[店主戯言00102] 2001/02/01〜2001/02/28 "There goes talkin' MOMO"

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【桃知利男の現場IT化戦略 KEN-Platz 建設現場情報局連載コラム】


2001/02/28 (水)   
【桃知利男の現場IT化戦略 KEN-Platz 建設現場情報局連載コラム更新】

桃知@岐阜です。IT CITY PLATFORM in GIFU会場はおおわらわで準備中でございました。
私は,郡上建設業協会の前田会長と明日の講演の打合せを終え,会場の下見もしてホテルへ戻ったところです。

さて,桃知利男の現場IT化戦略 KEN-Platz 建設現場情報局連載コラム,今週分更新いたしましたのでお知らせいたます。。
ご購読いただければ幸いです。

更新したページ
http://info.nikkeibp.co.jp/genba/hightech/010228.html

トップ
http://info.nikkeibp.co.jp/genba/index-kenplatz.html



【勉強】

桃知@のぞみ11号である。
さて,今週の週刊ダイヤモンドは,私の神様の一人,P・F・ドラッカーの特集である。

もう百歳近いんじゃないかと思うけれど,写真を見る限りまだまだ元気そうでなによりである。
しかし,ドラッカーっていうのは手がでかいなぁ。(笑)

今回読んでいて,ドラッカーの言う中で,今,私自身にとっても大切だなぁと思えたのは,「勉強」をしなさい,ということだなぁ。

これについては,中谷 巌氏もこんな風に言っている。(『にっぽんリセット』2001年3月3日,集英社インターナショナル)

『労働流動化の時代を生き残るには,一人一人が日頃から自分の得意分野に磨きをかけておくという地道な努力が不可欠である。』

『毎日の通勤電車の中で,いかがわしい雑誌にうつつをぬかしていても会社では立派にやっていけるという結構な時代は,急速に過去のものとなりつつある。つまり,日本でもいよいよ本当の意味での「勉強」が求められるようになってきたということである。』

ここでいう「勉強」と言うのは,当然に,大学へ行けとか,もう一度中学校から算数をやり直せというものではない。そういう学歴とか,頭がいいとか,偏差値が高いとか,そういうものはどうでもよくて(良くないかもしれないが),そういうものではなくて,例えば,経営者なら,プロの経営者として飯を食ってけるような己の才能・能力を磨きなさいということなのだ。

つまり,己のコア・コンピタンスを磨きなさいということなのだが,これがつまりは,ジョン・ネビッツのグローバリズムの双方向性の定理に結びついちまうんだなぁ,これが。

人生の成功をどう定理するかは難しいけれど,いい大学に入って,大企業に就職してという,今までの成功サンプルがすでに陳腐化し始めているのは事実だろう。



【わたしはこれから岐阜へ】

なんだか凄い2月だったなぁ。
怒涛っていうのは,こういうことを言うんだろうなぁというぐらい,忙しい2月だった。

それは,何よりも明日からのIT CITY PLATFORM in GIFUの準備があったというのもあるだろうしぃ。

この(↑)フレーズは,関西なら,じゃ,あんたは準備ってなにやってましたの?っていう突っ込みを期待しているわけだけど。(笑)

で,なにを準備していましたかというと,これです。→家元千社札。★\(^^;

IT CITY PLATFORM in GIFU開催期間中,私を見かけましたらどうぞお気軽にお声がけください。
運がよければ,家元千社札がもらえるかもしれません。

いらないって言っても差し上げます。(笑)
ただし,数に限りがありますので,品切れの際はご勘弁くださいませ。m(__)m

2001/02/27 (火)   
【そばやで一杯】

藤沢の門倉組さんへ行って帰ってきたところ。現在22時24分。
ちょと酔払い。

桑山さんに連れられて,お勧めのそばや,大船の「鎌倉」でそばをすすりながら一杯やってきた。
私は,基本的にそばは嫌いなのだけれど,更科系は大丈夫なのだ。

今日は,そばやで酒飲みの典型。
まずは,いたわさ。「鎌倉」のいたわさは,でかい。

なにしろ,かまぼこ1本を6等分にしかしないのだから。
それから,せりのおひたし。

本当は香の物が良かったのだけれども,あいにくと品切れ。
それから,だし巻き玉子。

そばやの卵焼きね。
これがないそばやは,私はぺけね。
箸休めには著度いいんだよね。あの甘さ加減が。

そして,そばは,てんぷらそばに限りますなぁ。
それも暖かいのね。つまりかけ。

てんぷらそばは,そばを先にすすりましてね,てんぷらはカラッとしたうちに決して食べてはいけません。
そうすると,だんだんと,てんぷらの衣がですね,つゆにふやけてぐちょぐちょになるわけですなぁ。

そのぐちょぐちょがおいしい。
そのぐちょぐちょを肴にして熱燗をやる。

というのが私のそばやで一杯の醍醐味なのであります。
ああ,なんと言う下品。

でもねぇ,下品なところに粋を見つけるのが,てんぷらそばで一杯の真髄ですなぁ。



【再びチーズはどこへ消えた】

1月22日の店主戯言で書いた「チーズはどこへ消えた」だけれども,世間判はかなりいいようだ。

先日は,羽田行きの東京モノレールの車中で,コピーしたものを読んでいるサラリーマンに出会ったし,ももちどっとよむのファンの方々(ていうのがおられるのだ本当に)からも,あれは良いとの話を聞く。

いつだったか,NHKの朝方の番組でも紹介されていたなぁ。(BSだったか?)

今朝方,関与先のイントラネットを覗いたら,そこにもこの本が紹介してあったし。
なにやら,新潟県の建設会社さんは,全社員に買い与えて,感想を書かせたとか。

私は,1月22日にこう書いている。

アメリカの人っていうのは,こう言う「物語」が好きなんだろうなぁと思う。
100ページに満たないこの本の言っていることは,単純明快である。

それは,たとえ失敗したとしても,変化することは善であるということだ。

それは,わかっている。十分すぎるぐらいわかっている。
でもねぇ,人間っていうのはそうはできていないんだなぁ。

『自分のチーズが大事であればあるほど,それにしがみつきたくなる』
そういうもんだ。

この本はね,チーズを建設市場とかね,公共事業とかに置き換えて読むと深読みできます。

まあ,それは別に建設業でなくともいいのだけれども。
つまり,私自身の問題だと思って読むことが大事だということなのだなぁ。

  変化は起きる
   →チーズはつねにもっていかれ,消える

本当に自律的思考が支配的であるアメリカ人が好みそうな話なんだなぁ。
今までの日本人なら,チーズがなくなったらどうするのだろうかと考えれば面白い。

例えば国にお願いして(国会議員でも,県会議員で市長でも町長で村長でもいいよ)チーズを持ってきてもらうんだよね。→社会主義的な配分のルール。
それとも,胡散臭い神様にお祈りしたりするんじゃないだろうか。→新興宗教の勃興

こんな本が今日本人に受けるということは,やっぱりね,少しずつ日本人の考え方の中に自律的な思考が芽生えてきたからと言うことができるのだろうか。
→まあ,それも環境がそうさせていると言う方が正解だろうけれど。

2001/02/26 (月)   
【経済のグローバリズムは地方の特色を無くしてしまうのか】

『現代』3月号には,とても興味深い論文(?)が二つ掲載されている。
一つは,河合隼雄氏と柳田邦男氏の対談『IT革命で喪うもの』。
それと,もう一つが,私の現在のお気に入りである,佐和隆光京大教授の,『思いやりを欠く「市場主義」に訣別を』である。

後者は,IT革命の本質である,市場主義化への危惧,資本主義本来の原理活動である,個の強調と競争の結果である不平等を危惧したものであり,私の(私的)2000年度ベスト経済書である『市場主義の終焉』(佐和隆光,岩波新書,2000/ 10/20)を要約したような内容となっている。

前者は,IT技術が生活に浸透することによる,「こころ」の問題を取り上げている。
これは,比較的分かりやすい話として読者に受け入れられるのではないだろうか。

つまり,これらが指摘するのは,IT革命の負の部分であり,暗の部分である。
IT革命に対する危惧と言うのは,要約すればこの二つの論文に尽きるような気もするなぁ。

これ(IT革命の負の部分であり,暗の部分)については,自治体建設CALS/ECを考えるときに避けて通れない道なので,おいおい私が講演等で話しているところを体系的にまとめていきたいと思う。

それと,これらに関連してよく聞く話しとして,「経済のグローバリズムは地域の特色を無くしてしまう」というのがある。IT革命反対論者が地場経済の活性化と雇用の確保の公共工事を守る理由として言うことが多いのだが,私は,これは嘘というより詭弁だと思う。

私の講演で聞いた人もいるだろうけれど,ジョン・ネビッツのグローバリズムの双方向性の法則っていうのがある。つまりそれは,『グローバリズムの双方向性は,最末端を強くする』というものなのだけれど,つまり,グローバリズムにおいては,特色の無い,地域,自治体,中小企業,個人は生きられないと言うことである。

逆説的には,グローバリズムは特色のある,地域,自治体,中小企業,個人にとっては,生きやすいシステムなのだということなのだが。

私は仕事でそれこそ日本国中を旅していますが,どこへ行っても,どこの駅前を見ても,それはどこも同じなのですね。
何の特色も無い,同じような駅前が並んでいる。

それは,中央集権型の日本のシステム(これを社会主義という)が,そうさせたと言ってもよいでしょう。
実は,地域の特色を無くしてしまったものは,日本という国の社会主義的なシステムにあったとうのが私の結論なのです。



【3月2日の準備と予定】

右首から肩にかけて,パンパンに張ってしまっている。PPTを集中して作成したツケか。
今日は私はオフなので,午前中に残りのPPTを作成してしまってから,午後からマッサージへ行く予定。
旅なれた身なれども,それゆえに,自分の事務所で仕事をすると,本当にホッとするなぁ。

3月2日(金)に予定されているIT CITY PLATFORM in GIFU Microsoftスペシャルセッションの自分自身の準備がまだ終わらない。

お題は,「事業者団体によるIT化戦略」なのですが,同じ内容で×3回だと,30分のPPTを一つ準備すれば済む。でも,それじゃぁねぇ,と思って,続き物にしようとか考えたりするから,苦労が多いのである。

