一お連専用カウンター

 
店主戯言0030302 2003/03/016 〜2003/03/31 "There goes talkin' MOMO"


About桃知利男インデックスSelf Talking INDEX | 今日の戯言 |2003年3月前半へ| 2003年4月前半へ著作権店主へメール


2003/03/31 (月)  
【人間回復の経済学】

今日の私は、ANK 801 東京(羽田)(1115) - オホーツク紋別(1310)で、紋別に入ります。
明日は湧別で講演。帰京は4月2日です。

天気予報をみると、今日の紋別は、「-2℃ / 3℃ 」と、かなり暖かいようで(といっても真冬の東京よりもかなり寒いけれども)、そんなに重装備でなくても良いかなと考えておりました。

しかし、東京は「10℃ / 17℃」なわけで、私はどんな格好して移動したらよいのか悩んでおりました。

cover
『人間回復の経済学』
神野直彦(著)
2002年5月20
岩波新書
■人間回復の経済学

神野教授の二冊目です。先に紹介しました『痛みだけの改革、幸せになる改革』よりも、こちらのほうが本命なのでしょうが、多くの皆さんは、多分、『痛みだけの改革、幸せになる改革』をお読みになられてから、この『人間回復の経済学』を読まれたた方が、神野教授論のいう財政社会学の理解はしやすいと思います。

神野教授の視点は、まず、現代を、重化学工業を基軸とする大量生産・大量消費を実現した工業社会(ケインズ的福祉国家)が終わりを告げるエポック(転換期)とすることにあります。それは、工業社会から知識社会へのエポックであるといいうことです。

・工業社会
→人間が自然にはたらきかける手段である機械設備が、生産の決定要因となる
→機械設備を技術革新によって効率的にすることが、生産性の向上に結びつく。
→テーラー主義による流れ作業によって生産性と高い賃金を実現

・知識社会
→自然にはたらきかける主体としての人間そのものが精算の決定要因となる
→対象や手段の背後にひそんでいた人間の知恵が前面に躍り出てくる社会
→人間そのものの知識を高めるしか生産性を向上することはできない。

『とはいえ、経済とは人間が自然を有効物に変換することだという本質に変化が生じるわけではない。有効物が人間の知恵というオブラートで包まれるようになると考えたほうがいい。』(p96)

だから、問題は、どうしたら我々は痛みを限りなく小さくしながら、このエポックを乗り切れるのか、ということにあるわけですが、この視座は、『桃論』となんら矛盾しないどころか、同じものであるといってよいでしょう。

私の中小建設業IT化論とは、ケインズ的福祉国家の産物である「公共工事という産業」を、知識社会の中にいかに移行させ機能させるかを考えているものなのです。

つまり、知識社会では、人間そのものの知識を高めるしか生産性を向上することはできないという前提に立ちながら、ネットワーキングの可能性を考えているものなのです。

ということで、神野教授の本は、『桃論』の理解にも大変に役立ちます。(笑)


『スエーデンの小学校で女性教師は、「人間が学ぶということは、自分が取得した知識を他社に伝えることだ」と説明していた。人間の想像力は、相互に知識を交流させることによって高まっていく。そうした知的交流を知識媒体は可能にして、人間の想像力を高めていく。ネットワーキングが叫ばれるのも、知識媒体を活用した知識交流が生産性を高めるからである。』(p97)

2003/03/30 (日)  
【欧州の地場型中小建設業?】

桃知様
「pink hip」時代より拝見させていただいています、隠れファンの一人です。
先生には2回目のメールです(1回目は CALS度診断していただきました)
当社は、地方の公共事業依存型の零細企業です。毎日少なくなった「金魚のえさ」を奪い合いしておりますが、今後もだんだんと「えさ」が少なくなり、メンテナンス中心の業になるのが身をもって感じられます。

世間一般に、今後の日本は、円熟期を迎え、西欧のような社会になるといっております。
「なるほど!そうすれば今の商売も、西欧の地方の地場中小建設業社を参考にすればいいのか」と思い、いろいろ調べましたがぜんぜん資料がありません。(資料は大企業の建設業や大きい事業のみです)実際に行って見てくればいいのでしょうが、そんな余裕もなく現在にいたっております。

はたして欧米でも「地場建設業」って成り立ってるのか、どのような業態なのか、とても気になります。
桃知先生ならそのような資料をお持ちではないかとメール差し上げました。もし何か参考になる情報をお持ちであればお教え願えないでしょうか。

はて、困りました。私の手元にもご要望の資料はないのでございます。
もし、資料をお持ちの方がおられましたら、お知らせいただければ幸甚です。

私的な意見としては、欧州にも中小建設業が無いわけではないでしょうから、その事例を学ぶのことは、何がしかのプラスにはなるとは思います。

しかし、制度・慣行=環境×原理の方程式(伊丹教授)で考えれば、そもそも環境×原理が違うところの制度・慣行を、そのまま、正に日本的なシステムの具現化の存在といえる地場型中小建設業で取り入れても、うまく機能することはないでしょう。つまり、欧州をモデルにキャッチ・アップをしようとしても環境が整っていないのです。

むしろ、それならば(短絡的にですが)、新古典主義的な傾向を強めていく日本の公共建設市場という環境を考慮して、米国モデルを学ぶのが良いのかもしれない、という理屈の方が現実味がでてきてしまいます。

しかし、それでは、毛細血管としての機能(原理)で存在している日本の地場型中小建設業は、現在の存在意義さえ失ってしまうことになり、根元から除草されかねないから問題は単純ではないのです。

これは、マーケット・ソリューションもヒエラルキー・ソリューションも問題解決手段としては、機能しないからこそ、今という時代はエポック(転換期)なのだと、『桃論』で指摘していることでもあります。

そこで、神野教授は欧州モデルという、日本というシステム(政治・経済・社会)が、エポックを出し目指すべき一つの指標を提言しているのですが、ただし、現在の日本のシステムがそうであるのではないのです。

