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店主戯言0031101 2003/11/1〜2003/11/15 "There goes talkin' MOMO"


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2003/11/15 (土)  
【@岩見沢 大阪三人会関係】

ゲップをすると、昨晩、らいでん食堂で食べたホルモンの味が逆流する岩見沢の朝である。

まずはおしらせ。2003年12月8日 12・8 東京独演会のご案内を「オープンセミナーのご案内」に掲示した。講演内容については(未定)である。が、演る(やる)ことはそんなに多才なわけはなく、手品をするとか、新内をやるとかはなくて、いつものようなI、イントラネットを使ったIT化についてのはなしになるだろう。25名様限定で受け付けますので、お早めに。


うどん☆人・2号さまから、大阪の感想。Subjectは「ももいろの時」

うどん☆人2号でございます。

一昨日は、素敵な講演をありがとうございました。
本当はもっと早くお礼と感想のメールを...のはずが、
なんと昨日は熱が出て珍しく半日寝込みました。
それは疑うべくもなく、知恵熱.......の進化した「桃熱」でした。
私もこれで本当に桃中毒の患者になったような気がいたします。

以前から某Cのインタビューに始まり、すさまじいうどんすきの「杉」や
出版記念パーティーなどで何度もお目にかかっていましたので、
生の桃知さんにはそれなりに抵抗力も付いていたはずなのに...
それだけ、大阪三人会が熱い熱い講演だったということですね。

「大阪三人会聞きにいこか〜、それとも呑みにいこか〜、うーん....」と言って、
結局呑みに行ってしまい、聞き逃した方は、人生の大失策です。(笑)


西原さんのお話は日頃の私には縁遠いものでしたが、だんだん聞いているうちに、
身辺見直すべきところが出て参りました。
又、まにあ・1号さんも書いていらっしゃいましたが、
話しの組み立て方も素晴らしく、限られた時間を有効に使って御話しになったあたり、
見習う事が大変多くありました。
太田さんのお話も、今まで色々とご苦労があったにもかかわらず、
それを淡々とお話する余裕が素晴らしかったですね。

そして最後の桃知さんの話しは、絶えることなく言葉が放たれて、
かといって、それが漫然としないように、時として横道に反れ、
聞く者が話しのつながりがわからなくなりそう...と不安になる一歩手前で
絶妙に元の話しにつなげるという、まるで「流れる川」か「生き物」のような
講演でした。

懇親会では普段お名前は桃知さんのサイトで拝見していても、
初めてという方々に沢山ご挨拶できましたし、
お嬢2号さん、それに、ねえさんのお二人にも会えて、感激です。
うどん☆人2号の名も、少々有名になったかしら?

その後、桃知さんはさまざまな懇親会をなさったようですが、
私も最後にちょっとだけ、桃色のオブラートのかかった街並みを拝見でき、
それはそれでまた、仕事柄印象に強く残るものでした。

12月の「自主興行」は残念ながら日程が折り合わず、参加できませんが、
新年会は参加したいと思っております。
(またまにあ・1号さんとお目にかかるんでしょうね....(笑))

時節柄、どうぞ喉とお体を大事になさってください。

Thanks! また遊ぼう。(^O^)/


お嬢・2号は日記でこう書いてくれた。 一部引用
えっと、ももちさんの話ですが、実はくりは始まって早々に、メモったりできなくなって(ほとんど)
固まって聞いてました(笑)なんか、耳に録音機でもついてりゃいいのになぁ、なんて思いましたけど・・

うーん、あたまに残ったんが、「社会参加」ということ。
今のいわゆる「若者」が、その社会参加が遅くなってきているという事実。
「シチズン・シップの欠如」??と言われていました。
「わからねぇ言葉がいっぺーでてくるよ。せつめいはしねーぞ、ん、わかるな」
と、こんな感じで、ももちさんの言葉の激流に巻き込まれて行った、くりちゃん・・・。


それで大盛さんから。
大盛@二日酔いです。
昨日は本当にありがとうございました。 大阪三人会の感想ですが・・・う〜〜ん・・・本当に濃い一日であったため,言葉ではうまく表現できないのが本当の話でありまして。
桃知さんが「関西は鬼門だ!」と言っておられたため,関西の人間としては参加者が少なくても「聴いて良かった」「話して良かった」というイベントにしようと,気合いを入れての参加でした。 まぁ,全国のみなさまから見れば,関西で面白いことやっとるなぁ・・・と,思わせる・・・・いわば大盛が目標としている「こちらの芝を青く見せる作戦」を敷いてたのです。 「どだ!関西は鬼門やけど参加した人間は少人数で濃いぞ! めっちゃおもろいで!」 と全国のみなさまに思って頂こうということです。
セミナーが終わり,楽しい楽しいお酒の時間。 参加した方々と名刺交換させていただいて・・・げっ・・・・関西が少ない・・・・。 ほっかいどぉ・・・くまもと・・・・みえ・・・・・とうきょう・・・・・みやぎ・・・・・。 くぅぅぅ・・・関西人,負けてるやん・・・・考えたらもったいない話ですよねぇ。 2000円で3人の話を聞けて,ついでに「楔さま」を広げられるんですよ。 まぁ・・・関西の土地柄人柄に少し諦めモードも入れながら,久々の二日酔い+長距離移動の今日でした。

三人会で聞いた3つの話,ただ今自分の中でまとめ,かみ砕き,反芻したのち自分の血肉に変えたいと考えています。
最後に・・・・桃知さん!帽子被ってるのは俺だけかよっ!

では失礼します。


そして梶さまより。
昨日はたいへんお疲れ様でした。
桃知組のみなさんとお会いし話させて頂く機会を与えてくださって、
ほんとありがたく、充実した時間を過ごさせていただきました。

私は九条商店街でおいとまさせていただいたんですが、
大阪文化(笑)はいかがでしたでしょうか?

(ざっくり、というか ピィー)★\(^^;

はじめて懇親会に参加させていただき、桃知さんや太田さん、
砂子組のみなさんとじかにF2Fさせていただき、よりいっそうあったかく感じました。
自分をさらし、実際に活動されている皆さんをほんとえらいと思いますし、勇気と力を頂きました。

講演内容も一味違う内容で、しかも当日作成、構成されたと聞き、
改めてすごさを実感しました。って活字にするとありきたりですが、ほんとすごい。
西原さんのHPで紹介されていた本も一昨日届いたんで、これからじっくり読もうと思います。

そうそう最近こん読が少ないなぁと思ってた理由も昨日分かりましたね。

九州や北海道から駆けつけてくださるような熱さが欠けている大阪で、
これからもがんばって行こうと思います。
昨日の出会いで、またがんばれます!

なんかうまく表現できません。
まだまだ、桃知さんのおっしゃる、自分で考え自分で活字にし自分をさらす の修行が絶対的に不足していることを実感します。。。
実践はやはり難しいです。めげずにがんばります。

またお会いできることを楽しみしております。
お体お大事に、ご自愛下さい。
昨日はほんとうにありがとうございました。

PS
砂子組熊谷部長様から、東京での事例発表に私も行きますとお話させて頂いたら
是非夜の飲み会にとさそって頂きました。感謝!感激です!
来週またあの熱い夜を迎えられるのかと思うと、今から楽しみです♪

ということで、これだけ並べても私の講演内容がいまいちはっきりしてこないのがわかるだろうか?

『まるで「流れる川」か「生き物」のような講演でした。』なのであり、

『ももちさんの話ですが、実はくりは始まって早々に、メモったりできなくなって(ほとんど)固まって聞いてました(笑)』なのであり、

『大阪三人会の感想ですが・・・う〜〜ん・・・本当に濃い一日であったため,言葉ではうまく表現できないのが本当の話でありまして。』なのであり、

『改めてすごさを実感しました。って活字にするとありきたりですが、ほんとすごい。』なのである。

つまり、こうして「反省」の行為を行ったことで、皆さん、「書けない」「表現しきれない」ことがわかったはずである。つまり、ここがデジタルコミュニケーションの限界なのだな。それでいいのである。あの場、あの空気を共有したものだけが身体で体感したものだけが真実なのである。しかし、それは「反省」の行為を行ったことで、一層深くあなたの身体に染込んでいくだろう。

2003/11/14 (金)  
【無防備になれる強さに 防備万全のつもりの自らの弱さが 照らされたようで】

昨日は、午後11時過ぎに自宅に戻る。気力も体力も充実している状態なので、疲れは感じていないが、昨晩帰りがけに三輪さんとご一緒した宮鍵の「みそとり寿き」でいっぱいやったのが効いたか、新幹線では爆睡ではあった。


国土交通省技監 大石久和氏の書いた「本当に公共事業が悪役なのですか」という論文目当てに購入した「中央公論」12月号の巻頭に、すご〜い詩を発見してうろたえた。(笑)


文学論から、懐具合まで
何でもざっくばらんに話せる友人。
    喫茶店で、たしか米国の財政赤字のことを話していたときだ。
何となく一段落したところで、彼が背筋を伸ばして言った−
「ぼくはゲイなんだ」。

「・・・・・・うん、そうか・・・・・・」
ショックというわけではなかった。同性愛者か異常愛者かで
もちろん関係は揺らがないし、以前にも、ふとした
拍子で、もしかしてそうかなと思ったこともあった。
なのに、なぜかマゴマゴしてことばを選びあぐね、
結局「友だちは友だちみないた返事しか出せず。

翌日ファックスで、信用して打ち明けてくれたことに
感謝していると、言葉を補った。彼とは今でもなんでもはなす。

あのとき、無防備になって、あえて弱点を見せ、
それでぼくはうろたえたと思っていた。でも
違った。

無防備になれる強さに
うろたえたのだろう。
防備万全のつもりの自らの弱さが
照らされたようで、
思い出すたびに
ぼくはマゴマゴしそうになる。


詩 アーサー・ビナード


これのどこが凄いのかを解説する必要があるのだろうか…。
『無防備になれる強さに』
『防備万全のつもりの自らの弱さが 照らされたようで、』


昨日の中部地方整備局さまでの行政情報研修の最後に、本当はいわなきゃいいんだろうが、己の胸のうちを抑えきれず、ちょっと小言をいわせてもらった。それは「目が死んでいる」という辛辣な表現である。

わたしは昨日の受講者(すべて官僚さまである)の方々の(すべての方とは言わないが)目が死んでいる、と感じた。特別寝ていた人がいるわけでもない。たぶん皆さん集中して聴いてはおられたのだろう。ただ、わたしはその場の雰囲気にある種の恐れを感じずにはいられなかったのだ。

私はお聴きになられている方々の目をみて、ある種のコミュニケーションをしながら話す人である。
たとえば大阪三人会ではこんなメールをいただいていた。

ねぇさん@会社です。

(ざっくり)

ん〜・・・桃さんはおおよそ予想通りの雰囲気で、でもやっぱ生で見る、感じることってすごいインパクトありますね〜。
目を見て喋るというか・・・これがF2Fってことなんでしょうね。

(ざっくり)

先日、大阪三人会でお話を拝聴させていただきました○○と申します。
その際は、日帰りのバス便の都合上、途中退席いたしまして大変失礼いたしました。
私は、“建設コンサルタント”とは名ばかりのとある地方の弱小ボーリング屋につとめている地質屋です。
太田さんのお話を聞きに行くのが目的でしたが、桃知さんのお話のおもしろさにどんどんのめり込んでしまいました。
恥ずかしながら、“面白い”ことは面白かったのですが、経済学に関しては全くの無知でありますので、ピンと来ないことがたくさんありました。
さっそく本日、地元の本屋に問い合わせたところ、『桃論』の在庫があるようなので、次の休みに出かけて購入してみようと思います。
また機会がございましたら、お話を聞きに伺おうと思います。
面白いお話、新しい世界への誘い、誠にありがとうございました。

わたしが昨日、大阪三人会はとても熱気のある講演会だったと思う、と書いたのは、このような前向きさのようなものを、聴いている方々の中に感じるからである。それは目の輝きが違う。