それと時間が若干変更されました。変更された時間は以下のとおりです。

 11時00分〜11時30分
 13時20分〜13時50分
 15時40分〜15時10分

詳しくは,こちらのMSブースのプログラムをご覧ください。
私の講演以外にも沢山楽しいことはあるのです。岐阜でお会いしましょう。

2001/02/25 (日)   
【Being Digital】

私の最新論文,Being Digital −中小建設業とIT化−をHTML化してみた。
→『Being Digital −中小建設業とIT化−』

つまり,これが,私の最近の論調だと思っていただいて結構なわけで,まあ,そんなに激変しているわけではないけれど,それは私のも生物ですから,日々変化はしているわけで,明日になればそれはまた変化はするかもしれないけれど。

今日は,3月1日2日用のPPTを合計4つ作ってみた。それは疲れる作業であった。
しかし,あと一つ残っているのが恨めしいところなのだなぁ。(T_T)

【今週の読書】

『にっぽんリセット』中谷 巌,2001年3月3日,集英社インターナショナル

中谷巌氏の最新著書。
題名が,ほとんどおちゃらけている通り,内容は経済書としてはかなり読みやすい部類のものだろう。

内容的には目新しい発見はない。従来からのIT革命推進論者としての中谷氏の論理を,一般向けに分かりやすく書いた書籍だと理解すれば良いだろう。

ポジション的にはこうであろう。
まず,IT革命を日本経済復興の最後の手段と位置付ける。

この時,なぜ『IT革命』なのかという根拠は,90年代アメリカ経済の復活に求める。
これは多くの他のIT革命推進論者と同様である。

つまり,中谷氏はこういう。
『私がIT革命を「本物」だと思う証拠の一つは,アメリカ経済の「復活」である。』

『・・・・アメリカでは,この九年間,賃金はおよそ四%も上昇しているのに,物価上昇率は一〜二%程度にとどまり,インフレは起きていない。』

『これはなぜかというと,IT革命によって生産性が上がったからである。賃金が上昇しても,それ以上に一人当たりの生産性が上がっているのなら,実質的には賃金は上がったことにはならない。そのためアメリカでは,経済学の常識を打ち砕く「インフレなき高度成長」がなんと九年間も続き,いまだにとどまることを知らない。二〇〇一年は若干の調整が起こるものの,それ以降は再び三〜四%前後の成長が続きそうだ。』

そして,アメリカの例に倣えば,このIT革命の恩恵を享受するために必要なものがある。
それは,中谷氏によれば,こうなる。

『八〇年代には,「アメリカの財政赤字は強要限度を超えている」と言われ,レーガン大統領時代の大減税も「こんなことをやっていたら財政はどうなるのだ」と批判を浴びていた。しかし結果的には,当時の減税や規制緩和といった大胆な政策が,九〇年代に起きたIT革命につながり,大きなプラスとなったのだろう。』

『歳出削減による「小さな政府」づくりは絶対必要だが,大幅な増税や大インフレに頼らない財政赤字解消法,つまり国民に過大な負担をかけずに財政を立て直す方法は,これ以外にない。』

CALSの生い立ちは,私はレーガノミックスにあるとしているのだが,建設CALS/ECの言い出しっぺは,このあたりをどう理解していたのだろうか。

2001/02/24 (土)   
【ときめくパーソンの双六人生】

@Niftyの建設業向けポータルサイト C-PAS( http://const.nifty.com/) の「ときめくパーソン」に,私のインタビュー(中編)が掲載されましたので,お知らせ。

内容はちょっと辛口?

というところで,本日の駒ケ根市での勉強会,皆さんの覚えが良いものだから,予定よりも1時間ほど早く終了。
丁度,甲府まで帰る方もおられたので,今日は駒ヶ根泊をキャンセルして,甲府から「あずさ」に乗って帰ってきてしまった。

今週は,甲府でのセミナーから始まったので,甲府から帰るとなると,なにか「ふりだし」に戻った双六のような人生だなぁと感じた次第。

このネタも昔書いたような気がするなぁ。双六人生


【札幌でおあいしましょう】

オープンセミナーのご案内に,3月15日に札幌市で開催されます,'01岩崎フェアーでの講演を掲示しました。

昨年に引き続き,岩崎フェアーでの講演が決定しました。
今回は,長野県飯田市の(株)トライネット熊谷喜久男社長の「中小建設業M&A戦略の挑戦-ISO,IT化そしてM&A-」という講演をフューチャリングし,IT化のみならず,ISOやM&Aといった戦略的な経営事例をお聞きいただきながら,中小建設企業の経営戦略を考える。そんな内容のセミナーにしたいと考えております。お楽しみに。

2001/02/23 (金)   
【名古屋着】

15:08高山発の特急飛騨で名古屋入り。
ホテルへチェックイン後,名鉄バスまで,明日の駒ヶ根行きのチケットを購入にいってきた。

そして,珍しく(笑),どこへも寄り道しないでホテルへ戻ってきた。
今日はどこへもでかけないで体を休めるつもり。お酒も飲まない。

ご飯は,飛騨の車中で食べたお弁当で十分のようだ。
腹がすかないということはいいことなのだろうか?などと考えていた。午後7時40分。



【おそるべし高山うどん】

田口さんに,朝飯ならぬ朝うどんを食べに,高山市内の新井製麺所さんへ連れて行っていただく。
ただし,ここは,製麺所であって,食堂ではないので暖簾もなにもないのであった。

しかし,店の中に入るとびっくり。
結構広いスペースには,テーブルと椅子が配置してあって,そこで,むかつい男たちがうどんをすすっていた。

入り口すぐに受けつけカウンターのようなところがあって,そこで注文する仕組み。
私は,大(つまり麺が2個)のかけ+てんぷら+ゆで卵を注文。

まつことわずか,製麺所なので当然だが,できたての釜揚げのあつあつのうどんが,醤油味のつゆに沈んでやってくる。
それを自分でテーブルまで運んで食べる仕組み。後片付けもセルフである。

朝から二個玉は結構きかったが,なんとかたいらげた。
しかし,お客さんは引きも切らない。なんという回転率。

それもなぜかガテン系のヤローばっかり,というところがよい。
香川の誇る「おそるべし讃岐うどん」の高山版みたいなところであった。といっても,高山は製麺所系うどんやはここしかないとのことだが。



【高山二日目】

【めでた】

昨晩,高山管設備工業協働組合さんとの懇親会。
宴もたけなわ,事務局長さんをリーダーに,「めでた」を聞かしていただいた。

それはまるでドンコサック合唱団(わたしも例えが古いねぇ)のように朗々と響き,和室でお膳でという古めかしいスタイルの宴会を益々古式豊かにしてくれるものだった。

この「めでた」が終わると無礼講ということらしいのだが,こういう風習というか慣わしというのは,なかなかいいものである。

しかし,これを結構どこでもやるということなので,知らない土地でやったら,まるで何かの宗教団体のように胡散臭いことは請合いなのだ。

ところで,今ほど,高山地方では地震あったぞ。震度2ぐらいか?

今日は,勉強会二日目。
それと,3月1日のお祭りの打合せ。

終了後,私は名古屋まで移動。本日は名古屋宿泊。
明日は,高速バスで,駒ケ根市へ。

というところで,駒ヶ根ネタをいただいたので無断掲載。

またまたこの週末に駒ヶ根に出没されること、うらやましくて ついメールしました。
万里のローメンも うまいのかまずいのか面妖な食い物ですし、僕は風土が染み込んでいてうまいと思いますが、精養軒も思い出されました。
玉龍のソースカツ丼も時々食べに行きます。僕はチキンかつ定食のほうが好みですけど。

あぁ青春の駒ヶ根です。玉龍を中心に半径50メートルが、当時の僕の夜のテリトリーでした。
玉龍を背に右手前方の「梨花」の四角い餃子もおいしかったなぁ。(これは店じまいしてしまったのでもう食べられません)
割烹系なら左手の「福元」

もし、時間があれば玉龍の裏道の小道に「こすも(発音は 漢字では?クイズ)」という蕎麦がおいしい飲み屋があります。随分昔の記憶なので定かでは無いのですが、そば餃子とかありました。焼酎のそば湯割りも。僕は隣の「ぶんぶん」がいつもの店でした。
駒ヶ根に限らず伊那谷は「食い道楽」の谷で、うまくない店は直ぐにつぶれてしまいます。20年もやっている所はそれなりの歴史があると想いました。

2001/02/22 (木)   
【性能規定発注方式】

昨日は,岐阜県庁さんを中心に沢山の面談と打合せ。
3月1日,2日のお祭り目指して,いろいろとやることが沢山。

その面談の中で,思わずにやりとし,流石岐阜県と感心したのが標題の件である。
それは,ある方との面談での中でだが,建設CALS/ECの話題が,性能規定発注方式まで矛盾無く流れていくことの凄さだ。

わたしは,CALS的調達の代表例として,性能規定発注方式を例としてあげているのだが,発注者(それも自治体)から,CALS的な考え方をしていくと,ものを作るから,ものを買うという視点に発注者側が立たなくてはならないという意見を聞けて本心嬉しかった。

それはアカンタビリティにも直接関係することだろうし,これからの公共事業の発注者側のありかたを考える上ではとても大切な視点なのだが,一方,受注者としては,きちんとした自己のブランドの確立が何よりも大切なことを物語っている。

つまり,コア・コンピタンス経営の確立である。

「TVを買うのに,いちいち,使われている部品の数や,種類を調べて買うことはないでしょう」という例えが,なんとも嬉しすぎるのだ。

ということで,わたしは,今日はこれから高山へ移動である。
今日と明日は,高山のコア・コンピタンス集団と勉強会だ。



【桃知利男の現場IT化戦略 KEN-Platz 建設現場情報局連載コラム更新】


桃知利男の現場IT化戦略 KEN-Platz 建設現場情報局連載コラムを更新。
藤川編集担当との打合せで,今回から週刊コラムとすることとした。

今回からのお題は「現場状況報告からはじめよう」である。
読んでね。そして感想を頂戴である。



【Give Tanks!甲府】

甲府から,20日のセミナーの感想メールが届く。
反応が心配だっただけに,こういうメールはとても嬉しい。

こんにちわ・・・昨日は楽しいお話ありがとうございました。
私は、山梨県のアピオで昨日行われた講演会に出席した者です。とても分かり易くそして楽しい講演でした。
これからもはっきり物を言い楽しい講演を期待しています。
感激したのでメール送りました。

