ブルックス・ブラザーズガードストライプレップタイブルックス・ブラザーズ ガードストライプ レップタイ Yellow/Navy


ブルックス・ブラザーズ ガードストライプ レップタイ Yellow/Navy

午前5時10分起床。浅草は雨。ネクタイを自分で買ったのは何年振りの事だろうと思った。あたしは決してネクタイをしない人ではないのだが、普段しているネクタイはニットタイが多く、このような「レップタイ」は余所行きである。「レップタイ」と云うのは、畝織りの生地を使っているネクタイのことだ。

斜めに入った縞模様という定番柄はその昔と少しも違わない。でも家にある15年位のものと比べるとネクタイ幅が5分の1程短いのだ。このネクタイの幅というのは時代によって変わるものなのだなぁ、と今更ながらに思う。しかし、「レップ織り」と呼ばれている畝織りの生地は今も昔も同じなのである。

この「レップタイ」の魅力は、幅広いコーディネートができることだろう。あたしは何時もIVYルック(もどき)で「レップタイ」をするが首元がまず決まる。その中でもブルックス・ブラザーズの「レップタイ」はピカイチで、IVYルック(もどき)を気取りたい時はズバリこれなのだ。

しかし、この歳になってIVYルック(もどき)とは笑える。IVYと云わないまでも、アメリカントラッドを気取るなら、レジメンタルストライプの入った「レップタイ」だ。3ボタン段返りで、センターフックドベンツのブレザーも、ボタンダウンのシャツも、これがなければ始まらないのである。

古いネクタイと新しいネクタイ