ねぎ肉そばと桜えび天ねぎ肉そばと桜えび天


ねぎどんのねぎ肉そばと桜えび天

午前4時40分起床。浅草は晴れ。この日は久々に(日中)浅草にいたので、ランチは「ねぎどん」に行った。「ねきどん」は、(あたしの中では)ベスト3に入る蕎麦屋で、今更ながら「立ち喰い蕎麦屋」に分類するのもなんだかなぁの蕎麦屋なのであるが、最近は墨田へ行っているものだから、千束1丁目に通うには遠すぎるのだ。

つまり、とんと行けない。その上、月~木曜日までしかやっていなくて、夜はまたやってない。おかげで(あたしにとっては)遠い店になってしまった。だからこの日はウキウキする心を抑えながら出掛けたのだ。決して上等とは云えない引き戸を開け、「ねぎ肉そば」と「桜えび天」の食券を買う。

何時もと違って、この日は冷たい蕎麦はやめにした。「ねぎ肉そば」を頼む。そして「桜えび天」も忘れずに貰った。暫くして出てきた蕎麦は「ねぎ」がとてもうまそうで量も多い。店名の「ねぎどん」のままである。煮た「ねぎ」の上から白い「ねぎ」が乗る。どれだけ「ねぎ」が好きなんだと思う。

そして食う。まずは蕎麦を手繰る。温かい蕎麦でも、うん、イケてる。そして汁をのんでみる。うまいのだ。この「ねぎ」と「肉」だけで出来た汁の味はただ事ではなかった。真っ黒な醤油の風味、何重にもかさなるダシの味、その上に覆い被さる「ねぎ」と「肉」。同じ様な材料で作ってもこうならないのは何故なんだと思わずにはいられなかったのである。

ねぎ肉そば

ねぎどん
東京都台東区千束1丁目17-9