2001/02/21 (水)   
【岐阜でおあいしましょう】

桃知@特急ふじかわの車中です。^^;

さて,3月1日2日と岐阜市で開催されますIT CITY PLATFORM in GIFU 第2回 都市づくり先進情報技術展に参加しておりますので,お知らせいたします。

3月1日は次のセミナーを受け持ちます。
■建設CALS/ECセミナー
  3月1日(木)
  13:00〜15:00 新世紀に船出する「中小建設業界のIT化戦略」
  15:10〜16:30 建設業界団体の情報化に対する取り組み事例

 [会場]岐阜メモリアルセンター第一会議室 [主催]岐阜県 
 [共催]岐阜県都市計画協会、(社)岐阜県土地区画整理協会 
 [定員]200人

前半は,私の中小建設業IT化持論を聞いていただきます。
後半の「界団体の情報化に対する取り組み事例」は,郡上建設業協会の前田会長による,郡上建設業協会の情報化への取り組み事例のお話も準備しております。

参加は無料です。
詳しくは以下のURLをご参照ください。
 URL http://www.pref.gifu.jp/s11654/icp/Seminar.html

それから,このIT CITY PLATFORM in GIFUにはMicrosoft社が出展しますが,Microsoft社のブースでは,期間中スペシャルセッションが準備されています。

3月1日(木)は,二つのスペシャルセッションを準備しました。

11時00〜11時30分
  向井征二氏(岐阜県建築士事務所協会会長)
 「岐阜県建築士事務所協会のIT化戦略」

15時10分〜15時40分
  砂田信博氏(高山菅設備工業協同組合理事長)
 「高山管設備工業協同組合のIT化戦略」

どちらも,日経BP社の建設CALS/ECフォーラムのそれぞれ,福岡,東京で発表を行い好評だった事例ですが,今回は本拠地岐阜でのお披露目となります。

私は3月2日(金)に3回ほど,ミニ講演をいたします。
お題は,例によって「事業者団体によるIT化戦略」ですが,同じ内容を三度も喋るほど私は器用ではないので,連続モノにしようかと考えたりしています(笑)。

時間は以下のとおりです。
 11時00分〜11時30分
 13時10分〜13時40分
 15時20分〜15時50分

ということで,みなさん,3月1日2日は,岐阜でお会いしましょう。

■IT CITY PLATFORM in GIFU 第2回 都市づくり先進情報技術展 
URL http://www.pref.gifu.jp/s11654/icp/mo.htm



【Give Thanks Ms. Yoko】

今月前半は・・・・出張続きでしたので、今頃ツケが一度にまわってきて、大慌てです。
月末締め切りね!といわれて余裕で受けたつもりが、今月は29、30、31日が無い事に気づくのが遅かったのです.....
大半を地方出張でお過ごしの桃知さんは、いったいいつ、どうやって膨大な量の原稿を書いているのか、
目下、必死に店主戯言を研究中です(笑)

地方の美味しいお酒と美味しい食べ物で、
御元気になれますように。

本当だ,今月は,29、30、31日がねえじゃないかい。(T_T)


【今日はこれから岐阜へ移動】

アインシュタイン曰く。
「だれもやっていない,新しいことやってみなさい。大事なことは,まず,やって見ることなのだ」

涙の出そうな言葉だなぁ。
昨日の南極観測隊のTV番組で出てきたことばだ。

私のような,サラリーマンを長くやっていて独立した人間には,なんと心強い言葉か。
こういう,一つのフレーズが,私の推進エンジンになる。単純なんだ人間なんてね。

昨日は,甲府にて,講演。
なにか,場の雰囲気をつかむのが難しい講演だった。

初めて北海道で講演したときのような雰囲気を覚えた。
それは,冗談が冗談として通じないというようなものね。

でも,終了後の協会の方々との懇親会での話は,結構濃かった。
事業者団体イントラネットの説明を聞いてピンと来られていたのは流石としかいいようがない。

さて,本日は以下の移動。
だからね,今,午前5時20分なんだよ。

甲府 6:32 (ワイドビュー)ふじかわ 2号 静岡 8:31
静岡 8:51 ひかり 143号 名古屋 9:51
名古屋 10:00 東海道本線(熱海−米原) 岐阜 10:24

2001/02/20 (火)   
【ダイヤ乱れる】

いやはや,大嫌いな埼京線が私が乗ろうとした電車で,STOPひばり君!
池袋で車両故障とのこと。なんともである。

やむなく,再び赤羽から田端まで,京浜東北線にのり,田端から山手線で新宿へ。
新宿着は10時1分。あはは。。。間に合わなかったと,肩を落とし5番ホームへ。

しかぁし,天は我を見捨てなかった。
そこには,なぜか,いないはずのスーパーあずさ5号がいるではないですか。

ということで,なんとか滑り込むセーフで,予定通り,桃知@スーパーあずさ5号なのです。
が,なんとも,この「あずさ」,かなりこてこてと走っております。



【少し復活したけれど】

ほどほどに仕事をするということは大変難しく、ほとんど無理と言っていいですが、良い意味で(?)適度に手を抜いて体を休めてください。それができりゃ苦労しないという声が聞こえてきそうですが。。。

(↑)の太田ジオさんはじめ,皆様からのお見舞いメールありがとうございました。
昨日一日休ませていただいたおかげで,少し復活です。

本日は,以下の予定で甲府までお出かけして,(社)山梨県建設業協会の青年部会様の招聘で講演です。

9:27 京浜東北線 赤羽 9:35
赤羽 9:41 埼京線 新宿 9:54
新宿 10:00 スーパーあずさ 5号 甲府 11:27

本日は甲府泊。
明日は,少々早起きして,岐阜へ移動。

甲府 6:32 (ワイドビュー)ふじかわ 2号 静岡 8:31
静岡 8:51 ひかり 143号 名古屋 9:51
名古屋 10:00 東海道本線(熱海−米原) 岐阜 10:24

22日,23日は飛騨高山へ。
23日は名古屋宿泊で,翌朝24日はバスで駒ケ根市まで移動。
25日に蕨へ帰る予定です。

なんとハードな一週間なのでしょうか。(T_T)

2001/02/19 (月)   
【緊急休業日】

今日は,クライアントさんに無理を言って,仕事を急遽キャンセルしてしまった。
体の調子がものごっつう悪いので,どうしようもないのだ。

疲れがが,溜まったなぁ。(T_T)

2001/02/18 (日)  ▲ 
【ときめくパーソン】

北海道から無事帰還しました。長距離の移動っていうのは時間はどうであれ結構疲れるものです。
しかし,また明日から仕事の山です。(T_T)

さて,今朝発行した,ももこむ通信の121号でもお知らせしましたが,@Niftyのテスト運用中のポータルサイトC-PAS( http://const.nifty.com/) の「ときめくパーソン」に,私のインタビュー(前編)が掲載されましたので,お知らせいたします。

ご一読いただければ幸甚です。


【今週の読書】

『新世紀への英知』渡辺昇一,谷沢永一,小室直樹,2001年2月15日,祥伝社

副題は,「われわれは何を考え何をすべきか」である。
これについては,懐かしい方からメールをいただきました。ありがとうございます。m(__)m

ご無沙汰しておりますが、大変ご活躍の様子ですね。
ニュースレターにありました、

>
> 小室直樹氏は,昭和55年に「ソビエト帝国の崩壊」(光文社)という本を書いて,大変
> 早い時期からソ連の崩壊を予言していたが,その小室氏がこういう。
>
> 『今の日本の有り様が,あまりにもソ連の末期とすべての面で似ておりますので,この
> 次には「日本の崩壊」を書かなくてはならないのではないかと思って心配しております
> 。
> (笑)』(新世紀への英知』渡辺昇一,谷沢永一,小室直樹,2001年2月15日,祥伝社)

小室さんの言われる前の戦争からの間接金融の習慣が社会主義的な業界を拡大せしめて、その制度疲労などから、現在の不況があるという意見は頷けますね。さすが、桃知さん。
小室さんは、シュムペータしか不況脱却の道はないと断言しておりますが、「信用を供与するもの」が金融機関でないとするとどうなるのでしょうか、、。

創造的破壊ってやつでしょうか。本当にどうなるのでしょうか。
問いかけが難しすぎて即答できないのです。^^;



【ガンバレ桃知!】

札幌講演のご感想をいただいた。m(__)m

セミナーを終えて、懇親会会場へ移動の際の表情をうかがうと「心底疲れきったご様子」
大丈夫ですか?

私も中味や質やレベルはともかく、「ITの押し売り」をしている関係上「他人と会話する事は、ある意味神経をすりへらす事だ」と考えております。
さらに、大勢のお客さんの前で、反応をリアルタイムで受け止めながら、話のレベルや内容を微調整し、時間を気にしているわけです。
私が思うに「人間業」ではありませんね。
体の疲れも当然ながら、「精神・神経」の疲労度はいかばかりかと心よりお見舞い申し上げます。

ただ
反応は「最高!」でしたよ!

