ロース・メンチカツ定食 ロース・メンチカツ定食


ロース・メンチカツ定食

午前4時30分起床。浅草はくもり。夜のご飯を珍しくチェーン店でとった。珍しいという意味では「非日常」と云えようが、「かつや浅草店」である。たまぁにではあるが、どうしても揚げ物を食べたくなる日があるのだ。この日が偶々その日だったのだが、何故「かつや」なのかは分からない。「とんかつ」のお店なら、もっと厚てうまい店もあるだろうが、なぜか「かつや」だったのである。

店はほぼ満杯で、他に行くところがないのかよ、と余所の客に向かって悪態をつこうかと思ってしまう。だけど、きっと余所の客もそう思っているに違いなく、滅多なことでは余計なことは云えないのだわ。この日のメニューは「ロース・メンチカツ定食」だった。ズバリあたしの好きなそして食べたいもの二つである。

こどもの様な好みではあるが、脂の付いた揚げ物と「メンチカツ」が食べたかったのだ。「とん汁」は大きなものにしてもらい、ご飯は家人にあげた。少しでも糖質はとらないようにであるが、脂で揚げた衣を食べて、なにが糖質制限なのだろう。

そして酒は呑まない。この酒を呑まない日を自分で決めてみると(あたしの場合)圧倒的に呑まない日の方が多くなる。なぜなら家では殆ど呑まないからだが、外では(夕餉の場合)98%の割合で呑む。だけどこの日は何故か呑めなかったのである。酒を呑めない身体と「かつや」の「ロース・メンチカツ定食」。ほとんどランチだなと思いながらも「非日常」な夕餉を食べたのだった。

ロース・メンチカツ

かつや浅草店
東京都台東区浅草2丁目9-14大番会館1F