むしろ、それとは、まったく違った方向へ動いているのです。

ですから、神野教授は、現政権の行う構造改革を「痛みだけの改革」としているのであり、人間が「幸せになれる改革」ではないといっているのです。

『桃論』は、問題解決方法というアプローチを取っていますから、エポックを抜けだすための問題解決方法を「コミュニティ・ソリューション」(金子郁要教授)に求めています。

神野教授のいう欧州モデルと、コミュニティ・ソリューションには、一つの共通軸があるのですが、それが「ソーシャル・キャピタル」であることに気付かれた方は、桃マニアでございますね(笑)。

だかからこそ、「私は、私と私の環境である。そしてもしこの環境を救わないなら、私をも救えない」 (オルティガ・イ・ガセット)という言葉を理解しなくてはならないのであり、IT化が扱う情報がミームであることを理解しなくてはならないのです。(3月23日の戯言参照

『桃論』のいうIT化とは、「私」が環境を救うとはどういうことか、を考えることを皆さんに問いかけ、そして、それは、「私」自身が変わることなのだ、といっているだけなのです。

「私」自身の変化とは、「私」を取り巻く「環境」が、「私」にもたらしたものでしかないのですが、逆説的には、「私」自身が変わることで、また「環境」も変わるのです。(とすれば、今現在の環境も「私」自身が「環境」との相互作用の中で作り出したものに過ぎない)

その変化の方向性がコミュニティ・ソリューションなのです。

その相互作用の中で、「私」自身に宿るミームを知ることができなければ、「私」は、変化の方向性も見出せないままのはずです。

この変化の方向性を見出せない閉塞感こそが、今という時代に「公共工事という産業」が入り込んだ袋小路なのだと思います。つまり、みなさんは、自分自身に宿るミームを知る術を知らないのです。(というか、ミームがなにものかも知らない)

既存のモデルを単純になぞることは、自分自身に宿るミームを知らないことと同義です。
それは、己がなにものかを知ろうとしないことと同義です。
そして、それはエポック(転換期)では、なにも生み出せないものであることは明白なのです。

2003/03/29 (土)  
【このつらい夜から、みんなを救い出せればいいのにね】

今日と明日は移動のない日で、自宅での事務的な仕事が中心です。
仕事をしないことはできませんが、ここは個人事業主の強さ、臨機応変に過ごすことができますから、精神的にはとても楽な一日です。

昨日は、岐阜へまいりまして、岐阜県建築士事務所協会さまのServerメンテナンスをしてから、岐阜県庁の7階を経由して、大垣の建設CALS/EC研修センターへ、移動される皆様にご挨拶をしてきました。

建設CALS/EC研修センターは久保田さんを除くと全員が移動なのです。
これには正直脅かされましたが、ここは、久保田さんに頑張ってもらうしかないですね。(笑)

後任の方もおみえでしたので、早速、HELP5月21日の講師に招聘してまいりました。
法政大学エクステンション・カレッジ2003年前期講座は、ますます充実!とさりげなく宣伝。(笑)


■お嬢・1号さまより一汐ウニがとどく

やぎさんのところにも紹介されておりましたが、お嬢・1号さまより一汐ウニにが届いておりました。
ありがとうございます。m(__)m

あいにくと、昨晩は岐阜からの帰りに、銀座の伊東屋へ行く用事があり、その帰りがけに京橋の美々卯に寄ってしまったものですから、お腹はたっぷりと満ちていて、この素晴らしい頂き物を賞味することはできませんでしたが、私はウニでご飯を食べるような輩なのでございまして、これから朝ごはんでいただこうかと思っております。

私はウニは大好物でございます。
が、朝からウニで酒を飲むのではございません


■お嬢・2号さまよりメールがとどく

ももちさん、私、こうやって
身近に、話ができて動こうって思ってくれる人いたのを、
今わかったってことは、
私のミーム力が、むちゃくちゃ弱かったってことですね。
「廻りの人」ってよく言ってたけど、
だからといって、ほんとうに、いろんな人に聞いたり
話したりしてなかったなって。
どうしても、現場の人や後輩や、
よく考えたら、よーく考えたら
「話しやすいところばっかり、話してたんや」って。
反省です。

ミームはただの「ポチ」です。
ですから、(↑)がわかったことが素晴らしいということです。


■それで、メール中の「身近に、話ができて動こうって思ってくれる人」から

(ざっくり)

たまたま昨夕、
私は自宅の回線をso−net ADSLにしたことが嬉しくて、
彼女と雑談をしていたんですね。
で、今度の部会で彼女がレクチュアする内容の話に至り、
そこから弊社のIT化の話になったのです。

彼女がここ最近、セミナーに参加しているのは、
大阪二人会の資料を私がプリントした事もあり知ってはいましたが、
ここまで一人で真剣に悩み、葛藤していた事を聞き愕然としました。

それまで私はPCを一つのツールとして使ってはいましたが、
IT化やCALS導入なぁんて誰かがやるわ!とか、
そんなややこしい事に首突っ込んだらえらい目にあうわ!などと
見てみぬフリを思い切り決め込んでいたのです。

でも違うんですよね。
なにがわからないかを、なにが問題であるのか、をはっきりさせ、
一歩ずつでも進んでいかないとダメなんだって
熱く語る彼女と話していて、今さらながらに気付かされたんです。
数年前、やる気満々だった頃の血が滾るような感覚を
ちょっと思い出させてくれたのです。

ここ数年、私は現状にあぐらをかいて、
事なかれ主義で毎日を過ごして来たように思います。
たしかにそれは楽チンです。
けれど、空虚なんです。
満たされない何かを感じながら、
それが何であるのかがわからずにいました。

私は強烈に打ちのめされ、ちょっと大袈裟ではありますが、
まるで教会で懺悔をするかのようにそれまでの自分を悔い・・・
お嬢・2号と一緒にがんばることを決意したのです。

まず手始めに、先ほど桃知さんのHPを読ませていただきました。
なんだか息継ぎなしで25mほど泳いだような疲労感をおぼえましたが、
今まで暗闇だと思っていた空間の先に、
たしかに光は存在するのかも知れないという期待感も同時に感じました。