「いや〜すっきりしました!上司に進言すべきポイントがこれほど絞れたのは本当に嬉しい!」
「今まで出席していたセミナーは何だったのでしょうかね?その位衝撃的にすばらしい内容でした!」
「いくらお礼をすれば当社にてご講演いただますか?」
「こんな少ない人数で聞くのは勿体無い!!」
「10倍セミナー料金払っても、もう一度聞きたい!」

などなど・・・・私の予想をはるかに上回る反響でした。
本当にありがとうございました。

私の個人的な感想は思いっきり長くなりそうですので今日は割愛致します。
まずは、お疲れ様でした。そしてくれぐれもご自愛下さい。
ガンバレ桃知!です。

今日はご苦労様でした、建行協会員の満足度は自分達の日常業務における再考を促す大きな動機付けになるセミナーになったのではと思っています。

サラリーマン時代から色々とセミナー、自己研鑚セミナー、特訓を強いられました?
冷静に今回はお話に聞き入り桃知様の計算された展開に敬服する次第です。

昨日は,いつもと違って,いつも(時間切れで)話せないお尻の部分(業界団体ベースのIT化)から話してみた。
それは,イコール岐阜県の事例を紹介するということであるけれど,岐阜県の事例では,行政書士のお仲間である亀井先生とのコラボレーションの事例も紹介したかったのだ。

それにしても,この(↑)二つのメールは,私の話の技術的部分にふれていることに特徴がある。
それは,いよいよ,私の話芸もそのテクニックについて意見が来るようになってしまったということである。
冷静なオーディエンスは最近目が肥えているようだ。

しかし,本当に疲れているのだなぁ。(T_T)
ガンバレ桃知!だなぁ。



【札幌から】

桃知@札幌%今日は暖かいらしい。(笑)

昨晩,ふと目が覚めると,電源をいれっぱなしにしていたTVから,「SNバトル,道産子気質が北海道をダメに」という討論番組がながれていて,しばらく聞き入ってしまった。

それは,今の元気の無い北海道をどうするのかというお題なのだが,話されていたのは,自律できない北海道の嘆き,保護下でしか生きられない北海道の嘆きと開き直りのようなものであった。

そこでは当然公共工事と談合の話もでてきていた。社会主義的でさえあるという言葉も出てきた。
そこで言われている公共工事は,一部の業界のためだけの援助という位置付けであり,「建設産業は地域地域に毛細血管のように張りめぐらされている。」というようなものではなく,血管の役目をしない(地場に経済的な栄養を補給しない)公共工事への批判であった。

この文脈では,公共事業と地場の建設業は地域経済の活性化に役に立っていない。
こういう認識を(本来の発注者である)国民からされたら,「地場経済の活性化と雇用の確保」という主義はなりたたない。

つまり,多くの地場地域の毛細血管としての建設業が立脚する公共事業は主義を失うことになる。
これに対して,建設業界は反論はできるのだろうか。

北海道のこの番組にかぎらず,マスコミでは,公共工事,談合は悪であるという,通り一遍の論調が強調されている。必要なものは,建設業界,そして公共工事発注元からの反論ではないだろうか。

それは,感情論ではなく,理論的に主義主張ができるだろうかということである。
実は私の自治体建設CALS/ECの研究とは,この答えの模索なのである。

問題は,IT革命の中で,ケインズは死んでしまったように見えることなのだ。

2001/02/17 (土)   
【ダウンロードのページ】

ダウンロードのページに,建設通信新聞01/02/16 建設論評『ISOというメトリック』を掲示しましたので,ご利用ください。



【気になる記事】

桃知@札幌です。札幌は寒いよー!
今日は午後から北海道建行協さんの招聘で講演です。

ところで,私にとって札幌とはガラナなのですね。今もリボンガラナ@サッポロビールを飲んでいます。(笑)

さて,昨日(2001年2月16日)付の建設通信新聞の10面に気になる記事があった。
『小川忠男国土交通審議官は十五日,記者会見を開き,建設産業界の再編いついて「建設産業は地域地域に毛細血管のように張りめぐらされている。ほかの業態ほど簡単ではない」との見解を示した。その上で,九日に発表した建設産業再編促進策を「慎重なハンドリング」で運用していく考えを述べた。』

『業界再編については小川国土交通審議官は「基本的にはそれぞれの企業の自己責任と自助努力にもとづくべきだ。われわれにとっては環境整備をするにすぎない」と,再編促進に向けた基本スタンスを語った。』

『そのうえで,「他業界に比べて建設産業の業界再編が遅れているとの指摘があるが,私も基本的にはそう思う。しかし,建設業界には固有の問題があるのも事実だ。他業態ほど簡単にはいかない」と述べ,再編促進に向け慎重に取り組む考えを示した。』

私が自治体CALSを研究していて,引っかかっている問題とは,実はこのことなんだなぁ。
つまり,「建設産業は地域地域に毛細血管のように張りめぐらされている。」というところ。

公共工事という血液を心臓(国が)流してやらないと,壊疽を起こして細胞が死んでしまう。その細胞が地域だとすれば,まさに地域の建設業は毛細血管だろう。それも肥満した脂肪に張りめぐらされた毛細血管かもしれない。

さらには,血管はあくまでも血管なので,自己責任や自助努力なんてするわけがないのである。
というよりも,そういう機能は持ち合わせていない。

役目は血液に乗ってやってくる,酸素や,栄養分を運ぶパイプなのだから,自己責任や自助努力なんて血管に求めるほうが間違っているのだ。

要は,この毛細血管を通して,栄養補給しなくてはならいシステムそのものを考える必要があるということだろう。つまり,問われているのは,この日本という国の社会主義のシステムそのものではないのかということである。

それは,体にたとえれば,血管の機能を効率化することかもしれないし,体質改善をすることかもしれない。
コレステロールで流れの悪くなった血管を大掃除することかもしれないし,血液の量を少なくてすむように,肥満した体をダイエットすることかもしれない。

小川国土交通審議官のこの発言には,金融再編問題でのモラルハザードと同種の感覚を感じる。つまり,対象が大きすぎて潰せない。というやつだ。

小室直樹氏は,昭和55年に「ソビエト帝国の崩壊」(光文社)という本を書いて,大変早い時期からソ連の崩壊を予言していたが,その小室氏がこういう。

『今の日本の有り様が,あまりにもソ連の末期とすべての面で似ておりますので,この次には「日本の崩壊」を書かなくてはならないのではないかと思って心配しております。(笑)』(『新世紀への英知』渡辺昇一,谷沢永一,小室直樹,2001年2月15日,祥伝社)

ここが,自治体建設CALS/ECを考えるとき,どうしても突き当たってしまう問題なのだ。

2001/02/16 (金)   
【芸人根性】

昨日は,東京での講演を終えて,郡山までお見舞い。
今朝,とんぼ返りで帰ってきた。
今日は,札幌まで遠征しなくてはならない。

昨日,郡山までの新幹線の中で,高山@ノア%プロレスラーと一緒だった。
初めて近くで見る彼は,流石にでかい。

ビアダルのような胴体であった。
なぜか,彼は半そでシャツなのであった。

存在だけで他を圧倒するするその様は,まさにプロレスラーである。
私には,まだ,その真似はできない。(T_T)

昨日の講演の感想がとどく。

本日の講演 大変爽快でした。
思っていることを先に実行されていることを知りとても力づけられました。
”ムチャ おもしれー”
”ムチャ すげー”
といった感想です。

深謝

本日の建築設備総合ゼミナールを受講いたしました。
今回で3回目の受講となりましたが、自分で納得のいくファイナルステージのような講演となりました。
今回の感想を述べさせていただきます。

レジュメを読んで今まで先生が展開してきた理論の総括的な内容を感じ取りました。
当初私は建設CALS/ECの興味から先生のHPを拝見してきましたが、IT戦略化やコアコンピタンスそしてナレッジマネージメントへと展開されているところは同感であります。

特にナレッジマネージメントについては、野中郁次郎先生の書物で「情報の共有化」 を知り、その手段を模索していた時期でありまして、方法論として先生の示すところ が見えてきたと直感いたしました。

最近特に感じるのですか、先生がコンサルという経済活動と共に中小規模建設業を対象としたフィールドワークがアカデミックな研究の対象となっているのではと感じて おります。
全国の中小企業の指針となるべき方向を示していただきたいと存じます。

業界の動向も自治体を巻き込んでやっているところはやっているし、やっていないと ころは未だにやっていない状況のなかで、もう後はなすがまま自然淘汰に任せる他ないのではないでしょうか。
企業文化がその遺伝子を形成するならば、ダーウィンの進化論並みに自然に任せるというのはいかがなものでしょうか。
先生はその先をどのようにお考えでしょうか。

今回のオーディエンスは、おそらく半分以上は大手サブコンの担当者で、先生のお話は彼らにとってタブーのお話ではと思ったのですが、他の皆さんはどのような感想をお持ちになったのか非常に興味のあるところです。

また最近の講演は、OHPを使ったプレゼンが本流になってしまいましたが、私は非常に苦手です。
とくにパワーポイントの画面をそのまま印刷して渡して、同じ画面をOHPに写して講演されるのですが、聴衆者の視線はどこにあるのでしょうか。
先生が黒板に書く文字を追う視線の横に先生の視線を感じる緊張感を味わう関係は,時代遅れなのでしょうか。
桃知先生のようにレジュメをしっかり書かれてフォローされている方はいいのですが、やっつけ仕事の先生の講演は非常に疲れます。

コンサルも過剰ぎみだとおっしゃっておりましたが、お体をご自愛の上ますますのご繁昌をお祈りいたします。
どうもありがとうございました。

なかなか,目の肥えたオーディエンスからのメールである。
これだから,芸人は育つのだなぁ。

ご指摘の通り,今回の1時間20分の講演のために,私は2万字ほどの論文を一本上程しているのである。
手は抜かない。それが講演芸人の使命だと思う。

その他,難しい質問は,後程,ぼちぼちと私の考えるところを書かせていただきます。

2001/02/15 (木)   
【オープンセミナーのご案内】

オープンセミナーのご案内に以下を掲示しました。

2001年3月23日,東京・四ツ谷 主婦会館プラザエフ 主催:(株)エスジーエス・アイシーエス・ジャパン教育訓練部

私の出番は,午後からですが,これを第二回東京独演会と位置付けた講演を行う予定です。つまり,通り一遍のことははなしません。

午前中はISOの勉強をしていただいて,午後からは,桃知の胡散臭い話で脳味噌をシャッフルさせるという,年度末で疲れた身には,相当負担のかかるセミナーとしたいと思います。(笑)

ご要望があれば,懇親会も開催したいと思いますので,是非ご参加くださいませ。


【責任と権限とかいうようなもの】

私の最近の考えでは,中小建設企業は,むしろ責任と権限がいい加減なので(と書くとなんだが,要は最終的には社長に全ての責任と権限があるので,つまり大株主=社長だな),いいんだと思う。
これはむしろIT化には有利だと考えている。

中小建設業は,大なり小なり(中小で大なり小なりというのも変だが)所詮個人商店の域をでていることはない。
いくらISOで責任と権限を明確にしようが何をどうしようが,大株主=社長なんだから,資本の理論上どうしようもないのだよ。

しかし,その一方,全社一丸というのも,なんか変だと思う今日この頃である。
むしろ,社内にカウンターパワーがないと,独善的に走り過ぎないだろうか,つまり独裁である。

要はこうである。
IT化という視点でみると,官僚制よりは,組織的には文鎮型みたいのがいいのであるけれど,個々構成員をみると,みな同じ考え方をしているのは,むしろ危険だろう。

社内に反対意見がないというのも,なんか不気味であるのでね(むしろ反対意見が出るということのほうが,情報交換が行われているという実感が私にはある),反対意見の言える社員,会社の雰囲気,そういうものを作っていくほうがむしろ大事だと思うのだが。

最近のCALS-MLのISO談義を読んでいいて思うことをつらつらと書いてみた次第。(笑)

ついでに書くけれど,ISO9000'sの取得は,指名競争入札はいらないって自己主張しているようなものだと私は思うのだけれども。如何か?
→これについては,1月29日の店主戯言【ISO】で書いたので,参照されたい。



【今日は東京で講演】

今日は東京は建築会館ホールで講演。
枠は1時間20分ほど。お題は,『電子市場化に伴う中小規模建設業の受注戦略と問題点・対応策』

このお題への解答こそが,大阪独演会用のテキスト『Being Digital』としてダウンロードのページに掲示したものなのだけれどもね。読んでいただけただろうか?