一方、昨日は桃論は事前に配布されているわけで、その気になれば事前にどんな話をするのかぐらいは理解できるぐらいの準備はされていたはずである。しかし、わたしが感じたのは、ズバリ興味がないのだろうな、ということだ。

それは、わたしのはなしのテーマ(「公共工事という産業」とIT化の問題)に対して、自らがコミットできるような立場にいないのだろうな、というのがわたしの率直な感想である。たとえば、先の大石技監の「本当に公共事業が悪役なのですか」という論文を知っていますか、という質問に対しては、何の反応もなかった。(これには愕然とした、という表現しかなないだろう)

しかしそれは「公共工事という産業」に立場を置く方々にとっては空恐ろしいことだと思う。だから最後に挑発してみたのだ。
わたしは、どのように思われてもかまわない。でも「公共工事という産業」の将来は皆さんの両肩にかかっている。目を覚ましておくれよ、ベイビーなのだ。


ということで、今日の私は ANA 053 東京(羽田)(0800) - 札幌(千歳)(0935)で、岩見沢へ向かう。

ああ、それから、宮崎の○木さんのHPでの疑問。『師曰く「わからないから考える」・・・では、”わかる”ってのはいったいどういうことなんだろう』へのわたしからの簡単な回答。

わかるっていうのは身体が覚える、ってことだと思う。そしてそれを支配しているのは主観である。だから疑うべきは己自身に宿る主観である。己の主観と対峙するとき、つまりはわからないのである。それからもひとつ。客観性などというのは己に対する言い訳でしかない、とわたしは思う。だから考えることが楽しいのだとも。

2003/11/13 (木)  
【@大阪】

桃知@大阪である。今日はこれから中部地方整備局さまで行われる行政情報研修にお伺いする。すでに大阪にいるし、向かうは名古屋なわけで、比較的静かな朝を過ごしている。

本日の講演のお題は、『建設業のIT化とコミュニティソリューション』なわけで、これを今日は4時間の枠で行う。このお題に関して言えば、わたしは4時間でも6時間でも8時間でも語り続けることができる。それだけの思い入れのあるはなしである。これが一人でも多くの行政側にいる「公共工事という産業」にかかわる方々に届くよう魂をこめて語りたいと思うのだ。


昨日の大阪三人会はとても熱気のある講演会だったと思う。私はその後多様な懇親会をしてしまい、ホテルに戻ったのは午前2時を過ぎていた。でも今朝は不思議に疲れを感じていないのはなぜだ。(ウコンか?)

まにあ・1号さまからの早々のレポート。
なぜかわたしの分ははいそうなので自分で書こうかと思ったのだけれども、そのうち、まにあ・1号さまがまとめてくれるかもしれないし、今朝は余裕はあるといえ、それほどの時間もないので、今回はPPTを掲示することでご勘弁を。m(__)m 
このPPTじつは会場入りしてからつくったというていたらく…。★\(^^;
→DBmomo04o.zip

桃知さん、太田さん、西原さんの「大阪三人会」レポートします。

実は今回は休暇をとって「プライベート」で来ておりましたので、レポートはしないつもりでしたが、あまりにも良い内容でしたので、取り急ぎまとめてお知らせします。

レジュメも頂いてきましたので、もう一度復習しみなさんにレジュメを通してもお伝えできるように準備することにします。

とにかく予想外に良いセミナーでした。

桃知さんの講演も普段は全く触れない特別バージョンだったのですが、他の二人が強烈過ぎてまとめきれません。
後日まとめて報告します。

本当に面白くて、勉強になったセミナーでした。
過去の桃塾などの講演歴のなかでも文句なしのベスト3に入るくらい良い内容でした。

まとめが悪くて伝え切れていないのが少々残念ですがこれが限界です。m(__)m

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大阪三人回

【 西原さん講演 】

TOCをやさしく解説してもらえる。

まず、受講者に対するその徹底した「サービス精神」に感動!

最初に全体の流れを話し、本論に入り、結論。そして最後にもう一度要点を総括する。受講者の立場に立った、本当に聞きやすくわかりやすい構成。さらに、時折、受講者自信に課題を与え、「ワーク」をさせて書かせて、考えさせる事により、講演そのものを「自分自身の問題」や、「自分自身のテーマ」として受け入れさせてくれる。そんな手法にも感心。

とてもアマチュアとは思えない、講演構成にまずびっくり!

さらに、さほど難解ではないにしろ単調で眠くなりやすいTOC理論を実に平易にやさしく解説。

TOC理論の核心はボトルネックにあり、ボトルネックを解消すれば全体が最適化され、全体が底上げされる。 いかにして真のボトルネックを発見するかにまず全精力を傾けるのが肝要。

まず自分(または自社)の業務フローにおけるありとあらゆる問題をブレーンストーミング形式でどんどん抽出する。そしてその問題間をそれぞれ関連づけしてゆく・・・するとどうだろう、関連付けされて行く中で沢山の問題点の小枝が少しづつ合流して行き、枝が少なくなり最後には1つの問題に収斂されてゆく。この収斂された問題が実は業務フローにおける最大の問題であり、これをボトルネックという。

問題点がいくら沢山あり、多岐にわたっていたとしても根気よく関連付けを行い、収斂作業を行うことで結果として真の問題点(原因)をひとつに絞り込むことができる。

そして、その真の問題点を徹底的に改善することで業務フローの全体最適が計れる。

たとえば、次の会社があったとする。

@営業マンは月に1件受注をする能力がある
A設計マンは月に2件設計できる能力がある
B施工マンは月に3件施工できる能力がある。

この会社では、全員がどんなに頑張っても月に施工できる件数は1のままである。ボトルネックは営業。営業を改善して2にすることが出来さえすれば、会社全体のアウトプット、施工件数は2になる。というもの。

【 所 感 】

これは本当に感動的にわかりやすかった。

最後に受講者自身の業務フローを分析し、ボトルネックを探す作業を実施することを薦められた。思わず、ちょっとやってみようか!?とその気にさせてくれる、素晴らしい講演だった。

私はTOCの本、Theゴールを読んだがここまで目からウロコで理解できなかった。早速もう一度読んで見たい。

【 太田さん講演 】

・技術者への「独立」のすすめ・・・・

独立することを「難しく考える必要はない・一日三度の飯が食えて、一度寝られればよい」ではないか!それで十分生活は出来るのだから、もっと気楽にシンプルに考えよ!と、背中を押される。

では、「飯が食えるということはどういうことか?」を考える事から一緒にはじめてみましょう!との出だしから、ご自身が独立に至った経験を元に講演。

太田さんもTOC理論は良く知らなかったが、結果的に歩んできた道のりは、「自身の業務の最大の問題点を探し、そこを解決しよう」としてきた「TOC」プロセスそのものであった。

独立、給与所得を問わずしてビジネスを成功させるために

@個々の仕事のパーツのスピードアップ
Aボトルネックの解消
B自分の存在の主張と広報

が非常に重要であるが、これはかなりな部分がIT化を計ることで解決が可能である。つまり、個々の仕事のなかでの定型化された「ルーチンワーク」には徹底的にIT化を計る。これで大きな「時間」という資産を確保することができる。

また、ボトルネックの追求には時間が必要であり、解消にはITが有効。ここにもIT活用のポイントがある。実はボトルネックの解消で得られる時間が非常に大きいのである。

そして、一番重要なのが「自分の存在の主張と広報」である。有名・ということは存在していることの証である。無名・ということは存在していることすら否定されてしまう。つまり、無名ということは存在していないと同義語で、「無名でよい」と考える人間は決して独立してはいけない!とさえ断言される。では、自分の存在を主張し広報するには・・・・言うまでも無くインタネットがあるではないか!そして、いまや自分を主張するにもネットを利用することで随分時間が削減できるようになった。

つまり、(ITを用いて)徹底的に時間を生み出すことがビジネスを成功に導く鍵なのである。

生み出された時間新しいビジネスの「タネ」をまく事ができる。これが次の儲けを生むのである。時間に追われている状況では絶対にタネをまくことなど出来ない。また、時間があるからこそ自分自身に投資が出来るのである。

そして、ビジネスにおける障害について全く新しい切り口で講演される。

@一生懸命の壁A安住の壁

まず、一生懸命の壁について非常に面白く、ヒヤッとするクイズ

1.できなかったが一生懸命取り組んだ
2.怠けていたのでできなかった
3.取り組んでみたがすぐに諦めた
4.一生懸命取り組みもう少しのところまでたどりついた

このうち、ビジネスにおいてまずいものはどれか・・・?実は4.が一番まずいのである。一生懸命は道徳的には美しいが一生懸命時間をかけて結局完結できなかったのだから、その間の時間を全く無駄にしてしまったに等しい。むしろ、別の道に少ない時間で方向転換出来る点で3.にもおとるのである。

ついで、安住の壁 最近の(特に公共事業に関連する)ビジネスにおいて一番気をつけたいのがここ。「自分は常に間違っている」という思考回路をもたねばならない。

 恐怖のバイアス1

たとえば、総工費3200億のダム工事で地すべり対策には1000億かけねばならないとする。

総工費の1/3もの地すべり対策費は「非現実的」である。こうなると人間は弱いものでダムに水をみたしても「地すべりは起こらないで欲しい」気持ちが「地すべりはきっと起きないだろう」という「大丈夫なバイアス」が発生してきてしまうのである。

 恐怖のバイアス2

中小建設業の倒産が相次ぐほどの公共事業の削減はやめて欲しい(願望)
          ↓
自分たちは今まで社会に貢献してきたのだから簡単に切り捨てられるようなことは無いはずだ(大丈夫だバイアスの発生)
          ↓
そのうち誰か(国民)気づいて低はわかってくれるだろうから安心だ(思考の放棄)

 恐怖のバイアス3

ダンピングしてくる会社は良い施工も良い経営もできるわけがない(願望)
          ↓
ダンピング企業はそのうちつぶれるはずだ(大丈夫だバイアスの発生)
          ↓
実はもっと「価格競争力のある会社」が沢山あることにきづかない、目を背けてしまう。(思考の放棄)

では、一生懸命の壁、安住の壁を乗り越えるにはどうしたらよいか?

・ボトルネックを見つけ解消する(ここにITを利用)
・自分の存在を売り込む(ネット・※学会・※マスコミ)
・危険なバイアスをチェック、排除できる工夫をする (自分はいつでも暗には方向に流される、自分はいつも間違っていると  強烈に意識する、チェックできる仕組みをつくる・・・IT)

※学会活動はボランティアが基本である。ビジネスはお金を儲けるのが 目的であるが時としてこのように、お金にならないこともやらなくては ならない。なぜならこのような活動の積み重ねが結局回りまわって自分の ビジネスにつながる道にめぐり合えるかもしれないから。 ここでも、ITで浮かせた時間が有効に使える。

※マスコミには人脈ニュースソースがないので、こちらから持ち込めば 容易に取り上げてくれる。

そして、まとめ

儲け話があるとき、皆がそちらへ走っていたら自分はそこへは行かない。後発はカスをつかむ。

他の人が嫌がる、面倒がる、やりたがらない、難しいことにこそビジネスチャンスがあるのである。いくら難しいことでも、毎日毎日繰り返してやっていれば、それは簡単になるのである!

そして、選択肢が二つあるときは迷わず「困難な方」を選択せよ!なぜならライバルはそこから逃げるはずだから・・

【 所 感 】

ビジネスを実行するのは人間である。人間である以上人間としての弱さがあり、そこに大きな落とし穴がある。ビジネスにおける障害とは結局人間が持っている将来の弱点(不安から逃れたいという心理が発生してしまう)がその原因である・・というバイアス理論には息を呑む思いであった。

また、ITを利用する目的を「時間を生み出す」と、非常に明確し、さらには「生み出された時間で付加価値をつける」とされた点は前回にも増して説得力と迫力があった。

全く時間の経過を感じさせない、しびれるような講演内容だった!