「○○、ありがとう!
ここから先は棘の道かも知れないけれど、
姐さんも一緒にがんばるからね!」
・・・面と向かってはなんだか照れくさくて言えそうにもないし、
自分を奮い立たせるための一つの標としてメールさせていただきました。

いや、送信ボタンを押せるかどうか、かなり葛藤があると思うのですが、
もしこれが届いたのだとしたら、
何かとお忙しいところ、長文のメール失礼しました。
そしてこれから先、お嬢2号こと○○共々よろしくお願い致します。


■そんでもって、私から

私は昨日から、ずっとこれを口ずさんでいました。
今朝も、ずっとこればっかり、リフレインさせています。

Father And Daughter -Paul Simon

2003/03/28 (金)  
【感謝なのです】

■伝える、そしてようやく売れる

昨日紹介しました、神野先生の『痛みだけの改革、幸せになる改革』は、amazonのランキングで458位(本日の午前5時)。
昨日は4万位代でしたので、私の紹介が少しは効いたと考えてもよさそうです。

北欧モデル 参考書のご案内ありがとうございます。
早速アマゾンへ発注致しました。

実を言うと、「北欧モデル」で検索を掛けたところ「北欧の政治(早稲田出版)2,800円」が引っかかり、内容が一番近いかなと手に入れたところでした。(アマゾンでは扱っていません。)
読後、ご案内しようかと思っていましたが、授業用の本なのか、少々とっつきにくさ(正確であろうとするための、展開のまどろっこしさ)があり、まだ、序段しか目を通していません。

両書読み比べ、何か上手いコメントでも書けそうでしたら後日お送りします。(期日未定)
(自分で調べたものの、読書が進まない者より)

というようなメールも届いておりました。
そして『桃論』も、引っ張られるように707位に上昇しております。

伝えることでしか、私は自らの存在を不特定多数の皆さんに知ってもらうことができません。
決してメジャーな存在ではない私(マスコミにはほとんど登場しないという意味で)は、その伝える唯一の手段として、インターネットを手に入れることができました。

インターネットがあったおかげで、私は何かしらの生活を維持することが出来ているのです。
インターネットに感謝なのです。m(__)m

■そしてF2F

昨日は、品川にてSGSジャパンさんの新しいシステムの検証をかね、お客さま向けの説明会のお手伝いをしておりました。

何事もなければよかったのですが、なにかServer側でアクセスユーザー数の制限がかかってしまっているようで、難儀・・・。

でも、問題ははっきりしました(これが大切)。

今回は、自分でシステムの設定をしていないので、正式運用前に問題点を洗い出すには、このような機会に、実際に起こる問題を検証してみること、これが大切なのです。

研修会終了後、白山眼鏡店に眼鏡を取りにいき、その後、大月さんに、小籠包を食べませんか、とお誘いいただき、家人ともども、芝大門の新亜飯店へ。

噂の小籠包はスープもたくさんで、大変おいしくいただきました。
大月さんに感謝なのです。m(__)m

というところで、今日の私は、岐阜へ日帰り出張でございます。
岐阜へも感謝なのですね。m(__)m

2003/03/27 (木)  
【首が痛い】

桃知@寝違えてしまいました。
どうしたら治るのでしょうか。

cover
痛みだけの改革、幸せになる改革』
神野直彦(著)
PHP研究所
2002年7月3日
■欧州モデルその参考文献?

梶原岐阜県知事の言葉に対して、『桃知先生、文中の「北欧モデル」について、レクチャー若しくは、参考文献の紹介をお願いできますか。多くの読者のために・・・。(本当は自分で調べない怠惰な者のお願い)』というご要望がありました。

しばらくの間そのままにしてしまいましたが、じつは、すぐに岐阜県から参考文献についての連絡はいただいていたのです。

------------------------------->8
梶原知事3月議会の予算説明の冒頭発言の種本は、
神野直彦著「人間回復の経済学」岩波新書2002年5月発行です。

この本では、
@経済のための人間か、人間のための経済か
A行き詰まったケインズ的福祉国家
Bワークフェア国家へ
C経済の論理から人間の論理へ
D人間のための未来をつくる
と言った内容で、北欧スウェーデンの教育に関して知事が共鳴し いろいろと引用しています。
------------------------------->8

1、神野直彦(東京大学)の最近の著作
 (例)人間回復の経済学
2、青正澄(共立総合研究所)のホームページ
 (例)ナチュラルステップ
http://www.asahi-net.or.jp/~VN8M-AO/sweden/j-sec/sec.htm#news

------------------------------->8

どうやら、キーワードは神野直彦教授であることはわかりましたから、自宅の本棚を探したところ、「人間回復の経済学」は、未読の状態で存在し、その外に、金子勝教授との共著が二冊ありました。

その段階で、岐阜からのメールと共に、神野教授を紹介すべきだったかも知れませんが、私自身が、神野教授の著作をちゃんと読んでいないこともあって、急遽神野教授の他の著作も取り寄せて読んでみることにしたのです。そしてその後に紹介しようと・・・なので紹介が遅れてしまいました。m(__)m

その結果、私の主観的意見としてですが、まずはこの本から紹介した方がよいかなというが、『痛みだけの改革、幸せになる改革』なのです。

この本の「はじめに」に書かれた一文に私はやっつけられてしまったのです。

すべての人々が幸福になることを目指すとか、それぞれの人々がかけがえのない能力を与え合い、愛とやさしさを与え合う社会こそ幸福な社会なのだ、などといえば、必ず嘲笑も返ってきます。しかし、どんなに軽蔑されようとも、私には愛とやさしさを説きつづけなければならない使命があるのです。というのも、私の恩師の佐藤進先生が、次のような遺言を残しているからなのです。

 愛とやさしさに越える意義をもつものはない。
 私の生命と希望、こころざあしが若い友人によって受けつがれていくことを願う。

そして、「おわりに」はこう結ばれています。

『真理を語るものは、常に少数派だ』

文体もとてもやさしいので、読みやすい本だと思います。


■45歳

ということで、今日の私は品川におりまして、終わったら、白山眼鏡店にお願いしていた、遠近両用眼鏡と老眼鏡(笑)が出来上がっている予定なので、それを取りにいってくると・・・

