涸沼大和しじみ
午前5時起床。浅草は晴れ。今年の平和建設の長谷川さんからの贈与は「涸沼大和しじみ(ひぬまやまとしじみ)」だった。「涸沼」?この男「涸沼」を知らないのである。
茨城県中部に位置する涸沼(ひぬま)は、那珂川の堆積作用で封鎖された海跡湖です。周囲は22キロメートル、最大水深は6.5メートルで、涸沼川の一部が横長に膨らんだような形をしており、およそ10キロメートルほどで海に出ます。
満潮時には海から涸沼川を通じて海水が逆流し、淡水と海水が混ざり合う「汽水湖」となります。「汽水湖」は全国的にも珍しく、海水魚と淡水魚の両方が生息しています。このように恵まれた環境で獲れる涸沼のしじみは、日本三大しじみ(島根県・青森県・茨城県)の一つにも数えられています。(from https://www.ibaraki-shokusai.net/season/season_sijimi2015.php#b1)
と云う訳で、この歳になって「涸沼」という処を初めて知ったのだが、蓋を開けて驚いだ。細かな貝がそのままの姿で沢山入っていたのいだのだ。まるで小石のように、そして直ぐに思うのだ。
どうやってくおう?
実は、長谷川さんからの贈与と聞いて、「JAかしまなだのミニトマト」を予定していたのだ。頭の中では(今晩は)お菓子の様にトマトを食べる図が出来上がっていた。それが思いも掛けない「しじみ」になった。しかし「しじみ」である。なにか知っているか、と家人に聞けば「味噌汁ならできるよ」ときた。
早速「味噌汁」をつくる。「つくる」と云ってもあたしゃなにもすることがない。ただじっと待つのみなのである。そして「味噌汁」ができあがる。
いや、この「しじみ」の「味噌汁」は抜群にうまい。
「しじみ」の独特の味が舌を喜ばしっぱなしなのだ。
そういえば、大学生の頃、良く行った(同級生だったのである)「とんかつ」屋では「しじみの味噌汁」だったな、と思い出していた。彼は元気だろうかと思う。一度会いに行かなくてはと思うのだった。
●材料(2人分)
- ・砂抜き後のしじみ・・・およそ100g
- ・味噌・・・小さじ4
●作り方
- ①しじみの殻と殻をこすり合わせて水で洗う。
- ②鍋にしじみと約360ミリリットルの水(2カップ分)を入れ、強火にかける。沸騰してきたら弱火にしてアクを取り、5~6分煮る。
- ③味噌を溶かしてひと煮立ちさせて、できあがり!