 ■ダウンロードのページ
 URL http://www.momoti.com/data/down.htm

問題は制度的なものがほとんどなので,一筋縄では解決はつかない。
特に中小建設企業の場合には,国土交通省の政策の視点外にある。というところで問題はますます複雑化するのものだからね。

私は,この解決策を自治体のCALSが提示できたらという立場でものを考えているのはご存知のとおりである。
私が,こう言うときのCALSは既に,調達のシステムという意味であって,電子入札や電子納品や,CADのフォーマットの問題ではないことも,私の読者の皆様は既に承知のところだろう。

私自身は,現在,CMnetの活動に興味を持っている。
それは,この民間の行う調達システムが成功すれば,自治体の行うCALSにおいてこの手法を取り入れることの可能性の高さを評価しているわけである。

この点,官製のCALSは,多分に調達システム構築までには時間がかかりすぎるだろう。
官は基本姿勢がキャッチアップなので,何も無いところからシステムを作り上げるのは非常に時間がかかるし,自らの立場の保守が優先するので,革新的な作業など無理なのだと思うのだ。

IT革命は民間が主導的な立場をとらないと経済的な波及効果は生まれない。この大前提は,どうしても履行されないとまずいと考える。

いくらIT関係に税金つぎ込んでも,それでは公共工事と変わらなくなってしまう。
税金を納める元を強化する視点が必要だということなんだよ。ようは,だれがカネを稼ぐのかということであって,これは,建設業におけるIT化視点,「現場のIT化」と同じなんだけれどもね。

2001/02/14 (水)   
【そして飛行機は新潟へ到着できなかった】

大阪伊丹空港発JAS793便は,予定よりも39分遅れて離陸。
離陸前に,既に大雪のため,新潟には着陸できないかもしれないとのアナウンスがあったので,私は新潟の予定は全てキャンセルしてしまう。

こういうアナウンスがあって,まともに到着したためしは飛行機の場合はまず無いのである。
無理は絶対にしないのが飛行機だからね。

それでも,JAS793分は,新潟へ向かって飛んでいくのである。
案の定,新潟空港は除雪作業で使用不可。掃いても掃いても,またあとから雪が降り積もってくるらしい。

挙句の果てに,風もあり,その上,凍結が始まっているとのこと。つまり滑走路はVery Poorってやつだ。
絶対に着陸しないと確信した私は,パソコン取り出して仕事を始めた次第。

しかし,飛行機は,それでも空港上空に待機を続けているわけで,諦めが悪いったらありゃしない。
約30分程上空待機。窓の外には,同じく待機しているANA便が見えた。
なんか水槽でぷかぷかしている川魚みたいで間抜け。

結局30分後,機長は羽田へ行き先を変更。
私としては,最初から羽田に向かって飛んで欲しかったところであるが,他の客人に対してはそうはいくまい。

というわけで,私は今,羽田に向かって飛んでいるのである。
しかし,国内で2時間も飛行機に乗っているなんていうのは,沖縄行き以外にはそうは体験できないのである。(笑)なんか得した気分か(笑)。



【大阪独演会御礼】

昨日は,堺市の「じばしん」で大阪独演会。
参加していただいた皆さん,どうもありがとうございます。m(__)m

それから,福井コンピュータの皆様には,大変大変お世話になりました。
ナチュラルヘアーズも,新ユニットFCKも,気合の入った笑いをありがとう。

しかし,相変わらず不思議な人たちである。今度,機会があったら,一緒に全国を廻ろうか。(笑)
是非,全国に紹介したいなぁ。(でも会社からOKもらえなかったりして。^^;)

大阪独演会は,結構まともな話をしてみたけれど,あんなんでよかったのだろうか,と朝起きると思うのであった。
感想はメールでいただければ幸いなのです。なんといっても,これは私の勉強会なのでね。勉強しないといけません。

二次会は,飛田新地の鯛よし百番で。
噂には聞いてきたが,凄いところにあるし,建物も元遊郭だけあって,不思議な料理屋である

帰りがけ,みると,お店には沢山のお客さんがおられて,どこが不景気なのかという雰囲気なのだけれども,一端外へ出ると,人影は少ないのでした。やっぱり不景気かと感じた次第。

しかし,飛田新地は不思議というよりも,異次元の世界であるなぁ。
百聞は一見にしかず,というか,とても言葉では言い表せないところなので,興味のある方は,「飛田新地」でサーチエンジンで検索してみて,そして興味があれば,実際に出かけてみることですなぁ。

というところで,私はこれから新潟まで空を飛ぶのである。

2001/02/13 (火)   
【書き出しと結びはできた(笑)】

桃知@のぞみ43号新大阪行きである。
今日は,大阪独演会。

私の出番は午後から,11時30分過ぎには,中百舌鳥到着の予定である。

さて,以下はある寄稿の書き出し。

「IT化などで何かが変わるとはとえも思えない。」という話を良く聞く。それも,自分自身は電子メールを使われ,インターネットを楽しんでいる経営者の方々に,そういう話をされる方が多い。

このような話に対する私の答えはきまって次ようなものである。「確かにITは道具です。なので何も変わらないように見えるかもしれません。でも,現場を含めた全社的なIT化は,確実に御社の文化を変えてしまいます。」「その根拠とは,IT化で確実に社員が利口になっていくということです。」「利口な社員(ものを言う社員と言い換えても良い)の集合体としての会社組織を経営していくことは,確かに望ましいことですが,実は,YESマン(ものを言わない社員)ばかりで経営していくことよりも,経営者としての資質をはるかに問われることになりますよ。」

そして,こういう結び。問題はあんこの部分である。(笑)

そして,ここで気づかれて欲しいのは,この現場状況報告のような取り組みがつくりだしているものとは何かということである。端的に言えばそれは「人」である。それは自ら情報を発信する,そしてその発信された情報を自ら活用すべく受け入れる自立的な社員(組織)である。つまり,「その一台,一台がつながり,お互いにコミュニケーションを発展させていく。さらに一台,また一台と増えていき,相互のコミュニケーションが網の目のようになっていくと,全体としてのその性格は知らぬうちに変化していく」のであり,全体としての変化は,相互作用において個々の社員の成長も促すのである。それは,善のスパイラル的循環とも言えるものである。

2001/02/12 (月)   
【不患莫己知,求為可知也】

土曜日,日曜日と気合的には相当気が入った仕事をしていたので,予定している原稿書きはあとひとつ。
具体的にいうと,KEN-PLATZのためのコラムだけである。
・・・・・これが今日出来上がったらどんなに楽か。

明日は,大阪独演会なので,準備もせなあかんかなぁと思うし,明後日は空飛んで新潟やし,15日は,東京で取材と講演。16日は,また空飛んで札幌までいかなならん。

二月は逃げる月と教わったけれど,本当にそうだなぁと感じております。
エリアリンクの林尚道社長に言わせると,こういう生活をしているやつは馬鹿なのでありましょうなぁ。

やっぱり連休は休める,休日はきちんとやすめて好きなことができる。
その上,年に一月ぐらいは,長期休暇が取れるような生活を考えなかったら,独立した意味がないやろ。なんでしょうなぁ。

しかし,孔子曰く。

『位なきを患えず,立つゆえんを患えよ』
『己の知らるなきを患えず,知らるべきをなさんことを求めよ』

つまり,実力をつけるよう努力しなさい。でも実力というのは内に秘めたもので人からは見えにくい。
そこで,さらに進んで,その力を実際に発揮し,だれもが認めざるを得ないような仕事をしてみせることが肝心だ。

但し,これは,いわゆる「売り込み」とは違う。まして,背伸びをしたり,能力の水増しをしたりするのではない。
そんなことよりも,あくまでも,実力によって実績をつくる。

わたしゃ,まだまだ,そんなところでもがき苦しんでいるだけでしょうなぁ。

2001/02/11 (日)   
【大阪独演会用資料】

大阪独演会用のテキスト『Being Digital』をダウンロードのページに掲示しました。
印刷配布はいたしませんので,ダウンロードしてお使いくださればと思います。
結構まともな論文に仕上がっていますので,大阪独演会に参加されない方もご利用くだされば幸甚です。
 ■ダウンロードのページ
 URL http://www.momoti.com/data/down.htm


【札幌講演】

2月17日(土)に札幌すみれホテル(北1条西2丁目)にて講演を行います。3時間枠です。
これは,北海道建行協の招聘によるものですが,若干ですが一般枠もあるようです。
受講を希望される方がおられましたら,取り急ぎ店主へメールをください。
mailto:pinkhip@dc4.so-net.ne.jp


【第二回東京独演会,但し有料(笑)と法政大学エクステンションカレッジ講座予告】

3月23日 東京は四ツ谷で開催される『建設業のためのISO9000/情報化推進合同セミナー』において,午後の枠をいただきました。3時間30分です。
主催者様の寛大なるお計らいで,何を喋ってもよいということなので,これを桃知の第二回東京独演会としようと思います。ただし,今回は有料(多分1万円)となる予定ですので,当然に損はさせない内容を準備いたしたいと思います。詳細は決定次第お知らせいたします。

それから,今年の桃知はさらにパワーアップします。
→法政大学エクステンションカレッジ(前期)で講座を持つ予定です。
→こちらの詳細も決定次第お知らせいたしますのでお楽しみに。