老眼は、まだまだ弱い段階ですが、私のようにデスクワークの多い中年は、専用の眼鏡がそろそろ必要な歳ですよ、といわれてしまいましたので、専門家の意見にはすこぶる素直に、という私のポリシーがもろに出てしまったわけです。

老眼鏡をかける自分というものを、想像してもおりませんでしかたが、やはり年なのですね。
神野教授流にいえば、人間としての私は、自然との関係(制約)から自由になろうとして、老眼鏡をかけるわけです。(笑)

レッセ・フェールのままならば、私は近くの文字が見えないことに生涯不自由しなくては、ならないのです。

しかし、その自然の制約をフリーにしよう、神の見えざる手に任せないでやろうというのが人類の進歩の方向だということでしょうか。(笑)

2003/03/26 (水)  
【最近明るいニュースがまったくない。しかし前向きに歩んでいます】

■ビデオの売り子さまからのメール

最近明るいニュースがまったくない。
しかし前向きに歩んでいます。

MOMOTI&GEO.NETビデオ販売のその後ですが現在の販売数 46本 【目標100本まで後、54本】先行予約締切までまだ、6日もありますね
目標達成までがんばります >^_^<

注文者の方から、早く欲しい、早く見たいとの要望があり急きょ30本発送することになりました。
送付内容は下記内容です。

大阪二人会 イメージ似顔絵が完成しました
(添付似顔絵です)-お気に入りますか・・・?

送付封筒に印刷して利用しております。
HPにも添付いたしました。よろしくお願いいたします。

まだまだ先行予約中-受注先では絶対的に北海道 8件とダントツに多い状況です。

北海道でのご活躍の状況がうかがえます。v(^o^ )ー~) ニコ

------------------------------->8

○○ ○○ 様へ

■「MOMOTI&GEO 大阪二人会"生でごめんね"の収録ビデオ発送のご案内」

拝啓 めっきり春らしくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、ご注文いただきましたMOMOTI&GEO
大阪二人会収録ビデオ『生でごめんね』
http://homepage2.nifty.com/furuta/momo-geo.htm
”早く欲しい・早く見たい”との要望にお答えし、下記明細書のとおり3月25日料金代引にて発送致しました。
貴着の上は宜しくご検収下さいますようお願い申し上げます。
また、ご注文の品に関してのご質問はMOMOTI&GEO事務局(電話 ○○)までお気軽にお問い合わせ下さい。

3月28日にはお手元に届くのではないかと存じますが、
万一配達が遅れているようでございましたら遠慮なくご督促下さい。

どうか今後とも引き続きご用命を賜りますようお願い申し上げます。

 まずは、ご通知申し上げます。

■■MOMOTI&GEOビデオテープ販売■■
大阪二人会「生でごめんね」先行予約中
http://homepage2.nifty.com/furuta/momo-geo.htm


■土木“つもり違い”十カ条

スーさんFe業界・1号さまよりいただいたもの・・・(『土木施工』Vol.44,No.4より)

まずは、神社の宮司をされている井上信幸さんという方が作られた“つもりちがい十カ条"というもの

一つ、高いつもりで低いのが教養
二つ、低いつもりで高いのが気位
三つ、深いつもりで浅いのが知識
四つ、浅いつもりで深いのが欲の皮
五つ、厚いつもりで薄いのが人情
六つ、薄いつもりで厚いのが面の皮
七つ、強いつもりで弱いのが根性
八つ、弱いつもりで強いのが我
九つ、多いつもりで少ないのが分別
十、少ないつもりで多いのが無駄

それで、この十カ条に倣い、“土木つもり違い十カ条"を富士常葉大学環境防災学部教授・附属風土工学研究所所長 竹林征三氏がつくっております。

一つ、高いつもりが低かったのが土木構造物の安全度(阪神淡路の地震被害の反省)
二つ、低いつもりが高いのが土木施設の間接効果(国家百年の計でつくる土木施設の経済効果は費用対効果の分析よりはるかに大きい。適切に経済性は評価ができていないことの反省)
三つ、深いつもりが浅かったのが土木学者の見識(どこに学識があるのか疑って見たくなるような掌者もどきが現われ、世に蹴眉し出した)
四つ、浅いつもりが深かったのが、土木業界のバブルのツケ
五つ、強いつもりで弱かったのが、土木役人の使命感(永年の悲願の事業が簡単に中止される)
六つ、弱いつもりで強かったのが、土木業界の生き残り戦略
七つ、多いつもりで少なかったのが土木の社会からの評価
八つ、少ないつもりで多かったのが土木への批判と反発
九つ、厚いつもりで薄かったのが土木屋の倫理観
十、薄いつもりで厚かったのが反対論説

つもり違いどころか、思い違いも相当なのではなかろうか。「つもり違い」の次は、「思い違い」である。


■土木“思い違い”十カ条

一つ、イメージが悪いと思っていたが極めて格式高いのが土木
二つ、切れないと思っていたが切れることが前提としてできているのが堤防
三つ、余っていると思っていたが、全く不足しているのが水資源
四つ、堤防を築き安全度が増したと思っていたが、確実に危険度が増しているのが天井川
五つ、役に立つと思っていたが、災害・緊急時役に立たないのが防災商品
六つ、守れと言っていた自然と思っていたが、実は人工河川・長良川
七つ、水質が良いと思っていたが、汚染が深刻なのが地下水
八つ、陸地に住んでいると思っていたが、海面下だった臨海地帯
九つ、ダムの機能があると思っていたが、全くないのが「緑のダム」
十、住民のためと思っていたが、反対運動を受けるのが公共事業

まだまだ勘違いもあるのではないだろうか。その結果、多くのばす違いが生まれた。


■現在の土木“ばず違い”五カ条

一つ、不況対策に一番有効なはずが評価されないのが現在の土木
二つ、環境対策に非常に役に立っているはずが評価されないのが現在の土木
三つ、社会から悲願達成で喜ばれるはずが反対に不要なものを造ったと批判されているのが現在の土木
四つ、世界一の金字塔を打ち立てた、誇らしい技術集団のはずが萎縮しているのが現在の土木
五つ、将の将たる職業集団のはずが他の集団に上手く利用されているのが現在の土木


