中小建設業情報化特別講座
ベリサインデジタルIDのアウトルックエクスプレスによる取得について
平成11・12年度定期資格審査におけるインターネット一元受付に伴い、申請業者は、データの本人認証、漏洩・改ざん等防止のため、日本ベリサイン(株)又は米国ベリサイン社ののセキュアメール・ユーザ用デジタルIDSM(クラス1)の取得が必要となります。
今回の特別講座は、行政書士の牟田 学先生のお計らいにより、ベリサインデジタルIDのアウトルックエクスプレスによる取得マニュアルを掲示いたします。
ベリサインの英語のホームページでお悩みの皆さんもご活用ください。
尚、文末に平成11・12年度定期資格審査におけるインターネット一元受付関連URLを掲示しましたので、事前に良く御読みくださる様お願いいたします。
ベリサインデジタルIDのアウトルックエクスプレスによる取得
アウトルックエクスプレスを立ち上げた画面で、ツール⇒オプション⇒セキュリティ⇒デジタルIDの取得
自動的にマイクロソフト社のページへ
そのページにある以下の記述の VeriSign の文字をクリック
デジタル ID の取得
以下は、デジタル ID を取得できる認証局の一覧です。なお、これらのサイトは、英語または記載されている言語で記述されています。
VeriSign ソフトウェア業界最初の商業認証局として、・・・・
^^^^^^^^
さて、ここからは全部英語になります。
記入は全て半角英数字を使うことをお奨めします。
●Digital ID Information で始まる画面が現れます。
Name In Digital ID
この横の空欄に好きな名前を入れます。
例: Manabu Muta
E-mail Address
この横の空欄に自分のメールアドレスを入れます。
ここで間違えたら致命的です。
できるだけコピーしたものを貼り付けるようにしましょう。
例: mutagaku@mail.interq.or.jp
●Challenge Phrase
この横の空欄に好きな文字を入れます。
これは、有効期間前に取得したデジタルIDを廃止する時に使う合言葉です。
他人に秘密鍵を盗まれた時などは自分で廃止する必要があるのです。
他人に教えてはいけません。
例: gyosei
●One-Step Registration
無視してもかまいません。
その場合は no を選択します。
利用する場合は、
Include one-step registration information in Digital ID?で yes を選択
Country(国名) 例: Japan
Zip/Postal Code(郵便番号) 例: 2110952
Date of Birth(生年月日) 例: 12281970(1970年12月28日生)
例: 08051954(1954年8月5日生)
Gender(性別) male(男性) female(女性)より選択
●Choose Full-Featured or Trial Digital ID
ここでは、正規版かトライアル版かを選択します。
I'd like a full-featured Digital ID for US$9.95.
正規版希望の方はこちらを選択します。
この場合は、次にある
Payment Information (Full-featured Digital IDs only)で登録事項を記入します。
I'd like a free 60-day trial Digital ID.
60日トライアル版希望の方はこちらを選択します。
この場合は、もう記入する事項はありません。
●Payment Information (Full-featured Digital IDs only)
ここでは、正規版取得を選択した方のみ記入します。
記入事項は下記の通りです。
Street Number 番地 例: 1-3-508
Street Name 町名 例: Huriichiba,Saiwai-ku
Apartment/Unit Number アパートマンション名
例: Tamagawa Heights A-3(多摩川ハイツA-3棟)
City 市区町村名 例: Kawasaki
State/Province 都道府県名 例: Kanagawa
ZIP/Postal Code 郵便番号 例:2110952
Country 国名 例: Japan
Name on Card クレジットカードの名義 例:Manabu Muta
※つまり親兄弟親戚(本人以外)のカードで支払い可能ということです。
Card Type カード会社の名前(4つの中から選択)
Card Number クレジットカード番号
Expiration Date クレジットカードの有効期限(月・年)選択式
住所は確認するわけではありませんので、それほど重要ではありません。
●Select The Cryptographic Service Provider
ここでは、秘密鍵をスマートカード(ICカードの一種)のような特別な装置を使って保存管理する場合に、そのためのサービスプロバイダーを選択するものです。通常は使用しているメールソフト・ブラウザーに、つまりハードディスクに保存して管理されます。無視してそのままにしておいてください。
● ! Additional Security for Your Private Key
秘密鍵を保護するためのセキュリティーサービスのオプションです。秘密鍵の保護はとても大切なことですので、オプション利用をお奨めします。利用する場合は、
Check this box to protect your private key
の横のチェックボックスをオンにします。
●Digital ID Subscriber Agreement
使用についての同意書です。
詳細は Read CPS 、Download CPS で入手できます。
下方ににある Accept をクリックします。
●Check Your E-mail
You have successfully completed the enrollment for the Digital ID.
きちんと登録した場合は、この画面が出てきます。送受信コマンドでベリサインからメールが来ていないかチェックします。
間違って入力した人は、
Error Status Page の画面が出てきます。
間違った部分が表示されますので、もう一度確認して入力しなおしてください。きちんと修正したら、下にある Submit Againをクリックします。
きちんと修正できた人は、上記のCheck Your E-mailの画面が出てきます。
また、Error Status Page の画面が出てきたらもう一度確認して再挑戦です。
新着メールをチェックすると、件名 Class 1 VeriSign Digital ID Corroboration のメールが届いているはずです。
Digital ID Confirmationで始まり、Name: MANABU MUTA
E-mail Address: mutagaku@mail.interq.or.jp
のように登録した事項が表示されます。つまり確認メールです。
重要注意事項として、登録する時に使用した同じコンピューターとブラウザーを利用してデジタルIDをインストールしてください、と書いてあります。
確認が済んだら(確認メールが届いている以上、間違いはないと思いますが)、下にある Next をクリックします。
Next ボタンをクリックすると、
Congratulations! Your Digital ID has been downloaded and installed
into Internet Explorer.
で始まる画面が出てきます(ブラウザーの画面です)。
これでデジタルIDのインストールは終了です。
しかしデジタル署名を利用することはまだできません。
ちなみにこの後すぐに件名 Secure your E-mail with your Digital ID のメールがベリサイン社から配信されます。
これには、デジタルIDの使用についての簡単な説明が書いてあります。
最後の手続です。
アウトルックエクスプレスの画面から、
ツール⇒アカウント(アカウントを複数もっている人は選択)
⇒プロパティ⇒セキュリティ
画面に表示されている
「保護されたメッセージの送信時にデジタルIDを利用する」
のチェックボックスをオンにします。
その下にある
デジタルID をクリックして、使用するデジタルIDを選択します。
初めて取得した方は、もちろんひとつしかありません。
後は全部OKか閉じるです。
これで全て完了です。
実際に自分が作成したメールにデジタル署名するには、
メール作成の画面で、ツール⇒デジタル署名
あるいは
赤い鍵穴マークのあるデジタル署名ボタンを押してください。
資料提供 (c) Copyright
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神奈川県行政書士会会員
Name:牟田 学 Manabu Muta
E-mail:mutagaku@mail.interq.or.jp
Tel/Fax:044-544-9310
インターネット行政書士協議会会員
@どなたでもご参加できます@
http://plaza.people.or.jp/igk
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原文はインターネット行政書士会のメーリングリストに投稿されたものです。
関連URL
■− 平成11・12年度定期資格審査 − インターネット一元受付について
■工事競争参加資格審査申請書の手引き (平成11・12年度)[インタ−ネット編]
98/10/20
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