ねぎ味噌ねぎ味噌


ねぎ味噌

午前4時50分起床。浅草はくもり。日を開けずして「餃子の王さま」へ行った。どれだけ餃子が好きなんだ、と思うが、最近のあたしの嗜好は迷わず餃子なのだ。なかでも「餃子の王さま」なのであって、この店を見過ごしていた19年間は一体何なのか、と今更ながらに思う。

そして、「餃子の王さま」であたしを虜にしているものの一つにこの店の「味噌」がある。そう「みそそば」だ。麺は太い。あたしはほとんど(麺は)食べれられない。ただ、スープともやしを頂く。だけども。すこぶる付きで麺もうまいことは云うまでも無い。

しかし、問題は「味噌」なのである。そう、もやしの上にポンと乗った「味噌玉」なのだ。「味噌」は最初からどうやってもうまいものだが、そのうまいものを、度を超してうまくしているものがあるのだ(とあたしは思っている)。それは一体何なのかと思う。

この日は酒肴に「ねぎ味噌」を貰ってみた。それは言葉通りの「ねぎ味噌」である。この味噌の味がそのまま「みそそば」でも再現されている。味噌はまるで「力士味噌」のようだ。そして、それがうまいのだ。

でも何故うまい。なにかが含まれていることは確実である。この「なにか」こそが「味噌そば」をうまくしているに違いないのだが、あー問題はその中身なのである。その作り方なのである。それがわからない。あたしは思わず云うのだ。

うまいじゃねぇか、この野郎!

みそそば

王さまの餃子

餃子の王さま
東京都台東区浅草1丁目30-8