言われなき違いも多いが、反省しなければならない点も多い。反省の上に起死回生の処すべきことも明らかになるにちがいない。

・・・ということだそうで、この後「風土工学」のはなしが続くのですが、それままた気が向いたらということで・・・

2003/03/25 (火)  
【今日は移動日】

■熊本解体新書

ちょっと前のメールなのですが・・・。

(ざっくり)

以後、順次、第2部「ケイシン 経営事項審査」、第3部「CALS/ECがやってくる」と続くはずです。

(ざっくり)

全体が、悪名高い「くまもと解体新書」の第3章という位置付けになります。

第3部では岐阜県、長野県にも取材に行こうと思っております。それから、桃知先生のインタビューも必須かな、と。(ざっくり)

これだと、なんだかわかんないでしょうが、詳しくは熊本日日新聞のホムペ「くまにちコム」の中で読めます。

http://kumanichi.com/feature/kaitai/index.html

とにかく読んで考えてみましょう。


■昨日は寿司の日でした

昨日は、お昼に、尾州鮨
夜は、ふじ田

北海道の寿司を満喫いたしました。
砂子さま、お世話になりました。m(__)m

私、最近は飲んでばかりで「食えない人」になっていたのですが、昨日は、久しぶりに健啖家桃知健在でございました。

ふじ田から、もう一件寄り道して、締めに、新月に寄って塩ラーメンを食べましたが、さすがにこれは少し残しました・・・m(__)m


■今日は移動日

ということで、今日はANA 056便 11:30発 → 13:00着で一旦帰京しまして、その後、また出かけます。

なにかとせわしない年度末でございます。
ぼちぼちと参りましょう・・・

2003/03/24 (月)  
【「戦争」はさまざまなことが予想できないないままに同時に起きる】

■切番

一お連のカウンターですが、474747になりますよね・・・
たまには、こんなものでも遊んでみようかなと思いました。

474747をGetされた方は、迷わず店主へメールです。
今回の景品は、ももちどっとこむポロシャツ(黒、サイズはLのみ、ただいま作成中)といたします。


■桃知@札幌

本日の仕事については、昨日いただきました以下のメールに容訳されておりました。
情報ありがとうございました。m(__)m

(ざっくり)

話が変わり、戯言にありました「マジックスパイス」ですが、SGSの説明会の会場から近いのですが、今日、出かけの帰りに店の在りかを確認しましたら、横浜カレーミュージアムOPEN応援の為(3/17〜4/3)お休みとのことです、ご了承ください。

そいゆうことで、説明会後は近くのすし屋さんでお昼をとっていただいて、岩見沢にご移動、○○対応の力添えをいただきたいと思います。
宜しくお願いします。

あははは・・・、マジックスパイスが休み・・・本当は昨晩の晩飯にしようと思っていたのです。
そこで、急遽、昨晩の晩飯は、私にとってはおなじみのVin菜にしました。

メールにもありますように、今日は、SGSの説明会(←これは暫定のHPです。まもなく正規サイトが開設されます)
私は朝から、この説明会に参ります。(8時20分にはホテルを出ます)

午後からは、岩見沢の空知建協へ移動して、○○対応。
この○○対応については、明日にでも。


■「戦争」はさまざまなことが予想できないないままに同時に起きる

TVで、午前3時過ぎから「戦争」についての報道を見ていました。
感想は、「戦争」はさまざまなことが予想できないないままに同時に起きる、ということです。

「戦争」で起きていることは、日常の中ではすべてが異常なことです。
その異常なことが、立て続けに起きてくると、日常の中での異常性がなくなってしまうのかもしれません。

しかし、この表現も違うような気がします。
その異常なことが、立て続けに「報道」されていると、日常の中での異常性がなくなってしまうのかもしれません。

というのが正解かもしれません。

2003/03/23 (日)  
【環境】

「私は、私と私の環境である。そしてもしこの環境を救わないなら、私をも救えない」 オルテガ・イ・ガセット

『桃論』でIT化の理解の方程式としている、「IT化(制度・慣行)=環境×原理」という、伊丹先生の方程式は、上のガセットの言葉と対比してみるとわかりやすいかもしれません。

ミーム論から考えるコア・コンピタンスとは、「消費のミーム」へコミットする力です。

「消費のミーム」へコミットする力とは、市場を作り出せる力です。

つまり、それが「技術のミーム」の力です。

ここでいう「消費のミーム」が「環境」だと考えることができれば、「私」は何をすれば良いのかが理解できるはずです。

「私」は、私の「技術のミーム」だけの存在ではないのです。
「私」は、私の「技術のミーム」と私を取り巻く「消費のミーム」なのです。

つまり、この視点を持つことで、ようやく商売がなにものかがわかってくるはずです。
そして大切なこと。(↓)

福桃会のKさまより。

次代を担う獅子は、地方政治が国の政治レベルに呼応して、地方疲弊の増殖(雇用を守りながらの地産地消型循環経済、人的・物的資源を活かす地域雇用の創設・次代へ備えるための価値ある故郷創生などへの意識・視点の欠落)だけが進行して行く現状を考える時、今統一地方選挙は平成維新「4・13」「4・27」革命を成す位の意志と行動が必要と考えます。

IT化が急激に進行し市民意識も激変する次の4年間は、取り返しがつかない時間です。
ひとり一人が地方政治に関わり、次代へ継承するに値する故郷創りへ参画しよう。

現状依存で現況を保持できると勘違いしている各地の地場中小建設業者へ、パラダイム転換のメッセージを発信して下さい。
建設業界の意識を変えなければ、地域の経済構造が替わらない。

「私を取り巻く環境を救わないなら、私をも救えない」のですが、「私」が環境を救うとはどういうことでしょか。

それは、「私」自身が変わることなのだ、といっているのが、『桃論』だということです。
その変化とは、「私」を取り巻く「環境」が、「私」にもたらしたものと考えてよいでしょう。

