天玉そば天玉そば


天玉そば

午前5時30分起床。浅草はくもり。「天玉そば」と云えば「かめや」のものだ。黒々とした汁に浮かぶ白いかき揚げと温泉玉子の威力を片時もわすれはしない。この日は、銀座線浅草駅の前にある「文殊浅草店」に行ったのだ。勿論、地下の店である。ここの蕎麦の汁は赤く染まる。その色が何度でも通う蕎麦道楽者の心をくすぐるのである。

流石は駅の立ち喰い蕎麦屋だ。ちゃんと席がある「かめや 東神田店」のような雰囲気こそない。その代わり「さぁ、食ってくれ!」と云わんばかりの様相であたしに挑む。よし、食ってやろうじゃねぇか、とあたしが挑む。と、挑む間もなくアッと云う間に食い終えるこの蕎麦の潔さよ。あたしは「天玉そば」が本当に好きなんだな、と思う瞬間である。[浅草でランチ][浅草グルメマップ

文殊浅草店
東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街