2003/11/12 (水)  
【考える人】

桃知@浅草%さんぴん茶を飲んでいる。
Amazonの『桃論』が発作的に789位になっている。なにがあったのだ・・・。やっぱりね、デジタルもF2Fも大事なのよ。と独り言。


昨日は那覇空港内で、足つぼマッサージ+肩温灸でしっかり1時間ほどリラックスして10,500円也。体格のよい若者にごりごりとやってもらったけれども、彼はとても話し上手。わたしは内心、やっぱり喋りが「ゴリエ」だよなぁ、と妙に納得しながら和んだのだった。

帰りの便は出発が40分ほど遅れるも平穏なフライトで退屈。客は修学旅行の方々ばかり。スーパーシートはガラガラ。ひたすら眠る。羽田からの帰りも首都高は混雑。家に着いたのは予定よりもだいぶ遅れて午後7時を過ぎていた。


さて、本日はいよいよ大阪三人会である。今日のお題は、『桃知というもの+経済用語スライドショー(桃知)』なので、これはほとんどアドリブの世界なのだろう、と勝手に決め付けている。なのでPPTは直前につくる予定というかないかもしれない。東京での仕事が思ったよりも溜まっていて、若干大阪入りが遅れる予定。


沖縄での講演の感想をいただいていた。
沖電工組青年部協議会の翁長と申します。
本日は桃知先生の講演会を久しぶりに聞かせていただき、大変感動いたしました。東京で聞かせて頂いた時には、ITの神様で天才とまで思っておりました、今日は桃知先生の人間性が少し見れて嬉しかったです。懇親会は少ししか参加できずすいませんでした。今後、先生と心からお付き合い出来ればと思っておりますので、時々メールさせて頂きます。ご迷惑でなければよろしくお願いいたします。

ありがたいメールをいただき感謝なのである。二年ほど前、東京ビックサイトで開催された測量展のとき、わたしは福井コンピュータさまのブースで、啖呵売のような講演をしたのだが、そのとき翁長さまからご挨拶をいただいたことをなぜかはっきりと覚えていて、今回は沖縄でお会いできたことの偶然を神様にでも感謝しつつ、このような薄くて広い紐帯こそ末永いお付き合いになるのだろうなぁと感じている。世のことわざにあるように、山と山とは会えないけれど、人と人とはまた会える、を体現してしまったわけである。

ただ、神様や天才はやめておくんなさいまし(笑)。@Nifty C-PAS「ときめくパーソン」の取材後記で、島崎由紀子さんが『桃知さんは考える人です。』とわたしのことを書いてくれているけれど、私的にはこれのほうがいいわけで、わたしは「考える人」と呼ばれるのが好きだし、わたしとはそういうもの(「考える人」)なのだ、と勝手に思っているわけなので…。


岩手は千厩(せんまや)の村上さまよりのメール
「ときめくパーソン」読みました!
熊谷さんじゃありませんが、熱くなりました。
昨年末に「桃論」に出会った時、2月に初めて講演を聞いた時の熱いものを思い出しました。ありがとうございました。
何かの形で皆さん(会員さん)に「ときめくパーソン」を伝えたと思います。


ここからは余計な話です。
私の実家は町の商店街で、お茶と陶器を売っている小さな商店です。店構えはとても古くシャッターもありません。父が3代目です。
商店街は閑古鳥が鳴いています。閉まった店も多く、商店街の一部は住宅地のようになっています。
そんな商店街ですが、「昼売れないなら夜に売ろう」という発想で20年前から月に一度ですが夜市というのが開催されます。色々な催し物が企画されるので、千厩にこんなに人が居たのかという位に人が集まります。
商店街の人たちのボランティアで成り立っているものであり、そこで多くの住民たちが楽しく過ごせる場となっているのです。でも、物は売れませんが・・・。
商店街出身の私としては、楽しんでるんだから地元の商店で物を買えよと勝手な事を思ってしまいます。
この商店街もやはり、兼業農家の建設業従事者が多いこの地域だから成り立って来たのです。地元の商店街がさびれることは本当に寂しいことです。本来、地元の商店街は楽しい所であり、コミュニケーションの場だったと思います。
先日のNHKの放送でコンビニを特集していました。センブンイレブンの新しい戦略として、チラシを一軒一軒配ったり、試食をさせるというのがありました。店員は「今までよりお客さんの顔が見れていい」と話していました。
拡大を続けるセブンイレブンも結果としてコミュニケーションを重要視しているのだと感じました。商店街なのです。

長〜くなってしまい、申し訳ありませんでした。^^;
余計なものですが、親戚が描いた実家の店構えの絵を添付します。

千厩支部にもいらっしゃることを首を長〜くしてお待ちしています。

村上さま、ありがとう。千厩にも必ず参ります。12月第二週ぐらいにイントラの勉強会が予定できれば好都合です。と、これじゃ公開メールじゃぁねえかと独り言。


平和建設の長谷川さまより。
先週、「店主戯言」に平和建設・・・と書いてくださってありがとうございました。
うちの拙いイントラネットが事例になるなんてビックリしました。
さらに先生の言葉、「日が浅い割には〜たいしたものなのだよ〜。」が、とっても嬉しくって。

他社事例を初めて見た時、とにかく興味津々で即実行に駆り立てられてしまいました。
うちの会社でも是非やりたい!こんな風になりたい!との思いをそれはそれは強くしました。

○○が先生に感謝のメールを出したことにもニッコリです。
そのメールをすぐに取り上げて掲載してくださったことにまた深く感謝いたします。
桃知先生はさすがに凄い人で「人のやる気を引き出す天才!!」だったとまた実感しております。

私も先生の店主戯言にさりげなく書かれている平和建設の四文字を見つける度に背中を押されたり迷いが止まったりしていつも励まされていました。
平和建設に力強いエールが送られているように感じられて、これは自分勝手に都合よく解釈をしているのですけれども、すぐにサイボウズのフォローの書き込みを始めたりしていたのでした。

平和建設はサイボウズの初動からはやもう5ヶ月が経ちました。
今後の課題は一杯ですが最初の5ヶ月間は楽しく取り組むことが出来たので良かったと思っています。

現場状況報告の内容の充実をもう少しなんとかしたいと思っているのですがまだルールは作らずにフリーにしています。
報告を見ていると現場代理人の個性も少しずつ出てきているようにも思えます。
特に工事部は部長や次長が一生懸命にフォローしているのが良くわかりますから大きな救いではあります。

入金状況報告は経理の女子が進化した気がします。
都度、工夫しているし、請求月日の記載もいいと思いました。
民間の支払い状況が判るので、その後の営業展開にも参考になっています。

(以下、ざっくり)

では、最近はめっきり寒くなりました。
お忙しい先生ですから
体調にはお気をつけてお元気でご活躍なされますように・・。

1月の新年会には私も出席をしたいのですがどうか参加メンバーに入れていただきたくよろしくお願いをいたします。

では、ごきげんよう、取り急ぎ御礼まで。

こうしてメールを転載しては(意図的なのかどうかは関係なく)わたしはまた人の背中を押しているのだろう。平和建設さんのイントラを事例に使わしていただいているのは、フォーマットしない、「反省」という行為が平和建設さんの『現場状況報告』がにあるからである。

そして何よりも、上のメールにあるように『工事部は部長や次長が一生懸命にフォローしているのが良くわかります』なのだし、長谷川社長自らの書き込みも、なんと表現してよいのかわからないのだけれども、芯のある女性らしさというか凄さがあり(建設業界にはまず稀有な文章であろう)、その文章が、何よりも好きだし、そんな長谷川さん率いる平和建設さんは背中の押しがいがある、ということもある、と・・・。ちょっとほめすぎか・・・★\(^^;。、長谷川さま、新年会もお待ち申し上げております。m(__)m


さて、1月の新年会は24日で決まりで行きたいと思う。ANAもJASもバーゲンのチケットを11月中旬に発売するはずなので、遠方の方は期間中に購入されれば格安で東京往復が可能なはずだ。阿久根建設の井之上社長曰く、『新春桃知商店新年会ですが、そのお話大賛成でございます。ちょうどJALが1月22日〜26日がバーゲンフェアの期間中でして、遠方より参加される方もタイミングとしては参加しやすいと思います。(特に北海道、九州)是非前向きに進めていただけますよう、よろしくお願いいたします。』たぶん、ANAもなにかあったような気がするので確認してほしい。

2003/11/11 (火)  
@Nifty C-PAS「ときめくパーソン」に「桃知利男氏 その2」(後編編)が掲載されました

■めんそ〜れ。

わたしはまだ那覇にいる。二日酔いで頭はいたし、昨晩へんてこりんな店でだれかに手の甲をかまれたらしく、そこもいたい。いったいなんなんだ・・・沖縄。(笑)


今日の帰りはANA 128便。那覇発 14:55なので、これから朝飯を食べ、ちょっと里城の第二楼門である守礼門(2000円札にデザインされているあれだわ)を見てから空港に向かい、羽田着は17:05だから午後6時には浅草の自宅に戻っているはずなのである。

昨日の沖縄での講演は、なんとかいけた。時間は足りなかったけれども、つかみはOKだったと思う。それは、わたしが元気に講演ができた、ということなのだが、つまりは、わたしのテンションは、かなり気候風土のようなものに左右されるものであることを物語っているようにも思える。

昨日は決して大入りとはいえないし、ほとんどの方は私をはじめて体験されるわけで、会場からはパワーをいただけない、つまり場はぜんぜん出来上がっていないという、背筋の寒くなるような状況にわたしはいたわけだ。

しかし、その割には最初から最後までの2時間を、疾走するような講演ができたのは、沖縄のもつ気候風土のおおらかさのようなものが、わたしにそれを可能ならしめたのだと思う。

当然に近藤さんのはなしもよかった。うまいなぁ、この人は、と再確認。
そしてGive Thanks 沖縄。感謝なのだ。


■12月の自主興行。

12月の東京での自主興行の日取りが決定した。12月8日(月)。場所は飯田橋のサイボウズのセミナールームをお借りした。2時間ほど「ミーム論」抜きのIT化論をやろうか、と思っている。次回は当然に「ミーム論」だわね。詳細は浅草に戻ってからでも。


それから最後に、@Nifty C-PAS「ときめくパーソン」に「桃知利男氏 その2」(後編編)が掲載されました(2003.11.10)のでお知らせ。

「ときめくパーソン」桃知利男氏の後編を読ませて頂きました。
とっても熱くなりました。

書いてある内容は全然違うのですが、読んだ後に養老孟司先生の「バカの壁」と同じような感覚を覚えました。
以上です。

岩手の熊谷さんから早速感想が届いていた。ありがとう。(^_^)v

2003/11/10 (月)  
【すべての武器を楽器に。】

めんそ〜れ。(笑)さんぴん茶を飲みながら那覇の朝なのである。苦節五年(笑)、ようやく沖縄から仕事のお誘いがあり、こうして私は琉球弧の中心で朝を迎えているわけだ。琉球弧でいえば、今年8月に奄美大島を訪れていたので、同じ年に、こうして沖縄に招聘いただいたのはとても嬉しい。

早速昨日は国際通りへ出かけた。市場通り、牧志第一公設市場・・・。思わずぎゃはは・・・なのである。なぜか笑える。ここはアメ横の雑多さと浅草裏通りの胡散臭さを持っている。肌にあいそうだ。ということで、その辺のなんでもないような店で、晩飯を食べる。ソーキの煮付けとか、モズクのかきあげとか、飲みながら食べたので、なにを食べたのかよく覚えていないのだが(笑)、最後は中身汁でしめた。とてもうまかったぞ。

その後せっかくなので、喜納昌吉さんのお店に行ったのけれども、あいにくと喜納さんは不在。でもちゃんとチャンプルーズのLIVEはあるということなので、泡盛ではなく、バーボンのダブルをロックでかっくらいながら、馬鹿みたいに踊ってきたのだった。なんとなくウツが消えるから嬉しい。


さて、昨晩(というか強化・・・)は、夜中まで総選挙の開票速報を見ていたものだから今朝はちょっときつい。
結果を言えば、この国はへんてこりんなままである。朝日新聞なんか「自民伸びず民主躍進 与党は絶対多数」って書いているのだが、なんだこれはである(笑)。実はなにも変わっていない、というだけではないのか。