そして、「私」自身が変わることで、また「環境」も変わるりえるのです。
→相互作用

その時、「私」のミーム力が強ければ、私と私の環境である「私」を救うことができるはずです。

ということで、今日の私は札幌へ移動し、夜はちょっと打合せ。

2003/03/22 (土)  
【私がオカシイのかなって最近思っちゃいます】

盛岡からの帰り 祖母の墓参り

お嬢・2号さまより

お嬢・2号です。
戦争が始まりましたね・・。
各地で反戦運動がさかんに行われていますね。
2・15だったかな。あの日の世界あちこちで広がった反戦運動は
インターネットから小さな団体が発信したことがキッカケだと聞きました。
3・21も日本でこれだけ多くの高校生や、市民が運動に参加したのも
インターネットがこれだけの力を集めているのだと、ニュースで話していました。

つくづく、みんな自分で情報を得て、自分で行動しているんだと、
感じました。高校生の団体は、本当に大人に言われたからでなく
自分たちで、東京に集結し沖縄から来ている子もいたし、
みな自分の思い思いの反戦運動をしてるのですね。

私も、動かなきゃあかんぞと、思い知らされる毎日です。
近くで話せないことや、話しても浮いてしまうことに、
めげたりへこんだりしては、なにも始まらないんやなって。

会社で、みんなにメール(インターネット)を入れる話。
部会の前に何人かに、相談してるんですが、
「私用で使うやつおるし、そんなんが管理できるの?」
とか、「FAXで図面送ってくれたいいのに」とか・・。

私がオカシイのかなって最近思っちゃいます。

IT化の最初の壁がこれ。
そして大きな企業ほどこれがはびこる傾向が強いのです。

なぜかということ、大きな企業はどうしても官僚的な組織形態を持っているからです。

そして、そこにあるのはヒエラルキー・ソリューション的な精神文化なわけで、とてもIT化がもたらす、コミュニティ・ソリューション的な問題解決方法を、企業の戦略とするなんていう発想は持てないからです。

この点、小さな会社は最初からフラットな組織形態を持っていますから、社長が変われば会社も変わる!

おかしいのは、あんたやないで・・・

ブッシュや!★\(^^;

2003/03/21 (金)  
【食べるの大好き】

■盛岡冷麺3件目

桃知@盛岡です。

昨晩は、元祖盛岡冷麺である、食道園をついに制覇。
こでで、盛岡冷麺は、ぴょんぴょん舎、盛楼閣に続いて、3件目の制覇なのです。

でも、まだまだ奥深いのが盛岡(なんてったって、じゃじゃ麺なんていうのもあるわけで・・・)。
冷麺探求はまだまだ続くのであった・・・(謎)


■スープカレー

今、目覚ましテレビで札幌のスープカレーを放送しているのですが、先日北見で食べた、スープカレーを思い出して、ああ・・・食いたい・・・と思うのでした。

このスープカレーっていうのはですね、ご飯をスプーンにのせたら、それをスープカレーに浸すようにして食べるのです。

で、なんでこんなものが北海道でブレークしているのかは謎です。
北海道以外では、見たときもありません。

来週は札幌へ行くので、マジックスパイスにでも行ってみようかと思うのでした。

しかし、盛岡は快晴である。
腹が減った・・・


■戦争が始まってしまった。

昨日のお昼は、向井田さんと下河原さんと、新寿司さんで、白身&かつおの刺身+明太子、それからホヤ。それにミニうに丼+ミニいくら丼。お味噌汁は牡蠣・・・

ああ、ビールが飲みたいと思ったのは、私だけではあるまい。
で、このようなおいしいものを食べながら、ニュースを見れば、ああ・・・戦争が始まってしまった。

はやく終わってくんないかなぁ、と思うのは皆さん同じなようで、東証は、早期終結シナリオが働いたようで3日連続の続伸。

でも長引いたらどうなるんだろう・・・

私も東証ものんきなものだ・・・★\(^^;

2003/03/20 (木)  
【今日は盛岡へ】

■昨日のセミナー

昨日のさいたま市でのリコーさんのセミナーは、個人的にはとても楽しいものでした。

はじまりから、流れ開始(?)のようなもので、開始時間が来る前から、会場にいらっしゃっている方々を相手ににしゃべり初めていたわけで(つまり、時間通りに来られた方は損したのよ)、雑談のようなセミナーもいいなぁ、と個人的には思ったのでした。(まあ、それも人数の少ないセミナーだからでしょうが・・・)

それで、正式版は1時間30分。
事例の紹介から。つまり、イントラネットってこんなものだよ!というはなしを1時間ばかり。

その後、イントラネット理解のためには欠かせないミーム論を30分。
これはさすがに時間が足りませんでしたが・・・

ここでの要点は、つまり、イントラネットというのは、自社のミーム・プールなのであって、そのミームを見る目を持てない(育てない)と、うまくいかないよ!ってことです。

この視点がない、そしてその能力がないままにイントラネットを形から導入するから失敗するのです。
大切なのは、導入時から、パフォーマンス・マネジメントを意識した取組みを行うことなのです。

A:先行条件 B:行動 C:結果
イントラネットは自社のミーム・プールだと意識できる 自社の問題点発見ツールとしてイントラネットを使う イントラネットの活用が進む
結果として効率化や合理化の道具になれる
イントラネットが自社のミーム・プールだと意識できない 効率化や合理化の道具としてイントラネットを使う イントラネットはいつまで静かなまま・・・
効率化や合理化の道具にもなれない

『桃論』で私はこう書いています。

〈IT化を効率化や合理化の道具として考えることをやめてみなさい〉

といっているのです。そして、IT化が中小建設業になんらかのメリットをもたらすとすれば、それは、

 〈中小建設業が売っているものとは、自社の「技術のミーム」である〉

ということであり、

 〈IT化が扱う「情報」とは「ミーム」のことである〉

ということを理解し、さらには、

 〈インターネットとはミームが獲得した新しいプール(プール)である〉

という文脈を理解することでしか、私たちはIT化のメリットを享受できないところにいることを認識すべきなのです。つまり、IT化を自らの経営ツールにできるとすれば、IT化が自社の技術のミームを育て上げそれを市場に伝播する取り組みであること意外に、中小建設業のIT化が立脚する基盤をみつけるのは困難なことなのです。(p213)


