とん刺しとん刺し


まずは喜美松

午前4時30分起床。浅草は晴れ。最初は「喜美松」で待ち合わせだ。この日は盛岡から「下河原さん」がおいでになり「喜美松」で一献としたのである。「喜美松」は(基本的に)土日が休みだ。だから新年会や暑気払いで浅草においでになる皆さん方は行けやしない。そんな訳で、あたしの大事なお客さんが平日においでになると、まずは「喜美松」なのだ。

「喜美松」と云えば「とん刺し」だ。この日もビールとスッパ酎で「とん刺し」を食べた。「とん刺し」は云うまでも無く「もつ刺し」である。「豚レバ」が刺身で食べられなくなってから「ゆでとん刺し」になってしまった(全く政府の馬鹿野郎なのである)。かつての色合いがない。しかし、食べれば味は一流である、こんな凄いものを他の何処で食えるというのだ。

「やきとり(もつ焼き)」も当然にうまい。最初に食べる事にしている「レバー」は、昔よりは少しだけ火の通りが良くなってしまっていた。そうレア感は減っているが、一口食べた途端に「うまいなぁ」と声がでる。そして最後に食べた「かしら(みそ)」があしは大好きだ。〈好き/嫌い〉はあたしの主観でしかないが、その主観を堂々と云える「喜美松」は、そう(あたしの)大事なお客さんの為の店なのだ。[浅草グルメマップ]

ガツ3種盛り

レバーと軟骨

かしら(みそ)

喜美松
東京都台東区浅草4丁目38-2