確かに二大政党化は進んでいる。でも、郡上桃塾でも言ったことだが、自民が勝とうが、民主が勝とうがこの国は変わらない。実は向かっている先は同じなのである。

今年度の後半から、来年度にかけて、地場型中小建設業はひとつのターニングポイントを迎えるだろう。
それがどういうものなのかは、郡上で最後に喋ったけれど、ここでは書かない。なぜなら当事者の皆さんはわかっているはずだからだ。


来年のことをいうと鬼が笑う、というが、桃知商店新年会の構想を考えていた。私的にはちょっとやけくそ気味なイベントなのだが、この閉塞の時代に、年に一度ぐらいはみんなで顔を合わせて飲もうじゃないかと。そこから何かが生まれるかもしれないし、生まれないかもしれないし・・・。日程は1月下旬の土曜日だろうな。というと1月24日か31日ってことになる。

もちろん場所は浅草に近いところでやりたいので、浅草ビューホテルがいいだろう・・・。出来れば4時から1時間ほど私の新春放談をして、その後宴会・・・と。今年は暑気払いも忘年会も出来ていない状況だったので、ちゃんとできれば嬉しいなぁと思うのだ。

それから12月だけれども、施設の空き具合と私のスケジュールを見極めながら、軽く2時間程度の自主興行を一度、出来れば二度ほどやってみようか、と考えていた。暮れで忙しい時期でもあるし、集客はままならないだろから、出来れば無料にしてお客様を集めたいので、これからスポンサー様探しをしてみようと思う。

ということで、今日は沖縄で初講演である。内容はまだ決めてない。★\(^^;

2003/11/09 (日)  
【一の酉】

郡上桃塾〆の講演は惨憺たる出来の悪さで落ち込む。原因はたくさんあるのだが、まずひとつはお客様の多様性を考えすぎて的が絞りこめなかったことにある。

ミーム論を知らない方々も考慮して、ミーム論を組み込もうかと考えてみたものの、ここでいまさら・・・という思惑が顔を出してしまい、結局やらずじまい。これでバランスが崩れた。それをカバーするために、ちょと雄弁すぎた。ことばが多い、つまり喋りすぎなのである。聞いている方々はどこに集中してよいのか迷ったはずである。

帰りの新幹線では、昨日使ったPPTを開きながら、猛反省していた次第なのだ。すんまそん。m(__)m


気を取り直し、今日は一の酉じゃねえか、ということで、帰宅後、鷲神社(おとりさま)へ向かう。しかし、参道というか国際通りは、途中から大混雑で参拝まで一時間ほど行列させられた。あまりに待ちくたびれたものだから、「家内繁盛、商売安全、世界人類が北朝鮮でありますように」とお祈りしてしまった。★\(^^;

鷲神社(おとりさま)では、今年もよし田の赤ものの熊手を購入してきた。(→「赤もの」とはなにか?

私の思い込みで、昨年は5万円程のものを買ったと思い込んでいたのだが、家人曰く、去年は3万8千円、とのことだったので、今年はなんとなく儲かったなと5万円を支払い、昨年よりもだいぶ大きなものをいただいてきた。見れば見るほどよい出来である。

それでちゃんと、恒例の手締めをしていただいたのだが(例の三三三一拍子の三本締めである)、これは何度やってもらっても気持ちいい。わたしは、自分の番が来るまで、ほかのお客さんの分も、一緒に、シャシャシャンと何度もやっていた。心も身も引き締まるのである。

この熊手は、本当は暮れの28日に神棚に飾るのだが、神棚もなにもない私の家は、早々に、飾り棚に収まってしまった。
神棚ぐらい付けようか、とふと思う。

おとりさままでの往復は、普段なら3,40分コースだろうが、昨日はたっぷり2時間かかってしまい、夜も10時を過ぎた頃、行きつけの焼肉屋で晩飯とした。

そこのかみさん曰く、昔は(バブルの頃までらしい・・・)おとりさまの日は、千束通も人でいっぱいだったし、うちもお客さんでいっぱいだったのよ、と。たぶんかつては、おとりさまはもっと人手が多かったのだろうなぁ、とも思うが、沿道に出ている香具師(やし)のお店は、どこもなかなかの繁盛のように見えた(行列ができている店がたくさんあった)。

香具師と書いたが香具師と呼んでいいのかどうかも本当は不明である。最近はどこも飲食店のようなもので、ここ浅草でさえ啖呵売(たんかばい)なども聞けるわけもなく、なんとなく寂しいのも確かなのである。

2003/11/08 (土)  
【経験したこともない環境に直面すると、経営者(というか人間)は、なにかしらやっていないと不安なわけで】

昨晩の帰り午後8時ちょっと過ぎ、上野駅から見る丸井の温度計は20℃だった。
11月ってこんなものだったけか、となにか不思議な感じに覆われる。なにか変だ。

変だと言えば、ここのところわたし自身のテンションはかなり低調で、またウツの始まりのような気配になってきている。
わたしの場合、それを自分でわかっているうちは大丈夫なのよねぇ、などと自分で気休めしていたりするのだが、こういう時の思考はあんまりほめられたものでもないので、ごちゃごちゃ考えるのはやめにしている。

今日は郡上桃塾の補講で郡上建協さんへ向かう。旅程は東京 9:36 ひかり 307号 岐阜羽島 11:34を予定していて、岐阜羽島駅からは、Gサポートの寺田さんの車に同乗させてもらう予定になっている。

Gサポートの寺田さんは、私の開業前からのお付き合いで、それこそ知り合った頃は二人とも勤め人であったわけだが、今はこうして二人とも独立して生きているわけで、なにか不思議な縁を感じるのであった。

だからといって、なにかべたべたした付き合い方をしているわけでもなく、ただ今回のように、私が岐阜で足を必要としているときには、何気に迎えにきてくれるような、そんな関係である。つまり気の置けない友人ということだ。


さて、今日の補講は、郡上桃塾の総まとめ。講演形式、芸の世界だ。
3時間ほどのはなしを予定していて、終了後の懇親会は行わずに帰路に着かしていただく。明日は羽田から沖縄に飛ぶ予定なのだ。→11月10日 沖縄講演 みんなぁ、きてね。


2003年11月28日 桃熊会 『地場建設産業IT化戦略セミナーinくまもとPart5』
の案内を掲示してみた。
今回もかなりがんばってラインナップを組んだつもりである。世話役の大村さんによる構成は以下の通り。

第一部(13:00〜13:50)
 演題「岐阜県における建設業IT化戦略」
 (財)岐阜県建設研究センター建設CALS/EC研修センター研修課係長浅井圭二氏

第二部(13:55〜15:25)
 演題「空知建設業協会のIT化のあゆみ」
 北海道空知建設業協会 株式会社岸本組秋野裕幸氏

第三部(15:35〜17:00)
 演題「建設業爆裂四方山話」
 桃知商店店主桃知利男氏

これ、考えてみればすごいことだよなぁと思う。当事者のわたしでさえそう思うのだ。今回は熊本建協人吉支部さまと共催という形をとらせていただいているが、ほとんど何の後ろ盾もない桃熊会という団体で、これだけのラインアップを組んだのだもの。

それは、今回の招聘をご快諾いただいた、(財)岐阜県建設研究センター建設CALS/EC研修センターさまと空知建設業協会さまのご協力の賜物なのでもあり、深く感謝申し上げるしだいなのである。m(__)m


ねぇさん@大阪です。

今月から人事異動に伴う業務内容の変更が生じ、
慣れないせいもあってか、どえりゃ〜忙しい日々を送っております。
私としてはなにがなんでも「大阪三人会」だけは〜っ!と思いながらも、
12日は業務の流れ上、今んところ微妙〜な状態(汗)
引継ぎなどもあるので、勝手にトンズラするわけにも行かず・・・
せめて、せめて懇親会だけでも〜っ!などと思っている
不届き者ではありますが、
よろしくお願い致しまする〜っm(_"_)m

一方、大阪三人会といえば、相変わらずの状況で、はなかなか集客に苦労している。
まさに大阪も鬼門だなぁ、と思う。(笑)

それで、大阪三人会宿情報。
ずばりここしかない。 →シャンピアホテル大阪

会場から近いし、激安なのだ。それも今月で営業やめてしまうらしくてやけくそ気味に安いのだなぁ。
関係者の気持ちを考えると単純に「安い」ことを喜んでよいのか、とも思うが、まあ、近くはここしかないし、大阪経済の地盤沈下を実感してみるのもいいだろう。


それで、これが最後の立川講演ご感想メールかな?
立川講演。久方ぶりにお話を聞かせていただき改めて、先生のオーラのすごさに感動しました。
そして、他の方の感想にもあるように、内容が、シンプルに、いや研ぎ澄まされつつ核心に迫っていく迫力ある展開に、今後どのように昇華していくのか期待させられるものでした。

今回、私が感化されたのは、「フォーマットしてはいけない」に込められた、個の再生⇒企業の再生でしょうか。
ISOを含め、マニュアル化を品質管理=企業発展と正解の勘違いをされている経営者に、「新しい価値は、
問題に気がついた個人(社員)が生み出すものだ。
だから、創意工夫を妨げる誤ったマニュアル化(フォーマット)は、ダメなのだ。」
(私の解釈による要約です。)は、現在、何社かのIT化をサポートしている私にとっても、教訓となるものでした。

ご契約を頂いているお客様へのレポートを優先したため感想が遅くなりましたが、来年の東京自主講演(公演)を楽しみにしています。

やはり、桃論はライブですね。

経験したこともない環境に直面すると、経営者(というか人間)は、なにかしらやっていないと不安なわけで、わたしは今までずっと経験したこともない環境に直面し続けてきた、のだろうねぇ。だから、こうしてもがいている。もがいているうちはまだ安心なのだ。これがとまったときには生活を捨てたときだろうなぁ。

ということで、ほんじゃぁ、行ってきま〜す。

2003/11/07 (金)  
【新潟の朝、外は真っ暗】

新潟の朝、さすがに朝4時起床だと外は真っ暗。当たり前だのクラッカー。

ども。タロサです。

リンクの話で思い出したのですが、師匠の「依存リンク」に依存させていただいている私のHPなんですが。

「復活!たろさ帝國」になってますけど、復活は取れて普通の「タロサ帝國」になってますので、暇があったら直しておいてくださるとありがたいです。

また、リンク先が「タロサ帝國閉鎖のお知らせ」になっているんですが、これは私が希望したことでもあるのでちょっとアレなんですけど、下記URLに直してくださるともっとありがたいです。

http://homepage1.nifty.com/ka-taro/indexs.htm

index.htmのところがindexs.htmと、sをつけただけなんですけどね。

これは先週の月曜日にもらったメールなのに、今頃修正。忘れていたわけではないのだが、つい億劫なのでそのままにしてしまっていたわけで、私の愚図な面だなぁと反省。タロサに・・・ m(__)m


昨日と今日は新潟県電気工事工業組合さまで、組合イントラネット事務局様向けの勉強会をしている。昨晩は、勉強会終了後、港寿司本舗さんにて「のどぐろ」(赤むつ)をはじめとした新潟の旬を腹いっぱい食べ、〆張鶴も飲んだ。なるほど有名店だけあってすべてがしっかりとしている。わたしは、特に「のどぐろ」には目がなく、こいつと〆張鶴の組み合わせは最強だと思っている人なので、それは嬉しいに決まっているのだ。

しかし問題はその後にやってきた。軽くワインでも飲んでお開きにしましょうかと、バール アドゥナータ!(Bar Adunata!)というお店に連れて行っていただいた。ここはカウンターだけのバーなれど、そしてすでに港寿司にて腹いっぱいなはずなのに、店に入ってすぐ、わたしの別腹回路が機能し始めてしまったのだ。店内に漂う香りが只者ではなかったのだ。

たくさんあるメニューから、生ハムとラフランスと柿、ワタリガニのパスタ、タコとサトイモのパスタ上からカリカリパンをぱらぱらとかけたものを食べた。案の定、とても暖かい味がした。うまかったぞぉ〜と叫びたくなった(叫びはしなかったけれども・・・)。


立川での講演は結構評判がよろしいようで、メールをたくさんいただいていた。ありがたや。
昨日の講演会、お疲れさんでした。
とても、盛り上がったように思いました。
私的には、とても有益な時間でした。
また、有言実行で、二次会以降もがんばった由、その馬力に頭が下がります。

実は、掟破り気味(ざっくり)ですが、旬の人に会いたい、というミーハー気分と、お客さんの求めているもののヒントが得れないかという助平根性から、乱入を試みました。

幸い、事無きを得たこと、ありがたく思います(大人が多かったのでしょう)。
加えて、旬の人と直接お話ができましたし、自分の方向感に確信が持てたこと、ヒントを頂いたこと、とても有益でした。
ラッキー!!!