 ■法政大学
 URL http://www.hosei.ac.jp/

2001/02/10 (土)   
【今週も読書(笑)】

桃知は酔っぱらっています。
午前中は,ニフティのポータルに掲載予定の「気になるパーソン」の原稿校正。

その後,某事業者団体向け企画書を書きつづける。
午後4時から,川口でマッサージして,その後,桃源で中華料理を食べながら,老酒を飲んできました。

さて,今週,私が読んでいた本はこれ。
『一橋ビジネスレビュー 季刊 2000年 WIN.48巻 3号』一橋大学イノベーションセンター編,2000年12月21日,東洋経済新報社

私が興味を持ってよんだのは,『「会社」から「企業へ」 変革期に経営者がなすべきこと』,倉重英樹(プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(株)会長兼社長),p82-95

筆者は,ニューエコノミー環境で相互干渉しながら起こっている5つの革命として以下をあげる。

1・デジタル革命
2・ネットワーク革命
3・価値革命
4・バリューチェーン革命
5・労働者の意識革命

そして,ニューエコノミー時代に経営者が急ぐべきこととして,次の二つをいう。

第1に「企業インフラの再設計と構築」
第2に「企業インフラの再設計と構築」

「企業インフラの再設計と構築」とは,「企業の電子化」と「社員のプロ化」である。
「企業インフラの再設計と構築」とは,まず「ビジネスモデルの設計」が急務であり,バリューチェーンを選び,そのなかのどこで,自社がビジネスをするのか,コア・コンピタンスを見極めて決定する。

私にとって,マネジメントとは経営というよりは,より戦略(Strategy)であるようになってきている。
それは確かに金儲けの学問かもしれないが,私が学んだマルクスが,結果的に人の業に勝てなかったことを思うと,お金を稼ぐことのどこが悪いのだろうかと,この年になって思うのだ。

確かに世の中にはお金で買えないものもある。
だけれども,お金がないと生きてはいけないのである。

ご飯も食べられなければ,家賃も払えない。
インターネットも接続することができないのであり,パソコンも買えない。
電気料も払えない。

そのお金を自分で稼ぐためのスマートな方法を考える(博打や,詐欺では無論無い)。
→それが戦略だな。それは,個人も,企業も同じなんだなぁ。

そういう時代に,私は生きているのだと思う。

2001/02/09 (金)   
【必殺ワンタッチスパイク】

午後10時ぐらいに,藤沢から戻る。
150,000HITは本日めでたく達成です。

150,000獲得者は,岩槻の高橋社長〜!
今回の京浜東北線は,『碧寿 久保田』を準備しておりました。

手渡ししたいけれど,最近会えないねぇ。

北海道の吉川さんからはお祝いのメールをいただきました。

標記の件、おめでとうございます。すごい数字と素直に感動しております。

実は、密かに今日中のヒットを狙っていたのですがわずかに遅かったです。ちなみに私は150034でした!
惜しかったです。

次の200000アクセスを目指して!毎日見ますよ!

最近、事のほかお疲れのご様子・・・・・
こちらは本当に寒いので、体調には十分ご留意下さい。

吉川さんには,2月17日の札幌での講演用にと,「必殺ワンタッチスパイク」までいただいてしまっておりました。
これは相当に笑えるものでありますが,冬の札幌では必需品でありましょう。
誠に痛み入ります&札幌でお会いしましょう。

以下,今週のいただきもの御礼。

新潟の石井様,ノアのビデオと本物の「さけびたし」ありがとうございます。m(__)m
あれをみると,小橋のひざは相当悪いですねぇ,やっぱり。

大垣の宇佐美組さんからは,私の顔の「デジはん」
現物は,名刺に押しておりますので,確認したい方は私と名刺交換してくださいね。

では,今週も皆さん大変お世話になりました。m(__)m



【今日】

朝方Serverが落ちていたようで,ご迷惑をおかけいたしました。m(__)m

今日はこれから,藤沢市での講演でおでかけ。
150,000HITは今日中ですね。

ちょっと休みたい気分がたくさんある。(笑)
明日からの連休は,原稿と企画書三昧。

大阪独演会の準備は何もしていない。
北海道行きのチケットも取っていない。というよりも,来週のスケジュールがまだ確定していない。(T_T)
ああ。。



【昨日の記録】

午前8時から大垣市内でコンサルテーション?
午後からドリーム・コアで,美濃加茂市建設業協会さんの勉強会。

午後3時過ぎから,再び午前中訪問した会社様へ。
結局,午後5時30分過ぎまで大垣に滞在。

岐阜羽島を午後6時1分発のこだまで名古屋までの予定で,高速に乗るが工事渋滞。
しかし,きれいな月がみえて嬉しかった。

そういえば,昼飯も食べずに動き回っていたので,腹がすいた。
というこで,岐阜羽島駅内の食堂に入るも,飲み物ぐらいしかできませんとのこと。
しかたなく,HOT珈琲を頼む。

それじゃ,新幹線の中で何か食べようと,鮎寿司を買う。
午後6時39分発のひかりで帰る。

早速,車中,鮎寿司を食べようかと思ったら,棒寿司なの。
つまり,切ってない。
仕方が無いので,付属のプラスチック製ナイフで,根性で切り分けて食べる。

東京へは,8時40分過ぎに着。
京浜東北線に乗り換えるも,東十条で電車はSTOP。

なにやら蕨駅で人身事故とのアナウンス。
しかたがないので,東十条で降りて,TAXIを探して帰る。

最近,一日の密度がやたら高くなってきた。
時間配分をうまくしないといけないなぁ。

2001/02/08 (木)   
【大阪独演会関係懇親会】

緊急連絡である。
大阪独演会後に,懇親会を行うこととしました。

会場:飛田新地 鯛よし百番 18:00〜
http://www.kadoya-sake.com/hyakuban.htm

参加可能者は,大至急店主へメールです。



【昨日の記録】

桃知@大垣である。
昨日の移動を記録しておこう。

6時25分発の高速バスで,駒ヶ根→中津川IC 7時33分着。
近鉄タクシーをよんで,JR中津川駅まで移動。8時着。

が,電車がちょうど無くて30分ほど待つ。
その後は,以下のとおり。
中津川 8:39 中央本線快速(名古屋−中津川) 多治見 9:17
多治見 9:30 太多線 美濃太田 9:57

結局予定より30分ほど早く,美濃加茂市着。

午前中,美濃加茂市建設業協会さんで,システム設定。
亀井さんにお昼をご馳走になって,午後1時発の特急飛騨で岐阜へ。

途中珈琲ブレイクして,午後2時に,岐阜県建築士事務所協会さんへ到着。
向井会長が既に待っていてくれた。

建築士事務所協会で一仕事の後,向井会長の黒と赤の車(謎)に乗せていただいて,岐阜県庁へ。
その後,夕食を大垣の萬里(昨日も同じ名前の店だったなぁ)でご馳走になって,アパホテルまで送っていただいた。

本日は,午前中は大垣市内でコンサルテーション。
午後は,ドリーム・コアにて美濃加茂市建設業協会さんとの最初の勉強会である。

2001/02/07 (水)   
【読者からのメールねた】

毎日旅から旅の日々お忙しそうですね。昨日の日経の社説の欄(B2Bのこと)興味深く読みました。正直言うと初めて日経の社説を読みました。どこにあるのかさえわからず・・・危うく迷子に。

日経は取り敢えず毎日読むのですが、毎朝シャワーの後6時半に読むのが「発熱」(失楽園もしっかり読みました(*^_^*))その次が交友録ときて私の履歴書まで。

家事や出勤準備が一段落してから7時半から社会面から順番に・・・株の所はとばしながらナナメに・・・読みます。中日新聞は夜に時間をかけて読みます。

日曜日の目下の楽しみは、マッカーサーの伝記。どーゆーわけか新聞読まないと、何となく調子悪い体質らしくて。

ここ最近は、毎日桃知さんの店主戯言を楽しみ読ませていただいております。その中で、ただ受け身の体制で建築業の事務・経理だけで日々を暮らしていては得ることの出来ない情報を、同じ机に向ながら吸収出来ること、素晴らしいなあ〜と思う今日この頃です。

桃知さんの店主戯言は刺激が多く現場の若い衆(?)も、楽しみに読んでます。同じ世代で良くもまあこんな事を・・・と。いろんな刺激お待ちしております。        

こういう(↑)メールは素直に嬉しい。
しかし,こういう(↓)メールは,素直に羨ましい。

桃知さん

ちょっと亀レスですが,HPを読んで。。。 >Just The Way You Are
年明け,家族でDCとNY市に行ってきました。
NY市は初めてだったので(仕事でNY州の州都albanyには行ったことがありました)
お上りさん観光をしてきました。
宿はもちろん52nd STに近いところにとりました。
帰国前日,ビリージョエルのミレニアムコンサートのCDも買いました
(もちろん日本でも売ってるんですが,高いけど)。
桃知さんよりちょっとだけ若いのですが,
学生時代,来日コンサートに2回行ったことがあります。
そして帰国の当日。
マンハッタン島から朝日のなかをtaxiで,JFK空港向けて走っておりました。
運転手の方がセットしたラジオはこてこて地元のラジオ局。
そのときかかったんですよ,
Just The Way You Are,が。
NYでビリージョエルを聞けたことで(ラジオからではありますが)
非常に幸せな気分になれました。

ところで,のど荒れに「クリーンピット」という明治乳業が出している噴霧器が効きますよ。
いろいろ試しましたが,コルゲンなんかよりずっといいです。
商売の大事な道具ののどにおためしを。

想像しただけでも,アメリカかぶれには涙のでそうなシチュエーションじゃないか。
羨ましすぎるぞ!

しかし,突然,のど荒れの話になるのが,貴方らしいなぁ。
それじゃ,アディオス・アミーゴ。



【駒ケ根で目覚め,これから私は美濃加茂へ】

今何時だと思います?
午前4時30分です。

私は,これから移動の準備をして,長野県駒ケ根市から岐阜県美濃加茂市へ移動します。
問題は,その交通の便の悪さなのです。

岐阜県中津川市へ出れば,あとはなんとかなるのですが。
本当は,以下のような予定を考えていました。

駒ケ根市7:25(中央道高速バス)→中津川8:34
中津川 9:11 中央本線(名古屋−中津川) 多治見 9:49
多治見 10:00 太多線 美濃太田 10:27

問題は,高速バスの中津川というのが,I.Cのところであって,JRの駅ではないということです。
ここのアクセスはどうしたらよいものか?