■桃論・・・なぜか?元気(amazonでのはなしだけれども・・・)

その『桃論』ですが、amazonでは相変わらず元気なようで、昨晩9時頃覗いて見たら、以下のような結果でございました。



発売から4ヶ月、この時期の3桁代は正直嬉しい!
ご支援いただいている皆様に深く感謝申し上げます。m(__)m

自分で書いた本っていうのは、月並みなことばですが、自分の子供のようなもので、それが世間様にどう評価されているのかを知る、最初にして最もわかりやすい手段的情報(第一種情報)は、結局はランキングです。

やっぱり少しでも売り上げランキングは高いほうが嬉しいのでした。
でも、直接皆さんから感想を聞けたら、それはもっと嬉しいのです。(第二種情報)


法政大学エクステンション・カレッジ2003(HELP2003)のゲスト・スピーカー

HELP2003のゲスト・スピーカーの方々が、だんだんと固まってきております。
詳しくは下記ページをご覧くださいませ。

法政大学エクステンション・カレッジ2003年前期講座受付開始

まだまだ流動的な部分もありますが、なるべくたくさんの事例を準備する予定です。

ここで感じてほしいのは、事例発表が出来る企業(個人)の方々というのは、それぞれの取組み内容の質の高さは当然として、自分の取組みをさらすことで逆に勉強しにくる、という面もあるということです。

これはある意味バルネラブルな行動だといってもよいでしょう。
これは、自分自身の行動について、強力なコミットメントを促します。

つまり、発表者は強くなれるのです。
このHELPで行われであろう相互作用を考えただけでも、私はわくわくします。

でも世の中には、なにつまんないことやってんだ!って方もいるのでしょうが、まあ、そういう方々は最初からお呼びではありません。(笑)


■今日は盛岡

ということで、今日は、上野 8:58 はやて 7号 盛岡 11:22で盛岡へお邪魔いたします。
岩手県建設業協会さまで4時間のセミナーです。

本日使用予定(予定と書いたのは、移動中に修正する可能性が高いからです・・・)のPPTをダウンロードのページにおきますので、必要な方はダウンロードしてご覧くださいませ。

 ダウンロードのページ

2003/03/19 (水)  
【なんだかよくわからないが猛烈に忙しい】

■攻めの姿勢?

「攻めの姿勢」という言葉が正しいかどうかはわかりませんが、とにかくポジテブに活動をしていると、自ずと結果はついてくるものらしい・・・

私の場合、後向きが出来ない人なので(首が回らないわけではない、念のため・・・)、ただひたすら、それこそ阿保のように前向きに生きているわけで、それが、いいのか悪いのか、という議論は棚上げして、まあ、そすること(しかできないかだけれども)で、何かしらの結果を得てきているのだと思うのです。

まにあ・1号さまのメールにこんなのがありました。

これですね、私の持ち味は・・・・
アタマは悪いけど、フットワークは軽い・・・これだ!
この「疾走感!」、ここんとこ忘れてました。

最近、自分の考えの足りなさや、思考の浅い事にかなりジレンマを感じて、「考えよう、思考しよう」・・・
などと、悩んでいるうちにすっかり「自分のテンポ」失っていましたねぇ。

もちろん「考える」ことも「勉強する」ことも放り出すわけではないですが、自分の持ち味を殺してまで立ち止まってしまっては「本末転倒」ということです。

走りながら考える・・・ってのもアリですよね!?

というか、私は「走りながら考えろ!」といっているのです。

それが、『桃論』のいうところの、

私たちは、書を捨てずに町にでなくてはりません。
そして、パソコンを捨てずに町にでなくてはなりません。

なのです。

還暦ロックバンド、「転がる石さんたち」じゃないけれども、「止まったら腐る」と、私は自分自身にコミットしてしまっているので、だから、なんだかよくわからないが猛烈に忙しいのか・・・?

貧乏暇なし・・・★\(^^;

しかし、近所のホームレスの皆さんは暇そうだな・・・★\(^^;

2003/03/18 (火)  
【今日は提案書書いています】

IT化コンサルテーション3ヶ月パッケージ

おかげさまで、IT化コンサルテーション3ヶ月パッケージには、結構な数のお問い合わせをいただいておりまして、今日は、朝から、IT化アンケートを眺め、提案書を書き、それを送る作業を続けています。

そこで一つ気付いたこと。

IT化コンサルテーション3ヶ月パッケージの契約金額の注意書きに、「IT化のスタートに際した打合せに伴う訪問日当1回分を含みます。」という一文を入れなくてはならないないなぁと・・・

やはり一度訪問してからでないと、詳細は書けないわけで、つまり、ヒューマン・モーメントは必需。
それで、打合せ訪問の日当1回分も基本料金に含めてしまったわけです。

これは実質的には55,555円(笑)の値下げなわけで、ただでさえどうしようもないぐらい戦略的価格のパッケージなので、これは私的にはかなり痛いのですが、まあ仕方がない。

私の想いは、建設業界の内なる変革による、外部環境への相互作用的コミットメントにあります。
外部環境(つまり民社会)とのコミットメントが出来なくては、この業界が自己再生的によみがえることはないと考えています。

ですから、一社でも多くの方々に、コミュニケーション(相互作用)としてのIT化を理解していただきたいわけで、私は残念ながら一人しかいませんが、出来る限りのことをしたい、と考えているわけです。