また、改めてアクセスするつもりですが、
取り急ぎ、お礼と感想を。

二次会以降はだいぶがんばったおかげで(?)、三鷹の八丈島料理の店で、くさやを肴に焼酎をやっていたら、なぜか指パッチンのポール牧師匠が現れて(ほんとに突然現れたのだ)、生指パッチンを見せてもらっちゃった。ああ、得しちゃったのだ。しかし、このメールのSubjectは、「とつとめごくろうさん」なわけで、なにか出所祝いでももらったような気分になってしまった。

まつもとでございます。
昨日は立川セミナーお疲れ様でした。
しかし店主戯言に自分の名前が出るのを見るってのは、うれしいやら恥ずかしいやら・・・驚きました&ありがとうございました。

さて、簡単な感想としては、講演会の席上でも申し上げましたが、どんどん師匠の中で内容が「消化されて、昇華している」印象を強く受けました。そのバージョンアップがより解りやすい方向になっているのは師匠言うところの「芸の精進」の神髄なのでしょうけれども。

私の実際のセミナー参加は3月の大宮リコーさん以来、半年以上ぶり(?!)でしたので、よりバージョンアップに驚くコトしきりなのでした。ですので、東京でもぜひ!なのです(笑)

(本題はざっくり)

本日も新潟遠征、お身体充分ご自愛下さいますように・・・青空の東京より。

確かに、『桃論』を書いてしまった後、頭の中がことばの洪水状態で、しばらくは短い講演がまったくダメな状態のときがあり、もともと講演が長めだったものが、さらに長くなっていく自分に苛立ちを感じ始めていたのが今年の3月ごろかなぁ、と思う。その後講演オープンセミナーの夏枯れの時期があり、関与先さま向けの超初心者セミナーを試行錯誤しながら繰り返す中で、ミーム論をまったく使わずに、IT化の必要性を語ることができるようになったわけで、これで私は短い時間でのセミナーが逆に得意になってしまったことろがあるのだ。実(げ)に恐ろしきは身体が覚えることなのである。とにかく場数をこなしていかないと、芸は向上しない、芸が向上しないと己の思考も深まらない、それはたしかなのである。つまり、できるとは、それは身体ができる(覚える)ものが大きいからだと感じている。

東京での講演は年明けにでも自主興行を考えているわけで、そのときはよろしくなのである。


選挙戦もたけなわですが意外と静かでラッキーです。

選挙ということでTVでの発言では公共事業の予算を減らして他の事業にまわすと行った意見が続出で思いっきりエスケープゴートになっています。
新聞でも談合の話が出ない日はないような様子ですからなるべくしてなったというか、国民の合意事項なんでしょうね。


さて、火曜日の夜に”ガイアの夜明け”という番組で入札制度改革についての話になっていました。
 発注側------予定価格に対する落札金額などを提示した上で入札制度改革に努力している姿勢
 受注側------くじで仕事が決まると会社が存続しないと入札をボイコット放送局側------単位入札金額で決めると”手          抜き工事”等別の問題が出てくることなどを紹介
まあこんなところですが、公平に見ても、受注側(建設業者)に納税者に対する配慮は見られませんでした。
(納税者を敵にまわすということ)このことは番組の枠内に納めるという放送局側の都合かも知れませんが。


発注側が状況証拠を提示している以上、感情的な反対でなく論理的に反論する必要があり、そのためには情報を提供していくIT化が必要ということになります。
論理的にまとめてあることから”桃論”の存在は”建設業の夜明け”に相当する可能性を秘めています。


さて、先日ふと思ったのですが、
建設業//道路工事//通行止め//渋滞//うんざり//建設業きらい.....
工事看板があっても期日に全然始まらないので無視していると突然始まって迷惑を受ける(笑)
ということで”工事情報”を郡上建設業協会などの協会ベースで出来ないかと.....
現場監督が一番分かっているはず...多分。
(段取りが悪い監督が多い事実はこの際無視)
納税者への一番のサービスじゃないかと思いました。
それではまた。

ガイアの夜明けは、寝ていて見ていなかったので、内容はまったくわからないのだが、皆さんのご意見を拝見すると、まあ、なるほどなぁ、なのである。私の意見は、「公共工事という産業」という『桃論』のためにわたしが勝手につくったことばがすべてである。

『論理的にまとめてあることから”桃論”の存在は”建設業の夜明け”に相当する可能性を秘めています。』とほめてもらった『桃論』も、立川の講演後、発作的にAmazonで1600位ぐらいになっていて喜んでいたらそれも束の間、今は定位置(笑)。

道路工事情報は、うちの近所(台東区)だとラジオで流れている。ガス会社と電力関係とか、そういう年中道路をいじっている方々の協会のようなところがあり、そこが情報を出しているし、近所の工事の場合は、地図に工事詳細が書かれているものが、事前にポストに入っているのが普通なのだ。これをWebで展開するのは難しいことではないだろう、というか当事者がWebで出す情報はもっときめ細かくなるだろう。自治体ベースでは、すでにやっているところもあるけれども、それを協会ベースでもっときめ細かくやるのはおもしろいかもしれない。ただ「公共工事という産業」がそれを許さないかもしれないね(笑)。


それで本日の〆。
こんにちは!
水戸の平和建設の総務部○○です。
先生のお元気に活躍している様子を感じています。
今日の「店主戯言」に平和建設の名前が出てきましたが、これはうちの会社の事でしょうか?
私はサイボウズをまだまだスムーズに使いこなせず苦労しています。
そんな時、先生のホームページで平和建設の名前を見つけてとても励みになりました。
うれしかったので感謝のメールを送らせていただきました。
また、先生にお会いすることを楽しみにしております。

いやっほー、であるなぁ。
デジタルコミュニケーションのはじまりはこうでなくちゃいけない。

2003/11/06 (木)  
【立川ではお世話になりました】

昨晩の東京は雨。今朝の浅草もまだ小雨が降っているようだが、昨晩はかなり遅くまで飲んでいて、三鷹から(笑)タクシーで我が家に着いたのは午前1時を回っていた。(11980円かかった・・・)

さて、昨日の立川講演に対して早速のメールをいただいていた。

今日の講演会お疲れ様でした。
今日はテンションが低いと「店主戯言」のなかでおっしゃっていたので心配していましたが、最後のほうはすっかりテンションはあがっていたように思いました。

最初からずっと、インターネットにつながらなかったので(終わった後ようやくつながってましたが)ちょっとイライラしている感じがしましたが、2年前に聞いたときより芸があがってるし、本当におもしろくて、また、胸にずしっと響きました。

ただ、ちょっと変わったなと思ったのは、ずいぶんと自分の素性を話されるようになったなあ、ということでした。
また、前は気づかなかったのですが、桃知さんが本当に言いたいことは、とてもシンプルなことなんじゃないかなあ、ということでした。
自分では今それを一言で言い表すことはできませんが、そんな気がしました。

また今度人吉に行ったときはえびチャンに寄ってください。
うちの親父もまたいらしてもらえることを楽しみにしてると思います。

今日は本当にありがとうございました。

PS 今度は講演会よりも長いとうわさの懇親会にも参加したいと思います。

○川さまメールをありがとうございます。m(__)m
たしかに、昨日の会場である立川グランドホテルは電磁波シールドがよく効いているのか、会場内では、H”もFOMAもケータイも全部お手上げ、というありさま。それで、最後はわたしが廊下まで走っていって、H"のつながるところを確認し、なんとか現場状況報告の部分だけでもと走り回る。演者が走り回る講演なんてめったにあったもんじゃない。(笑)

イントラネットを使った反省という行為、フリーハンドで書くという行為というのは、やはり実例を見ないとぴんと来ないものだ。なので昨日は平和建設さんのものを事例として使わしていただいたが、はじめてから日が浅い割にはたいしたものなのだよここは。

『2年前に聞いたときより芸があがってるし、本当におもしろくて、また、胸にずしっと響きました。』というお言葉は芸人冥利につきる。おもしろくて胸に響く、まるで講談か浪曲か、落語の褒めlことばじゃないですか、と。そして落としどころを、当日の会場の年齢構成、受け具合を判断しながら決めていくこの高度な話芸・・・。とだれも褒めてくれないので自分で書く。★\(^^;

芸があがっている、という嬉しいおことばは、何人さまからかいただいた(何度かわたしのはなしをお聞きになられたことがある方がいらっしゃったことは意外だったが、まあ、それはほんとに少数さまなのも事実)。松本さんと岩田さん、浅草桃塾以来の友と会えたのも嬉しかった。

自分の素性、つまり「わたしのことを」はなすのは、最近のバージョンではよくあることで、特にコミュニティ・ソリューションからソーシャル・キャピタルの流れを説明するときにそうしている。

『桃知さんが本当に言いたいことは、とてもシンプルなこと』ということだが、これがまさに落としどころなわけで、2時間という短い講演で『本当におもしろくて、また、胸にずしっと響きました』と持っていこうとするとき、つまり落としどころを絞っていくので、そう感じるはずなのである。(と解説する講演者なんてめったにいない・・・笑)

ということで、人吉にいったらまたえびチャンにも行きたいと思う。

立川での講演を実現してくださった皆さん、そして会場においでいただいた皆さん、本当にありがとうございました。m(__)m


ということで、わたしはこれから新潟へ・・・。ああ、忙しい。(^^ゞ

2003/11/05 (水)  
【デジタル・コミュニケーション】

昨日の夕方あたりから、みょーにテンションが低くなりはじめていて、今日の立川での講演は大丈夫なのか、と自問しているのだが、自答は「でぃじょうぶ」なのだが、なんだか怪しい。★\(^^;

先ほど届いたメール。
おはようございます!

まーみゃです。

昨夜9:00過ぎに、じーが戻ってきて、「おめーのHPのこと、桃知先生が紹介してくれてっぞ!」(なにせ、矢板なまっております。)
えっ???!!!
ときめくパーソンの(中編)に!
うっそー、すっげー!!!、ビックリ!ほんとなら嬉しい!が頭の中でシェイク状態!
朝、チェックした時には気がつかなかったー

速攻、読ませて頂きました。
ほんと、書いてあるー・・・感激ー!