ちょっと不安なので,名古屋まで戻ってしまおうかと考えたり。
TAXIで中津川駅までいってしまおうかと思ったり。

まあ,こういうときは,早め早めに移動することが大切なのですが。

2001/02/06 (火)   
【駒ケ根で食らう】

お昼ご飯は,玉龍さんで,「ソースカツどん」
夜は,萬里さんで,「ローメン」を食べる。

どちらも,この地の名物である。

ソースカツどんには,ソースカツどん認定書なるものがあって,駒ヶ根の商工会議所が発行している。
玉龍さんのそれは,ソースがとてもおいしい。が,カツが物凄い大きさ。

私の胃袋にはかなりヘビーなものであった。
ただし,食後にみかんが出てくるなんていう技はなかなか憎いのある。

一方,ローメンにはローメンズクラブなるものが存在しているのだが,そんなことはどうでもよいぐらいワケのわからない食べ物である。私はとにかくローメンには驚いた。

これは蒸し中華麺+少量のスープと言う形態。
具はキャベツともやしと,なんとマトン!マトンが具で入っている麺など,私はかつて見たことがない。

そして,味付けは極めていい加減である。
何しろ,お客さんがソースとラー油とお酢で,自分で味付けするのだ。

味はなんとも形容のしようがないものである。
うまいのかまずいのかは私の味覚では判断しようがない。

ただ,他のお客さんも酒の仕上げにローメンを食べていた。
伊那谷の皆さんにとっては,記憶に刷り込まれた味なんだろうなぁと感じた。

大切なことは,古里に帰ったときに,こうして,原体験の味がまだ現役で残っているということである。
オリーブの木は枯れない。



【半田→名古屋→駒ケ根】

昨日は,半田商工会議所建設部会さんで講演。
一番苦手な2時間枠。^^;

如何でしたでしょうか。
本人は続きやりたがっております。(笑)

しかし,半田は暖かかった。
そして,ミツカン酢のビルが素敵でした。

京才様,皆様,ありがとうございました。

本日は,午前8時30分発の名鉄バスで駒ケ根へ移動。
午前中に駒ケ根市へ到着予定。正直,ちょっと体がキツイなぁ。

それから,それから,大阪独演会ですが,まだ少し余裕があります。

それから,インデックスページのアクセスカウンターですが,まもなく150,000になります。
150,000GETの方は,迷わず店主へメールです。

それから,名古屋は雨。(T_T)
傘が無い。

2001/02/05 (月)    
【今週の予定】

さて,今日は愛知県半田市まで出張。そして2時間の予定で講演。
夜は名古屋泊の予定である。

明日は駒ケ根市で仕事。朝早く名古屋から高速バスで移動予定。
7日から8日までは,岐阜でお仕事。

問題は駒ケ根市から美濃加茂市までどうやって移動するかである。
現在の予定では,朝早い高速バスで中津川まで移動し,あとはJRを使おうかと考えている。

9日は藤沢で講演。
8日の夜に一度蕨に戻る予定だな。

それまでは,アディオス,蕨。



【直営工事ManagementSystem】

201年2月2日付けの建設通信新聞の一面は,国土交通省九州整備局がはやければ年度内に2件の工事で「直営工事マネジメントシステム」を試行・導入するとある。

これは,『国土交通省が発注者でありながら,元請けとして施工管理も担う。この方式の最大の目的はコストダウンだという。』

『国土交通省には多くの技術職員がいることから,自ら施工管理を担うことで,発注者の立場だけではなく,元請けの役割も担当することによって,工事費の削減を図る。』

『発注形態としては国土交通省が直接,各工種の専門工事業者と契約を結ぶシステムで,いわば分離発注の推進といえる。』

これを読む限りでは,元請けとしてのゼネコンにコスト高の原因があるようなニュアンスであるが,果たしてそうななのだろうか。

このコスト計算には,当然に監督者としての国土交通省職員のコストも含まれるのだろうが,コスト比較(従来の一括発注との)方法等を十分に吟味しないと,いい加減な結果を押し付けられかねない。

そして,これは,発注者側のものを作る→ものを買うとう視点変化から,再び「ものを作る」という視点への回帰現状(先祖帰り)ではないだろうか。
→つまり,昨今の変化への揺り戻し。

自ら行う施工管理部分を,外注(アウトソーシング)でもしたら,なにもやらない職員だけが残るような気もしないでもない。

これは,運用をあやまれば,詭弁がまかり通るようなマネジメント手法になるかもしれないと思う。
『国土交通省には多くの技術職員がいることから』というフレーズが解だろうか。

2001/02/04 (日)   
【今週の読書】

『自治体のIT革命』,榎並利博,2000年6月8日,東洋経済新聞社

この本に書かれていることは,別に自治体だからという問題ではない。
IT化における組織の問題が分かりやすくかかれている。

例えば,『改革への抵抗』−人は誰もがかわりたくない−で,榎並氏はこう言う。

『民間企業に勤務している人間とて,仕事のやり方が変わることを望んでいるものはいない。まして,そこに全く見知らぬ大きな力を秘めたものが入り込んできてはたまったものではない。』

『しかし,民間企業の場合は外部との競争にさらされている。しかも,近年には国内の企業だけでなく,世界中の企業が競争相手として登場してくる。従来のやり方で売上や利益が落ちてきたら,あるいは他社が脅威として立ちはだかってきたら,経営者は企業存続のためにあらゆる手を打つだろう。今までのやり方を変えざるを得ないのである。そうはいっても社員は変わりたくないと思っている。』

『しかし,経営者は株主に対する責任を果たすため,変わりたくないと思っている社員を変えなければならない。これは従来の仕事文化を破壊し,新しい仕事文化に変えるという大きな事業である。つまり,文化を変えるという大事業に他ならない。』

『組織の文化を変えること,これはトップだけができる一大事業なのである。』

まあ,全編潔い主張であふれている。

でも,心配は「こんな本一体誰が読むのだろうか。」である。
自治体の職員の皆さんは,自腹切って買って読むのだろうか。

知事や市長や町長や村長さんで,この本を読んだ方々は一体何人おられるのであろうか。
そっちのほうが問題である。



【官製談合のはなし】

とりあえず自宅へ戻ってきた。
ハッキリ言って疲れております。

こういう行動パターンは,結構つらくて,昨日,一昨日に起きたことが,もう何週間も前のことの様に感じてしまうこともあります。

三日や本日の朝の投稿は,かなり私の脳味噌が疲労していることを物語っていますね。

さて,官製談合のはなし。

『山形県が発注した農業土木工事の入札をめぐり、県の最上地方事務所職員らが事前に受注業者を決めるなど、業者間の受注調整に深く関与していた疑いが強まり、公正取引委員会は三十日朝から、新庄市の同事務所など県の出先機関と業界団体や土木業者約二十か所に対し、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで一斉に立ち入り検査を始めた。』

『山形県が発注した農業土木工事の入札をめぐる談合疑惑は、公正取引委員会が発注者の行政機関に対し、異例の立ち入り検査に踏み切ったことで、“官製談合”の疑いが強まった。』以上は,読売オンライン(既にリンクは切れている)よりの引用である。

公取委が発注者への立ち入り調査を行うというのは異例といえば異例である。

公取委が公共工事における談合を目の敵にしているのは,よく言われるような,談合で公共事業が高値維持されるからではない。値段は高くても安くともよいのである。

問題は,そこ(談合)では,価格は自由に決めることができる,という,資本主義の原則が反故されているということである。

『民間が市場でやっているゲームを,官庁が監督したり取り締まったりするようでは,今までの社会主義と少しも変わりがない。』(竹内靖雄,『日本の終わり』,p286)のであるが,自由に価格を決めるという手順を,買い手の代表である官が作為的に行うという行為(つまり,市場のルールに反していること)が独禁法では問題なのである。

繰り返すが,値段が高いとか安いとかは問題ではないのだ。

公共工事における顧客は,本来国民である。
国民にそのような欲求(談合はよいものだからなくしてはならない)があれば,国民の代表である代議士(政)は,胸を張って,それを主張すべきだが,そのような政策を掲げる政党は皆無である。

ならば,官製談合は,誰の意見を反映したものだろうか。
談合のシステム自体が矛盾のなかに存在してしまっているのだ。

それは,あたかも社会主義が崩壊したようにだ。


【B2B】

日曜の朝を和歌山でむかえた。

私はこれから関空から羽田へ。
あわただしい毎日である。

今日の日経の社説は素晴らしい。
B2B(バック・ツー・ベイシックス)

成る程,これはいい言葉だ。

私はB2Bをキョン2(きょんきょん)みたいだあぁと,東京独演会でほざいたが,これをバック・ツー・ベイシックスと読むセンスの良さには思わず脱帽である。

詳しくは日経を読もう。

2001/02/03 (土)   
【藤沢→和歌山】

昨日は久しぶりに藤沢で仕事。
仕事を終えて,さてホテルへというとき,熊谷@トライネットさんから電話。

東京にいるから今から会いに行くとのこと。
それで,急遽,藤沢で宴会。結構飲んだなぁ。

熊谷さんは,5時30分ぐらいの小田急で新宿へ行かなくてはならないといっていたので,今頃は電車の中か?
それとも駅のホームか。

さて,私は,今日はこれから和歌山へ。
藤沢 7:19 東海道本線(東京−熱海) 小田原 7:56
小田原 8:06 ひかり 203号 新大阪 10:39
新大阪 11:03 *スーパーくろしお 13号 和歌山 11:58
という段取りである。

2001/02/02 (金)  
【Just The Way You Are】

その昔,私がまだ予備校に通っている頃なので,多分1977年か1978年か。
そのころ,私は父親から譲ってもらった5球スーパーという形式の真空管ラジオを持っていて,これでFENをいつも聞いていた。

特に土曜日の午後のTOP40はお気に入りで,御贔屓のポール・サイモンのスリップ・スライディング・アウェイのチャートを追いかけていた頃,こいつに出会った。

邦題は「素顔のままで」,歌うはビリー・ジョエル。
ベスト盤を購入して,久しぶりにこの歌を聞いた。

このベスト盤のコピーは『いろんなことがあった。だから,今,ここにいる。』であり,安易といえば安易なでもあり,だからどうしたというようなコピーなのだけれども,核心をついていることも確かである。