でも、これ、新規受付は月2件が限界のような感じでございます・・・m(__)m



【気力なし】

■MOMOTI&GEOビデオテープ販売

大阪二人会「生でごめんね」先行予約中
http://homepage2.nifty.com/furuta/momo-geo.htm

ということで、伝説(?)の大阪二人会のライブビデオが発売になります。
現在好評予約受付中でございます。m(__)m


■47万

47万は北海道の秋野さまでございました。
ただいま、ももちどっとこむポロシャツ(黒)を作成中でございます。


ということで、今朝は、なにか書く気力が失せております。
今日は一日事務所での仕事の予定ですので、その気になったら、また更新いたします。

再見。

2003/03/17 (月)  
【パフォーマンス・マネジメント】

■まもなく47万ヒット

今日は本当は福岡にいるはずだったのですが、その仕事がキャンセルとなってしまいましたので、納税等の事務処理をする予定です。

それから、眼鏡の調子が悪いので、時間があれば、眼鏡を作りにいってこうようかと思います。

でも、東京の最高気温は9度の予想で、これは真冬並みなわけで、出不精になりそうです。

まもなく一お連カウンターが47万を刻みます。
GETされたら、迷わず店主へメールです。

景品はポロシャツになる予定です。

■3・19さいたま市でのセミナー用PPT

2003年3月19日さいたま市宮原町(埼玉リコー)でのセミナー用PPTをダウンロードのページに掲示いたしました。

このセミナーは1時間30分しか時間がありませんが、ベースは先日の大阪二人会のものとなっています。多分、相補均衡の考え方の部分を話せないかも知れませんが、とにかく一通り話せるように頑張ってみたいと思います。

 ダウンロードのページ


■身体で覚えるIT化

最近勉強しているのが、「パフォーマンス・マネジメント」というものです。(といっても例によって独学ですが・・・)参考文献:(『パフォーマンス・マネジメント』島宗 理,2000年3月3日,米田出版

これは、行動分析学を基礎とした実践的な学習心理学とでもいえるもので、A(先行条件)、B(行動)、C(結果)の関係(行動随伴性)分析(「ABC分析」といいます)を中心とした問題解決方法です。

例えば、IT嫌いの方々の多くは、日本語入力が苦手なことが多いのですが、社員の皆さんが、日本語入力ができるのか、できないのかで、組織のIT化は結果が変わってきます。

A:先行条件 B:行動 C:結果
日本語入力ができる メールの返事を書こう デジタルコミュニケーションができる
日本語入力ができない メールの返事は書けないなぁ デジタルコミュニケーションができない

この日本語入力ができる、ということを「行動レパートリー」といいます。

このような場合、改善すべき問題は明らかで、皆が日本語入力が出来れば、デジタルコミュニケーションの可能性は広がるわけですから、目標は「日本語入力ができる」となります。

そして、もう一つは、日本語入力が出来ない方々が、行動レパートリー(知識といってもよい)としての日本語入力を習得できるように行動随伴性を整備することです。

つまり、C:結果として、日本語入力ができる、若しくは、日本語入力を身につけることが好子となるような、A:先行条件とB:行動を生み出すような取組みを考えればよいということです。

この辺りの細かいところは次の機会に譲るとして、ここで大切なことは、「行動レパートリー」という考え方です。

ITに関する行動レパートリーが熟達するにつれて、より複雑なパフォーマンスは自動的に改善されます。(出来ないことによる「嫌子」が減り、出来ることによる「好子」が増える)

・強化の原理
行動することで、何か良いことが起こったり良いことがなくなったりすると、その行動は繰り返される。
行動を強化する「何か良いこと」を「好子」(こうし)といいます。(島宗 理,p7)

・弱化の原理
行動することで、何か悪いことが起こったり悪いことがなくなったりすると、その行動は繰り返されなくなる。
行動を弱化する「何か悪いこと」を「嫌子」(けんし)といいます。(島宗 理,p16)

『テニスの初心者にラケットの握り方やフォームなどを説明しても、それだけではボールを打てるようにはならない。実際にラケットを握らせ、ボールを打たせながら練習しなくてはレパートリーとしては習得されない。同じことが知識のパフォーマンス・マネジメントにも言えるのだ。文系でも理系でも、熟達するためには体育会的な練習が大切であることを、行動分析学の研究は示している。』(島宗 理,p103)

だから私はホームページを日々更新続けたのです。
日本語入力の練習にね(『桃論』,p38)

A:先行条件 B:行動 C:結果
インターネットがあった
特にやることもなかった(笑)
ホームページを毎日更新 日本語入力が上達した
アクセス数が増えた
デジタルコミュニケーションが生まれた


2003/03/16 (日)  
【GiveThanks 熊本】

■熊本県CALS/EC推進協議会開催における基調講演用PPT

3月14日に熊本市で行いました、熊本県CALS/EC推進協議会開催における基調講演のためのPPTをダウンロードのページに掲示いたします。

これは、1時間という時間、それも皆さん次の予定があるので、私の得意技である「勝手に延長」が出来ない、という悪い環境(笑)での講演でした。

自治体CALSについての基本的な考え方は、とても1時間で語りきれるようなものではないのですが、とにかくエッセンスだけを要約したようなものにはなっているはずです。

興味のある方は、ご覧いただければ幸甚です。

 ダウンロードのページ


■自治体CALS

この基調講演の後は、既にPPTも掲示してあります、熊本県の建設技術系の職員さま向けの勉強会を行いました。

こちらはいつもの調子で、30分ほど延長してやってみたのですが、最初のヒューマン・モーメントとしては上々だったと思います。

眠る方もなく、予定の4時30分を過ぎても帰る方もなく、皆さん、酔っ払ったように上気され顔を赤くしてお帰りになられたのが印象的ではありました。

ありがとうございました。m(__)m

熊本県では、この後も、桃熊会さまとのコラボレーション、熊本建協人吉支部の皆さんとのコラボレーションを行いながらの取組みを続けていきます。

自治体が行うCALSは、行政側の業務の効率化だけでは、意味がないのです。
県民益を、発注者と受注者が、共に考える「場」でなくては、なりません。

その作業が自治体CALSなのです。

熊本の皆さん、今回は大変にありがとうございました。m(__)m


momo
桃知商店謹製
(c) Copyright TOSIO MOMOTI 1998-2003.All rights reserved.


About桃知利男インデックスSelf Talking INDEX |今日の戯言 | 2003年3月前半へ| 2003年4月前半へ著作権店主へメール