でも、ほんとにビックリしたのは、桃知先生が私のHPをご存知だったこと、あんなにお忙しい中、日本全国飛び回る中で。

私なんぞ、東京往復だけでへたれているのに〜

嬉しくて、思わず「店主へメール」してしまいました。

そして、ぜひ一度先生の生講座(芸)を拝聴できたらと思っております。
って、思っているだけじゃあだめですね。実行せねばですね。

これからも、お体を第一に美味しいものを一杯食べ栄養を補給し、ご活躍くださいますよう。。。

だんなさんからもメールが届いていたけれども、うん、わたしは暇があれば寝ているか、関与先のイントラを覗いているか、ホームページの巡回をしているか、本を読んでいるわけで、別にたいしたことではない。時間は山ほどある。それにわたしにはへんてこりんなネットワークがあるので、情報は勝手にやってくる。それをソーシャルキャピタルという。


それで、北海道は砂子組の熊谷さまから。

(ざっくり)

@Nifty C-PAS「ときめくパーソン」前編、中編を読させていただきました。
読んでいて、首を縦に振りながら「うん。うん。分かる」と、桃知さんの話されている内容に、理解できる自分が妙にうれしくて、ついつい含み笑いをしている自分を発見し、今度は苦笑い。(笑)
今年1月、生桃論にハマリ早10ヶ月、私の脳味噌もなんとか正常に動き始めて来たようです。
写真の作業衣、お似合いですね。私も家にいるときは、作業衣を来て過ごす日が多いのですが、家族の評価はいまいちです。

さて、11月19日建設フォーラムの内容なんですが、あれこれと考え、過去5年間の歩みなどを話そうと思いPPTを作成したのですが、「どうもしっくりこない」過去の話しを中心に持ってきても、「過去は過去」ですから、なんだかツマラナイ話になりそうなんですよ。フォーラムに参加される方々は、千差万別聞きたいこともバラバラだとは思いますが、自分が今感じていることを、自然体で話すことが出来ればよいと思うのですが・・・

(ざっくり)

あいにくと、わたしは19日から中小企業大学校三条校で勉強会の講師をやらないといけないので、熊谷さんの勇姿を拝見できないのがざんねんなのだけれども、情報は垂れ流すことに意味があるわけで、理解できるか、できないか、は聴衆側の責任だと思ってね、そんな気持ちでやれば大丈夫なのだ。たぶん(笑)。PPTを拝見したけれど、期待十分な内容だと思う。


そんでもって四日市市の助役さまからもメールが届いてしまった。
桃知さん、はじめまして。四日市市助役の藤島ともうします。

YOUさんから、日記に取り上げていただいたとのお話を聞き、メールさせていただきました。

活発にご活動されておられるのですね。Webサイトが60万アクセスですか。

おかげさまで、僕の日記も、今日は来訪者がずいぶん増えました。

ありがとうございました。

なんか、おもしろい方だなぁ、と思う。本当に一度お会いしに行ってこようと思う。


それで岩手の上野さんから。
昨日から2日間いろいろとお世話いただきありがとうございました。
ヘラクレスリッキーともご対面できたのも感動ものでした。
昆虫って童心に帰りやすいものなのかもしれませんね。
去年くらいまでは、息子とカブトムシやクワガタ取りに夢中になってました。
カブトムシは、5年くらい繰り返し育ててたけど去年で全滅してしまいました。
我が家でもかみさんが世話して大変だったの思い出しました。
今、家にいる動物は、亀2匹だけになってしまいました。

昨日のおすし屋さん美味しかったです。
特に蛸とカッパ巻きのストレート凄く美味しかったです。
時間を忘れていろんな話聞けて勉強になりました。
それにいつものように桃知さんの世界に引き込まれてしまいます。
井之上さん、野水さん、山本さんからも楽しい話いっぱい聞けてよかったです。
このような出会いは、自分のキャパシティを伸ばすチャンスだと思います。
専務からこのような凄い機会を与えられて感謝しています。

記者会見も初めて見ることが出来てよかったです。
新聞や雑誌に出るのが楽しみです。

明日は、ルーター試してみます。
また岩手に来る日を楽しみにしています。

いいな、この箇条書きのメールは。己の心の内から湧き出る感動のようなものが抑えきれないのがよくわかるじゃないかい。
ところで、「記者会見」というのはなにか、というと、『地方建設業団体とサイボウズ、中小建設企業のIT化普及プログラムを開始』なのだ。わたしも当然に同席はしていた。後ろでにやにやしていただけだけれども(笑)。

2003/11/04 (火)  
【まったりとした朝、ところどころが痛む】

追伸:今ほど(午前8時29分)に確認したら @Nifty C-PAS「ときめくパーソン」に「桃知利男氏 その2」(中編)が掲載されましたので、興味のある方はごらんくださいませ。


今朝の浅草は昨日よりはよい天気。
昨日、ヘラクレスリッキー(こんなの)の折れた角(まじまじと見ると、角の中は空洞なのであった)のところを蝋で固めるとよいと息子が言ってましたと、向井田さんがいうものだから、その気になってリッキーを虫かごから取り出して、腕にしがみつかせたら、今度は取れなくなってしまって、そのしがみついているやつをむりやり引き剥がそうとしたら・・・。今朝はそのときできた引っかき傷が痛いのであった。

それよりも痛いのが頭で、これは二日酔い気味のせいである★\(^^;
今日のとあるイベントに向けて、昨日東京入りしていただいた井之上さんと向井田さんと上野さん。それに山本さんと野水さんと一緒に「清司」で久しぶりに日本酒を飲んだわけで、調子に乗りすぎたかな、と反省の朝でもあるが、世のことわざにあるように後悔なんて先にたったためしはない。

さて、一度はあきらめた60万ヒット。再開後のゲッターは、宇都宮の轟さま。おめでとうございます。
景品はこれから考えるというしらばっくれた按配なので、しばし待たれよ。(^^ゞ・・・というよりももっちだろうなぁ。m(__)m
59万ヒットの鈴木さんも栃木の方でしたから、ここのところは栃木県2連勝ってことになる。どうしたんだいったい。(笑)


YOUです。桃知さん、こんにちは。
ときどき日記を拝見していますが、日本列島津々浦々ご活躍のようで嬉しく思います。

今回は60万を狙っていたのですが、残念なことに600017でした。
599888から少し時間を空けたのが、、、誤算でしたぁーー。

http://www.yokkaichichuo-th.ed.jp/~pta/
私も仕事のひとつとしてHPづくりをしています。
趣味だったことが仕事場で役立つというのも嬉しいですね。

この前久しぶりにオフ会で面白い人とお会いしました。
http://plaza.rakuten.co.jp/nfujishima/
四日市市の助役さんですごーーくよくしゃべる人でした。
私、黙っていたら「しゃべってくださいよ」と振られるんだけど、ますます黙ってしまった(笑)
ビールに酔うと、しゃべるときとしゃべれないときがあって、その日はだんまりモードに入ってしまったのでした。
ちょっぴり反省。


では、これから寒くなります。
お体ご自愛ください。

YOUさんは、広くて薄い紐帯の方である。こうしてたまに四日市からメールが届く。するとわたしも、今度三重県に行った時には、四日市で途中下車しなくっちゃ、と思うわけである。が、思うだけで、なかなか途中下車できないのだが・・・。ともあれ、YOUさんもお元気そうでなによりなのである。四日市の助役さまとは是非お会いしてしゃべりまくりたいなぁと思う。


それから、岩手の熊谷さまより。
本日は、掲載いただきまして誠にありがとうございます。m(_ _)m

11月だというのに、岩手はとても暖かい、いえ暑い1日でした。
暑くても山のように溜まった落ち葉を掃きながら、息子達に「やきいも、するぞぉ〜〜!」って叫んだら、脱兎のごとく飛んできて、近所の友達も誘っての「大やきいも大会」になってしまいました。

妻は、去年の失敗を教訓に、今年は半分に切ったものをもってきたので、比較的早く焼くことが出来て、子供達も満足したようでした。
近くを通りかかった人にも配ったりして、自分たちの食べる分はほとんど無くなってしまいましたが、それはそれで小さいやきいもを妻と二人でニコニコ、はふはふしたのであります。

さて、先程(18:35現在)600,000をゲットされた方が出たはずです。
たまたま18:30頃に自宅のPCを立ち上げたら、あとわずかの数字が出ていたので、「よっしゃぁ〜、チャレンジすんぞぉー!」って頑張ったのですが、18:35頃に599,999が…。うぉ〜〜!って(叫びはしませんが…)
次にクリックしたら600,005。
その間、わずか2〜3秒。見事、ビンゴされた方、おめでとうございます。(^_^)v

さらに、話は変わって、今日の桃知先生のコメントについて。
>環境としての社会というものを見るメトリックを持たないと議論は閉塞するしかない。

この文章の意味、分かりません。(T_T)
メトリック、色々調べましたが、よく分かりません。
分からないのに、分かったふりをするのは良くない、と息子達に言い聞かせている手前、正直に質問するのが得策、と思った次第。
ご教授賜りますよう、お願い申し上げます。

この場合のメトリックっていうのは、「思考する立場」とか「思考の基準」とでも考えてもらってよろしい。メトリック metricはmeterの形容詞で、本来はメートル法に準じた、という意味なわけで、ねじ規格にあるメトリックねじとかインチねじとかいうときのメトリックという使い方が本来の使い方だわね。

これがIT業界用語となると、ルータの設定でメトリックというのがよく出てくる。ただしこの場合はすでにメートル法に準じたという意味ではなくなっていて、概念としての距離とか選択基準のような用い方をしている。つまりある種の計る基準、ものさしだね。社会の移ろいとともに、だんだんとことばのもつ意味が広がっていくんだろうねぇ。

これをわたしが最初に社会学的なはなし(?)の中で聞いたのはここ3、4年のことだと思う。その場合もある種の計る基準、ものさしというような感じで使われていたわけで、本来は、「環境としての社会というものを見るメトリックを持たないと議論は閉塞するしかない。」というフレーズは、メトリックの代わりに、眼鏡(めがね)とか、視座とか、その類(たぐい)の語句をいれても意味は通じる。でもそうしなかったのは、たぶん、久しぶりにそのことば(メトリック)を使いたかったからで、本当はなんでもよいのだ。もしくは、わざとそのことばを使うことで、読者を煙に巻こうという魂胆があったのかもしれないが、昨日のことはもう覚えてはいない。(←嘘付け)

それにしても、焼き芋食いてぇ。

2003/11/03 (月)  
【曇り空、浅草】

外は曇り空。もしかしたら小雨・・・というはっきりしないお天気。今朝から一お連カウンターが復活したようで、なんと、カウンターはとまった時のまま(笑)。これは、まだ間に合うぞ60万ヒットなのである。

小栗さまから。

(ざっくり)

 大阪三人会、いつもながら申し込みがいまいちだそうで、私のアクセスの少ないHPでも大宣伝してたのですが、ほとんど貢献できてないようなので、また別のところでも流してみます。

こんな面白いチャンスはめったにないのに、アンテナを張り巡らしてない方が多いのですねえ。全国には行きたくても行けない人が沢山いるのに。 さてそんで三人会の表示
http://www.momoti.com/gyoumu/semi_annai.html#031112
ですが

【概要】 前回(3月)の大阪二人会「生でごめんね」に続く大阪企画です。
今回は、サラリーマン大脱出を企てている司法書士の西原さんが増えて三人会になりました。(by 太田)

 ニシくんは行政書士だっちゅーの。
(まあどーでもいいんですけど、一応なさけないので・・・。しかもジオさんが・・・。
そういえば先日他の方の掲示板で私のことも労務管理士と書いてありました・・・。涙。)

あ、気がつかなんだ・・・。毎度もうしわけありませんm(__)m、と書くしかないのだった。

わたしら下々ものでは、行政書士さまと司法書士さまって、ほとんど区別がついていない。それはなぜかというと、だからといって困ることもないからであり、常日頃一般市民との接触が少ない仕事だからだろう。たぶん、市民の皆様にとっては、建設も建築も区別がつかないようなものと同じなのだ。しかし、弁護士となると違うのは、つまり「社会的認知度」の差でしかない。こう書いてしまうともともこもないのだが、この社会的認知度っていうのはやはり大切なような気もしている。

大阪三人会の参加申込み状況といえば、11月2日現在27名さま。これが多いのか少ないのかは甚だ不明なところなのだが、芸人としてのわたしは何人さまでもかまいはしないのだ。でもこの集客数がわたしの社会的認知度に直結しているとすれば、わたしの適応課題である、「不特定多数に自分自身を売り込む」という命題の達成度はかなり怪しいものであることがわかる。

それは何故なのか、とマーケッティング論的に考えるのがビジネスマンとしての私の思考である。しかし芸人としての私は、その答えは知っていて、それは己がつまらないからであり、未熟だからである、ということだ。つまり、不特定多数の方々にとって、わたしなんていうもののはなしは、聞かないからといって困ることもない、という存在だということを知っているということである。

ここにビジネスマンと芸人の感覚の違いが存在する。芸人としてのわたしは、別に必要でもない存在としての自分というものを認識する。その必要でもないものの芸を楽しんでくれる(認知してくれる)お客様がいる限り己の芸を磨こうと精進する。しかし、ビジネスマンとしてのわたしは、そうではない。わたしという商品は、世の中に必要なものであり、それを認識していただければ必ず売れる、と考える。

この辺りのびみょーなバランスでわたしは生きているわけで、わたしはそれを自分で解析しては楽しんではいるのだが、これをことばで完璧に表現するのは今のわたしには無理な仕事なのである。


岩手の熊谷さまから。
さて、10月30日のA木さまのお話しに反応してしまった私。
う〜〜ん、何か書きたい、と思っていたところ、
昨夜、9時からのNHKの教育番組を見ていてひらめいた。

キーワードは「評価」。
経済界の代表者と鳥取県の片山知事さん、文部省は教育・学校に「評価が必要」と何度も繰り返す。
それに対して、『学級崩壊』で有名な河上亮一先生が反論する。
丁寧な言葉遣いで、討論を壊さないように配慮しながら話していたが、本音はこうではないか、と勝手に推測して書く。

「お前ら、評価、評価って、さも学校が何もしていない、ダラケてる、責任感がない、って思ってバカみたいに何度も口にしてるけど、一度、学校の本当の姿を見てみろってんだ。
自分の席には座らない、座ってもキョロキョロして落ち着かず、私語ばかりして、勉強に集中しない。
注意すれば、悪態ばかりついて、自分が悪いなんてこれっぽっちも思わない。
学ぶ姿勢が全然無い。
そんな子供達(ガキどもと言いたいかも…)を目の前にして、俺たち(教師)は何せいっちゅ〜〜〜ねん!