確かに,初めてこの曲を耳にしてから,またこうして聞くまでの間にいろんなことがあったなぁ。と思う。
楽しいことも,悲しいことも,沢山あった。

かれこれ20年以上経っているのだからねぇ。まあ,当り前って言えば,当り前田のクラッカーだけれども。
そして,今,私はこうして戯言っているのだ。

それにしても,独立してからのこの3年間は,怒涛の如き毎日である。
いくら,I Love Just The Way You Are.って歌われてもね,Just The Wey I Am.って何でしょうって思っちまうんだなぁ。



【本当は誰もが変化を好まない】

いろんな建設業向けの支援ビジネスが立ち上がってきている。
それもターゲットは,ほとんどが中小建設企業向けである。

かく言う私のビジネスもそうなのだけれども,例えば,ISOにしても,IT化にしても,支援環境は表向き整備されてきているように見える。

しかし,問題は,そのターゲットとされている中小建設企業の皆さんの意識が,この動きに追いついて来ていない事ではないのかなぁと思う。

それは,私が「なぜ中小建設企業ではIT化が進展しないのか」というところで指摘している,ネポティズム的な市場ルールにあるのだ,というのが,私の主張なのだけれども,つまり,当の本人様は,世間の変化は自分には関係のないことだと思っている。

そして,二言目には,「日本には独特の文化,商習慣があって,我々はそれに準拠しているのだ」という。
なにをおしゃるである。

現状への満足は,常に変化への足かせとなる。
そこでは社会主義的,利己的な価値観に己が支配されている。

私は,学生の頃,資本主義の持つ矛盾ゆえ,やがて社会は社会主義に移行すると学んだ。
その頃,日本は資本主義の国だと思っていたのだ。

やがて社会に出て働くようになって,建設業界に入り,公共事業に携わるようになってふと思った。
日本は本当は社会主義の国ななのではないだろうか。

日本という国の文化や,伝統が消えていくのは,資本主義にグローバル化の問題ではなく,日本が社会主義化する過程で起こる均一化,中流化(国民総中産階級化)のせいではないのだろうかと。

日本という国が資本主義の国に見えるのは,自動車や電気などの一部の外貨を稼ぐ企業の活躍を見るためである。

しかし,その実は,その稼ぎを公共事業等の名を借りて,国民に配分することで成立している,あやうい経済システムなのだ。

ハッキリ言えば,日本の高度成長期にあった,あの「なんとかなるさ」の立脚基盤は,液状化状態の砂地のようなものであった。(植木等のサラリーマンシリーズを今見ることは有効だよ)

つまり,日本の社会主義は市場にパラサイト(寄生)しているに過ぎないのだ。
そして,その市場は常に気まぐれである。私たちに都合のよいときもあるし,悪いときもある。

しかし,まあ,そんなことはどうでもよい。問題は,一人一人の意識の問題なのだ。

パラサイトする生き方は楽である。居心地がよい限り,できれば変わりたくないのは,私も同様である。
しかし,今の日本と言う国は,我々がパラサイトするには,少々居心地が悪くなってきていることに気が付くべきである。

熱湯に入れられた海老は,その熱さに飛び跳ねるが,水から茹でられると,飛び跳ねることも無く,気が付いたときにはあの世行きなのである。

公共事業を取巻くネポティズム的市場というのは,沸騰する前の例えば,50度位のお湯なのである。
本当は,既に浸かっているのは限界なのだけれども,水の頃からずっと使っているものだから,快適な温度を超えているのにその変化にまだ気がつかないのだ。まだ大丈夫だと思っている。

しかし,海老を絶命させるには,沸騰を待つ必要はない。
あと,5度か10度,温度が上がればよいだけなのである。

2001/02/01 (木)   
【帰ってきた】

大江戸線に初めて乗って,新宿→光が丘を移動。
光が丘は相変わらず,マンションばっかし。

そのマンションに,番号がついているのだが,例えば,3-9-3とかね。
探したのだけれども8-9-3っていうのはなかったな。

どこかにある?

光が丘第一ホテルで,てんぷらご馳走になって,帰ってきた。
ご馳走様でした。m(__)m



【駒ヶ根から帰るバスの中】

桃知@駒ヶ根からの帰りのバス(今日は伊那バス)の中である。
駒ケ根は今日も雪であって,高速バスも15分遅れでバス停着。

私は,その間,降りしきる雪の中,なかなかこないバスをひたすら待つ続けていたのである。
寒いし,誰もいないし,心細いったらありゃしないのでした。

そこで,タクシーを呼んで茅野まで行って,JRで帰ろうかと思い,TAXI会社へ電話したらですね,「いついけるかわかりません」ですって。(T_T)

それで,仕方なく,また,寂しい待合室で一人バスを待つのでいた。
勿論,テーマソングは,平こうじ(漢字が分からん)の名曲「バスストップ」

しかし今考えれば,あさのゆうこ(これも漢字が分からん)のカルト曲「セクシー・バスストップ」のほうが体が暖まったかと悔やむ。(笑)

バスは予定よりも20分以上遅れて運行中。
私は,今日は夕方,光が丘にいかなくてはならないのだけれども,時間には間に合うかどうか微妙なところなのである。

さすがに東京に近づくと,流石に雪も雨に変わってきた。
しかし,駒ヶ根のあの雪はなんなのだろう。



【大阪独演会追記】

アリババさんより,Mailが届く。

おはようございます、桃知さん。
最も大事な事を言い忘れてました。

独演会における、お楽しみは行ってもよろしいのですよね?
勝手に出来るものと思い込んでいるのですが・・・。
ちなみに今回、前座に癒さない系のナチュラルヘアーズ(NH)。更にその「NH」に勝るとも劣らぬ怒り系スーパーハイグレードアホコンビ 「FCK」 が後座で控えております。
この2つのコンビで桃知さんの独演会の前・後を盛り上げたいと考えております。
如何なものでしょうか?

もちろんOKなのである。
私も非常に楽しみなのであ〜る。(~o~)wakuwaku



【大阪独演会の告知】

かねてよりお知らせいたしておりました、第一回桃知利男大阪独演会を下記の要領で開催いたします。

私は大阪ではフルタイムの講演をしたことがありませんので、これを機会に三時間三十分程私の胡散臭い話しにお付き合いいただけるという方は是非ご参加いただければ幸いでございます。

尚、会場の都合で参加者数に限りがございます(45名様)。
先着順で受け付けさせていただきますのであらかじめご了承ください。


【日時】  平成13年2月13日(火) 
      
     午前中は福井コンピュータさんによるセミナーを行います。
      9:30〜10:30 建設CALS/ECと測量CAD
     11:00〜12:00 性能表示9項目と建築CAD
      
     午後から私の独演会です。
     13:00〜16:30 桃知の独演会。(途中休憩あり)

【場所】   南大阪地域地場産業振興センター(じばしん) 4F セミナー室1
       大阪府堺市長曽根町183−5
       電話番号 0722-55-0111 FAX番号 0722-55-5200
       http://www.jibashin.or.jp/

【木戸賃】 無料 (だからといって馬鹿にしちゃいけないよ。)

【内容】  桃知の情報化概論と普段のセミナーでは余り話さない裏話なんそを延々三時間三十程聞いていただくことにしております。

【申込方法】 店主へメールでお願いします

【特典】  特になしの予定だったのですが,せっかくですのでなにか準備します。

【懇親会】 当然に予定しております。
       冬の夜長、温かいものでのつつきながら,語り合いましょうか。(笑)

ということで、お申込は mailto:pinkhip@dc4.so-net.ne.jp 迄お願いいたします。


【オープンセミナーのおさらい】(冬眠している暇はない)

■2001年2月5日 愛知県半田市
【演題】 21世紀を生き抜く中小建設企業
     〜IT革命は建設業をどう変えるのか?〜
【日時】 2001年2月5日(月)  15:00〜17:000(2時間)
【料金】 無料
     但し,会員以外の方の参加は10名程の限度枠がありますので,会員以外の方
     で参加を希望される方は,事前に主催者様までお問い合わせの上申込くださ
     い。
【会場】 半田商工会議所3階大会議室
【主催】 半田商工会議所建設部会
【お問合せ・申し込み先】
     半田商工会議所
    TEL 0569-21-0311
    FAX 0569-23-4181
------------------------------------------------------------------------------
■第79回建築設備綜合ゼミナール セッションT−4
【演題】『電子市場化に伴う中小規模建設業の受注戦略と問題点・対応策』
【日時】 2001年2月15日(木)  15:00〜16:20(1時間20分)
【料金】 有料
     本ゼミナールは2001年2月15日,16日の二日間に渡り開催されるものです。
     桃知のセッションは,15日のセッションTー4に設定されています。
     受講料については下記のサイトで確認をしてください。
     → http://www.momoti.com/gyoumu/semi_annai.htm#010215
【会場】 建築会館ホール 東京都港区芝5-26-20
【主催】 社団法人 建築設備綜合協会
     後援:社団法人 日本建築学会・新東京設備設計事務所協会
     社団法人 日本火災報知機工業会
【お問合せ・申し込み先】
     社団法人 建築設備綜合協会
     〒108-0014 東京都芝区5-26-20(建築会館6F)
TEL 03-5445-4266・4267
FAX 03-5445-4272
申込書ダウンロード DocuWorks自己解凍文書→semi010215.exe(2154KB)
http://plaza28.mbn.or.jp/~pinkhip/semi010215.exe



【忘れ物】

昨日,山梨県建設業協会での打合せを終えて,車で駅まで送ってもらう途中,時刻表を確認しようとして,DataSlimを忘れてきたことに気が付く。
それで,わざわざ駅まで着いていたのに,戻ってもらう。

それで,再び駅まで送っていただいて,切符を買って構内でぶらぶらしていたら携帯に電話が。
「車の中に紫色のポーチがありましたが,忘れませんでしたか?」

「ぎょ!」である,ああ,確かにそれは私のもの。
先ほど,DataSlimを探していて,バックの中身を出したときに,しまい忘れたらしい。

それで,また再び駅まで届けていただく。

羽中田様,まことに,まことに申し訳ございませんでした。m(__)m
お蔭様で,本日は滞りなく業務が遂行できました。

momo
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