔵
岩手県盛岡市大通2-3-7 CT33ビル7F