教師や学校の評価云々を言う前に、親は子供をちゃんとしつけて、学校で勉強する姿勢、習慣を身に付けさせてから文句言え!
お前のことだぞ、主婦代表!(隣にそういう立場の人がいた)」

桃知先生の嫌いなISOでよく言われる「真の原因」。
当社が取得に向けて動き出した頃、内部監査での是正処置によく書いていた「忘れた。勘違いしたので○○の記録がありません」

そしたら、コンサルさんにキッパリ言われた。
「それは、真の原因ではない。
担当者をきちんと教育しなかったMR(管理責任者)に原因があるんです」

評価する前の段階で、数値では分からない、ホントのところどぉ〜〜なの?!ってやつを考えていかないと、一番ワリを食うのは、常に一番弱いところ。
教育なら子供、建設なら地場中小業者というところか…。

それにしても、フィンランドは凄い国だ。
確か、国際競争力NO.1になってたはずだけど、その根っこにあるのが「教育改革」だったとは。
桃知先生、知ってます?
フィンランドの国の教育方針が「起業家を作る」なんだそうです。
そのために「考える力をつけさせるにはどうしたらいいか」って考えて、国と学校・教師と親が、それこそ「三位一体」になって教育レベルを世界一にもっていったんだそうです。

正しいか間違いか、というレベルの問題ではなく、とにかくヘロヘロ状態だった国を立て直すために今までのやり方を180度変えて10年以上やってきた結果だそうです。
日本の今の社会の現状は、戦後50年間、理念と大きく乖離した現場教育の見事なまでの「成果」ですがねぇ〜〜。

改革とは口ばっかで、実は派閥闘争で優位性を保つ手段にしか考えていないだぁ〜〜れかさんに、じっくり教えてあげたい。(笑)

「評価軸」と「教育問題」は切り離して語ることが困難な問題のように思う。わたしと向井田さんが共にしらふの時(つまり、向井田さんが運転している車にわたしが同乗しているときが多い)よくはなしをしている内容がこの教育の問題なのだけれども、これはとても難しい。

教育についての自分の思考を文字に表すと、話題が飛躍しやすいことにきがつくはずだ。
学級崩壊の原因が家庭の躾だけの問題なのか、教育を「する」、とか「させる」という問題なのか、といえば、それだけではないだろうと思う。教育とはあるミームの強制的伝播なわけで、問われるのはその「ミーム」なのだ。つまり、なにごとでもそうだろうけれども、環境としての社会というものを見るメトリックを持たないと議論は閉塞するしかない。

わたしはフィンランドのことは知らない。でもスウェーデンのことは少しだけ知っている。「NOT FOR SALE(売るためではなく)」というスウェーデンの政府機関から1980年代初頭に出版された本がある。それはまず、商業主義的な余暇や文化活動が青少年を蝕んでいることを問題とし、今の福祉国家の中で、青少年はなにも生産せず(生産的役割を担わないで)、空疎な余暇と消費の時間をただ受身で過ごしている。それが、自信の乏しさ、将来に対する悲観的な意識を生み出している、また青少年と大人のコミュニティは分断されてしまっていることに問題がある、という問題認識からはじまる。(ただ、昨日も書いたことなれど、このような書き方で理解できるのだろうか?商業主義的な余暇や文化活動という単語で、あなたはなにを思い浮かべることができるだろうか・・・)

つまり、これが正解か間違いか、ではなく、環境としての社会というものを見るメトリックを持った成果なのだ、ということだ。そして議論はここからはじまるから、生産的な前向きな意見、政策が可能になる。

わたしが主張するコミュニティ・ソリューションも、この「NOT FOR SALE(売るためではなく)」には色濃く出ている。つまり、国家と市場との間に「第三の世界(コミュニティ)」を回復し、資本主義的市場経済とはことなる原理で動く空間を提案している。そして青年政策のためには、地方自治体を国に優先させることを提案しているわけだが、わたしの「公共工事という産業」に対するコミュニティ・ソリューションの提案も、じつはこの教育の問題と同じ基軸を持っていることに気がつかれるだろう。

まあ、その結果としての教育改革な以下のような形になって現れてきている。

こどもの頃から、社会を知り、批判的思考力をみがきながら、発言できる力を育成することは、市民を育て、豊かな社会を形成するのに欠かせない。教育は批判的思考と創造性を養うことに力点がおかれる。小学校教育からの徹底した少人数クラス。双方向授業。プロジェクト方式。コミュニティと学校教育の協力による、社会と直結していることが実感できる学習。

「包括的」青年政策の目標。
・「自立」 社会、国家はそれを支援する。
・社会(コミュニティ)への参加。発言する機会と決定への参画。
・若者のコミッメント、創造性、批判的思考は、社会的な資産として生かす。

ひるがえって日本の教育問題、青年政策の問題はなにかといえば、「包括的」ではないということにつきる。
それは、たとえば情報社会、たとえばインターネット社会、たとえば消費社会と呼ばれる今という時代に対応した若者観が、ほとんど右肩あがりの時代しか経験しなかったわれわれ以降の世代の方々が形成できなかったからでしかないのだ。つまり、フォーマットされた方からは、新しい価値観、つまり「評価軸」は生まれない。そこでこの国は閉塞してしまっている、というのが、わたしの普段のはなしから読めれば、それは情報が見えた、ということだろう(笑)。

2003/11/02 (日)  
【日曜の朝、仕事帰りの新幹線】

盛岡にて午前五時に目覚め、今は盛岡 7:53 はやて 4号 上野 10:30の車中なのである。今日も「はやて」は満席(ほぼ毎回なのだ)で、この新幹線、もう少し増便するとか、車両編成を考えるとか、JR東日本に芸はないのだろうか、と思ってしまう。

「はやて」は全席指定をうたい文句にしているのだが、なぜか立ち席というチケットを販売している。つまり、満席ですが乗れますよ、でも座席はないかもしれないという、わたしの「理解できたかできないのかはわたしの責任ではない」ぐらい自分勝手なもので、かつては「のぞみ」にもあったものだ。のぞみには、今や自由席があるので、立ち席などという客を馬鹿にしたようなものはないのだが、「はやて」もそうすりゃいいじゃねぇか、と単純に思うのだ。

さて、今回の宿はR&B盛岡という効率と機能を追求したビジネスホテルであった。私はこの安ホテルは意外と好きなのだ。なによりも押し付けがましさや、うっとうしさがまったくない。歯ブラシもない。宅配もできなければ、クリーニングもしてくれない。なにもない。でも部屋は清潔である。一番大事なウォッシュレットもある。今回は長期滞在するのでもなく、ただ一泊駅の近くに宿が取れればよいのだから、ここ勝るものはないわけだ。でも、いつもは違うもっと高いホテルなのである。人の嗜好とはそういう身勝手なものである。

このホテルは簡単な朝食が無償でとれる(といってもそれは宿泊料金に含まれる、と解釈するのが普通だわな)のだが、わたしはここではめったに食事はとらない。今日のわたしは、お気に入りのひとつである盛岡駅地下通路にある「ヤマトコーヒー」にてモーニングセットをいただく。税込み577円なり。この店、なによりも珈琲がそこそこにうまいのだ。おまけにお代わり自由。それにタバコもすえる。最近は朝食時禁煙のところが多い中、やはりニコ中は朝からタバコがうまい。特ににうまい珈琲との組み合わせは、ささやかな朝のパラダイス状態なのである。(ああ・・小市民)


ということで、昨日お伺いした上野@刈屋建設さんから。
今日の講習ありがとうございました。
長時間にわたる講習と移動時間、本当にお疲れ様でした。
盛岡のおいしいものを食べて疲れをとってください。

今日の講習でOffice6の使い方が次第にわかってきました。
特にメールは、サイボウズの中で利用出来るのがいいですね。

問題は、ISDN回線が悪いのかルーターが悪いのかOCNが悪いのか
あの接続状況の悪さを何とか解決したいですね。
前半の部は、回線の調子がよかったのに後半は、
残念ながら最悪状態でした。

でも、こういう環境の中、色々対策を考えることが大切だと思いました。
桃知さんから色々聞いて勉強になるし、実際に調べてみたいと思います。
桃知さんや専務の言うとおりこういう通信環境のよくない地域が必ず全国各地に存在しているはずです。こういう環境で工夫してサイボウズをうまく利用していきたいです。
確か昔は、ISDNで凄く速いとビックリしてたのに人間の感覚なんていい加減ですね。

それでは、3日から東京でお世話になりますが宜しくお願いします。

刈屋建設さんのある新里村は盛岡市から東へ車で約1時間30分のところにある、人口3700人余りの山村である。わたしは盛岡からこの新里村へむかう国道106号線の風景がとても好きだ。今はちょっと時期的に遅いのだけれど、それでも様々に色付いた山々の風景に移動の退屈を忘れる。

春は新緑、夏は圧倒的な緑の深さに感動させられる。そしてなによりも、この国道、盛岡郊外から新里村まで二つしか信号がない。まさにドライブにはうってつけの道路なのであり、道中はいつも気持ちがよい。ただし、真冬はどうなるのかはまだ知らない。昨晩の帰り道、標高が一番高いところ(約700付近)の気温は4℃しかなかった・・・。(絶句)

さて、この新里村だが、上記のメールからもお察しできるように、今のところブロードバンド環境がない。なのでインターネットにアクセスしようとしたら、ISDNを使うのが普通なのである。勿論H"もFOMAも圏外であり、唯一のモバイル環境はケイタイしかない。(吉幾三の「俺ら東京さいくだ」を思い出してしまった。)昨日は、その頼りのISDNにさえ裏切られたわけだ。

しかし、このような状況は、なにも新里村や岩手県に限ったものなのではない。日本国中にどこにでも新里村は存在する。そしてこれも日本なのである。e-Japanでもx-Japanでもいいのだが、都市部に居るとわからない現実、地を這いずり回っているものにしか見えない現実がある。わかったような言い方をする方々は沢山いるけれども、知っていることなんて、現実のほんの一部にすぎないことがわかっていないだけだ。(情報はただ流れている、それが見えるか見えないのかは己のキャパシティ次第である)

このような現実に、耳を傾けるのが政治のひとつの役目だとすれば、今選挙を戦っている二つの政党の親分には、その役目を果たす気がないのか、それとも能力がないのか、というところだろう。彼らは信頼における二つのファクターである、能力に対する信頼も意図に対する信頼も構築しえてないように思える。

しかし、これも(世の中の多くの三文文のように)かなり抽象的なはなしでしかない。ものわかりのよい(と自分で思っている)方々は、こんな文章でも、なにかわかったような気がしている。こうしてわたしが物事を抽象的に書くのは、書き手としての一種の策略であって(己の思想をオブラートにくるむか、知識不足を隠すかぐらいなのだが)、本当はこんな文章じゃすむむわけはない。まあ、それを自分で解説しているわたしは最低の書き手なのだなぁと思う。

