シャインマスカットシャインマスカット


福島のシャインマスカット

午前5時30分起床。浅草はくもり。福島から「シャインマスカット」が届いた。福島の「シャインマスカット」も、(たぶん)かれこれ4度目の登場だ。ということは出荷が始まってからも4年目だということで、「シャインマスカット」も少しは果樹農家の役に立っているようだ。

今回、福島から送ってもらったものは、3房、それも一房々がとても立派だ。一粒の大きさが並の「シャインマスカット」よりも若干小さいのは福島県産の特徴だということだろか。しかし味はピカイチである。今年も数々の台風があったが、どうやらその被害は最小限だったようだ。

「シャインマスカット」は、いつものように皮ごと食べている。これは幾らでもたべられる(あまり食べてはいけないものだが)。なにせ皮を吐き出す必要がない。その上種もない(たからこれが果物なのかというと疑問が沸くが)。種がない。そう、ぶどうには「種ありブドウ」と「種なしブドウ」がある。

あたしは「種なしブドウ」が(面倒臭くないとの理由だけで)好きだ。「種なしブドウ」は栽培の過程で「ジベレリン」などの植物ホルモンを使用するらしい。いつも「純生産」と呼んでいるこの「果物」が、あたしたちの知らない処で去勢され、〈象徴界〉に「商品」として表れる。勿論、あたしは「贈与」としてもらったものだけどもね。

シャインマスカット