天玉そば(出来上がり)天玉そば(出来上がり)


天玉そばをつくる

午前4時30分起床。浅草は小雨。暑い日が続いていたと思ったら、昨日は肌寒い日だった。しかし寒い日とは云え、20度位だろうか、この日は「ゆで太郎本所吾妻橋店」で「天玉そば」をつくって食べた。「ゆで太郎」には「天玉そば」は無い。それは無くても自分でつくれと云うことだろう。

素材は揃っている。

「かけそば」と「かきあげ」と「生玉子」がそれぞれ別に売られている。いや、「かきあげそば」は最初からあるわけで、「生玉子」をそれに付ければ良い(かきあげは別になって出てくる)。つまり、それぞれ別々のものを一緒の容れ物に入れるだけで「天玉そば」になる。

簡単だ。でも「天玉そば」になるとちょっと変わる。三つのものを一緒にするこの構造は「野生の思考」、「パンセ・ソバージュ(三色スミレ)だ(by クロード・レヴィ=ストロース)。「天玉そば」は語る。「私の中心を探してみてごらんなさい」と。すると(あたしは)この蕎麦をかき混ぜてしまう。中心なんて探さなくてもいいようにだ。

天玉そば(準備段階)

ゆで太郎本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3丁目7-4