ということで、今日のスポニチから落合恵子さま(懐かしいなぁ)のコラム。ちょっと情緒的ではあるけれど、さすがにうまいなぁと思ったので、紹介してみよう。こういう書き方は結構好きだ。

「私の最大の不幸は長生きしたことです」。取材をお願いした80代の女性がおっしゃっていた言葉が忘れられません。「介護保険の1割負担はつらいのです」とおっしゃった人もいます。
「リストラされたことを妻や子どもにどう伝えればいいのか。いつも通り家を出て、公園のベンチでどう伝えたらいいのか何日も苦しみました」。こういった声がどこまで届いているのでしょう。
「マニフェスト選挙」と呼ばれ、「2大政党制」が強調される今回の総選挙で、ひとつより、ふたつ、ふたつよりも、もっと「いろいろ」というように選択の幅はよりたくさんあるほうが当然ながらいいとは思います。わたしたちはそれぞれの、自分の場合と自分の事情を生きているのですから。また、2大政党制であるアメリカで、「イラク戦争」を止めることはできなかったことを考えると、「2大」の質も問わなければならないでしょうし、2大のはざまで「消されていく声」も無視できません。「景気は徐々に回復している」という声もありますが、それはやみくもなリストラの結果であり、年間、3万人を記録する主に中高年の男性の自殺を見逃すわけにもいきません。「「政治家の、政治家による、政治家のための政治」や「官僚のための政治」も、もうごめんです。
高齢者や子どもをはじめとして、社会構造的に、より声の小さい側に置かれた人々の「声」にいかに敏感に反応できるか、「痛み」に対する想像力を自らの中でいかに磨きをかけることができるか・・・。この、不穏で不安定な閉塞(へいそく)状況の中、候補者にはそれを問いたいと思いますが。


昨晩は、向井田さんと、例によって盛楼閣でレバ刺、銀河高原ビール、冷麺(辛味べつ)に焼き物少々を食べた。二日前にも同じところで、同じメニューで食事をしたわけで、わたしはこの盛楼閣にすっかり参っている。愛している、といってもよい。

それにしても、暗黒渦巻くドグマ(?)二人が、盛岡でレバ刺を食らいながら話すはなしは、わたしといえど、とてもここでは書けないものばかりであった。でもこれは桃マニアの方々にとってはかなり面白いだろうなぁ・・・と。どこかで対談でもやろうかなぁ・・・(それも演台で酒飲みながら)などと考えている(つまり「さらし」を考えている)私はやぱり変わり者なのかもしれない。


うどん☆人・1号さまより。
こんにちは。
行楽日和の今日、盛岡の地は秋真っ盛りでしょうね。
しかしながら、行脚の旅お疲れさまでございます。

師匠!カウンター表示されてないですよ〜(私だけ?)
桃知氏これではヒット狙おうにも、にんともかんともでござる。

プロレス、ホントにお好きなんですね。
我が家の今は亡き夫の祖母は、プロレス大好きばぁちゃんでした。
嫁いだ頃、目が点になりました。
彼女のプロレス見る姿勢。
テレビの前に必ずちんまりと正座。
「ほれっ、後ろだよ!外人に負けるな!」「危ないじゃないか!!」と江戸弁のばぁちゃん血管ブチっと切れて倒れるんじゃないかと、心配でした。

普段の彼女は、物静かなかわいいばぁちゃんなんだけど、プロレス観戦だけは別人でしたね。何が彼女をそうさせたのか?未だに疑問です。
プロレスと聞くと、あの光景がよみがえるんですよ。
最近はほとんど見る事なくなっちゃったけど、K−1は見てます。

来週の補講楽しみにしています。
懇親会の予定はないと聞いておりますが、お話聴けるだけで嬉しいです。
お体いたわって、来週はパワフルなお話が聞けますよう。

それでは、また。

まずは、8日の郡上桃塾の補講は、わたしの身勝手で開催されるわけで、皆さんにはお忙しい中ご迷惑をおかけしてしまっている。なぜに補講なのかといえば、郡上桃塾にお呼びしたゲストスピーカーの皆様が、わたしの時間をみごとに食いつぶしてくれたおかげなわけで、ここのまま終われば、ビジネス的にはとてもおいしい仕事をさせていただいたことにはなる。つまり喋らなくともギャラは同じだから。

でも、それじゃ気がすまない。なぜかはわからない。理由はどうでもいいのだけれども、本編で喋れなかった分をまとめて喋ろうじゃないか、というのがこの補講なのだ。そしてその場を共有した方々だけが得すればいいのだ。今回は、岩手建協宮古支部の青年会の皆様もおいでになるし、大阪三人会の予行もかねてのWeb新聞読みも含めながら、最新版を例によってたんたんとやらしていただくことにしている。それで今回恒例の懇親会がないのは、これもまったくわたしの勝手な都合であって、翌日羽田から沖縄へ飛ぶので、日帰りしたいからなのだ。

一お連カウンターの不調については、ほかにもメールをいただいていた。しかしこのカウンター、わたしの管理下にはないのでどうしようもないのである。たぶん、カウンター管理者さまのサーバーが連休でお休みになっているのだろうと思うが、連休明けの復活のとき(もし復活していればであるが)は60万はとうに超えているのだろうなぁ、と、他人事のように思う今日この頃、カウンターが復活したあかつきには、なにかの切り番で再度遊びましょう。なのでお許しあれ。

それからプロレス(というか格闘技一般)は好きだ。理由はない、というかわからない。みるきいさんからも、今日の有明に行け!と背中を押すメールが届いてはいるのだが、今日は現場にはいけない。それには当然に「わけ」があって、でもそれはここで書くようなものではないわけで、だから謎でよいのだ。

2003/11/01 (土)  
【体で覚える新聞読み(爆)】

まずは、ダウンロードのページ2003年11月5日 立川グランドホテル(東京)での講演用PPTを掲示してみたのでお知らせ。特徴は文字が昔に戻った・・・ぐらいしかないのだが、最近のわたしの講演を聞いていない方々には、結構耳新しいはなしの展開をするわけで、おしまいは、例の浪曲流の終わりを試してみようかと考えてはいるのだが、いざ実際にやるとなるとたぶんできない。それは、体が覚えていないからなので、芸というのは最初は模倣と反復練習なのであり、やっていないことができるわけもないのだ。(なのでこそこそと小声で練習したりしているのだが、どうも節がついてしまい、かなりこっぱずかしい)


さて、今日は土曜日なのだけれども、刈屋建設さんのイントラネット勉強会のため、岩手県は新里村まで出かける。なので、新幹線は、朝一の上野 7:02 はやて 1号 盛岡 9:22を使うわけだ。最近は早起きがつらいのだ・・・。(今日は午前5時起床)

まあ、これでもなんとか午前中に刈屋建設さんにつける、という按配で、行き先はすこぶる遠いのであり、今日中には帰路につけるわけもなく、盛岡に一泊し、明日一番の盛岡 7:53 はやて 4号 上野 10:30で戻る予定である。

こうなれば、当然に勉強会終了の時間設定はなく、たっぷりとやらせていただく予定なのであるが、最近のわたしは身体がもたない、という傾向があり、これじゃコンサルタントなんていう仕事はつとまるはずもないのだが、まあ精神力だけでは乗り越えられない壁もあるわけで、今日は身体と相談しながらの仕事だなぁ、と思う。まあ、わたしの身体がどうであろうと、個人レベルでのIT化の最初であり基本は、体で覚えるものでしかない。キャパシティ云々はその後の話である。


MicrosoftのOfficeを2003にバージョンアップして使っている。ワードやエクセルやパワーポイントはまあたいした変化はないのだが、わたしのPIMであり、メーラーでもあるアウトルックのインターフェイスが激変していて、なかなか慣れないでいた。迷惑メールのフィルタリング機能はかなりよい出来であるのだが、受信トレイの表示項目にデフォルトでは分類項目が表示されない。わたしは分類項目を多用している都合上、自分でカスタマイズしてはいるのだが、それでも大変に使いにくく感じている。まあ、これも1ヶ月もすると元には戻れなくなるぐらいに慣れてしまうのだが、実(げ)に恐ろしきは、体で覚えることなのである。


エクスナレッジの近藤です。
ご無沙汰いたしております。

@Nifty C-PASのインタビュー記事拝見致しました。
本の表紙が大きく取り上げられているのでびっくりしました。
また、記事の内容も、分かりやすく、刺激にとんだもので、大変面白く読ませていただきました。
これで、桃論を読んでみようかという読者がまた何百人か増えてくれると嬉しいかぎりです。
どうもありがとうございました。

あははは・・・まったく正直なメールなのだなぁ。わたしもびっくりしました。(笑)
しかし、本(わたしの場合もちろん『桃論』なのだが)が売れる、というのは難しいものだ。わたしは目指せ印税生活だったのだけれど、それがどんなに難しいことかを身にしみて感じているわけで、印税生活者の皆様を深く尊敬している次第なのだ。

『桃論』の欠点は、作者自身の分析によれば、ズバリ「難解」ということに尽きるような気がする。(笑)
なぜもっと簡単に書けないのかというと、それはわたしのキャパシティの限界なのである。なので、こうして最近はやや文体を変えながらこの戯言を書いているのだが、これもつまりは体で覚えてしまおう、というわたしの魂胆なのである。しかし、その成果を公表する機会は来るのだろうか・・・。


桃知さま
みちプロ有明大会にボブサップの参戦が突然決まり、びっくりしています。
ただいま気仙沼二郎の掲示板では「ボブサップによーいとこらさ、のコーラスをふりつきでやってもらえないものか?」という話が盛り上がっています。ギャラの話がついていれば意外とやってくれそうな気がしますけど。サップ(^^:
海の魂の作詞作曲者やCDでお囃子を努めているみなさんが「サップがやってくれたら感動して泣くかもしれない、失禁するかもしれない」とどきどきしています。
残念ながら作者及びお囃子隊のほとんどが当日仕事等でいけなくなり、PPV観戦に回るので一緒にどきどきして見てようと思います(^^)    みるきい

わたしの家から有明は意外と近い。たぶんタクシーで20分あったら楽勝であるので、できれば会場に足を運びたいのだが、わたしの今の体調を考えると、家でソファーに横になり、スカパーで観戦が正解のような気もする・・・が、行きたい、気仙沼次郎と一緒に歌いたい。♪よーいとこらさっさ♪(体で覚えてしまったフレーズ)


昨日,「大阪三人会」に被っていく帽子を購入しました。 大人びたものがいいのか,それとも単にカッコイイのがよいのか・・・・ブツブツと考えていた日が続いたのですが,昨日,見た瞬間にレジへ持っていった(もちろん巨頭に合うか確認してからですよ!)帽子に出会いました。

アメリカのメジャーリーグチームである 「ボストンレッドソックス」 の帽子です。 ボストンレッドソックスは1918年以来,ワールドシリーズで優勝していないチーム・・・。「バンビーノズ・カース」と呼ばれる「呪い」をかけられたチームでもあります。2001年に野茂が,メジャーで二回目のノーヒットノーランを達成した時に在籍したチームでもあります。

新しい帽子を被っての大阪三人会・・・とまぁ・・・ドキがムネムネするイベントを指折り数える日が続いているのです・・・・が・・・

大阪三人会の申し込み状況は例によって芳しくはない。当然わたしの交通費もでないような状況なのだが、「ドキがムネムネするイベント」といわれれば、こちとらやっぱし嬉しいわけで、大サービスしちゃおうか、と思っている。

でも当然にPPTはまだできあがっていなくて、というよりも、今回は新聞読み(しんもんよみ)をやろうかな、と考えているところがあって、PPTはないかもしれない。これは河内音頭は菊水丸の得意とする時事ねたなわけで、わたしとしては当然に当日の新聞を使いたいのだ。これが果たして講演として通用するものなのか、という疑問はあるけれども、ぜひ一度試してみたいのではある。

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