ITが普通にある時代の信頼と(日本語で考える)創造性についての概観。 (法大EC’06第1回講座)

法政大学エクステンション・カレッジ第1回講座資料を公開したので、ご自由にお使いください。

第1回のテーマ
ITが普通にある時代の信頼と(日本語で考える)創造性についての概観。

[key word] ITが普通にある時代、信頼、創造性。

「ITが普通にある時代」
PPTは、「1.5の世界観」を除いて、82枚目まで修了。
「1.5の世界観」を含む、「ITが普通にある時代Ⅱ」については、次回に復習をかねて解説予定。

「信頼」
(省略)→PPT参照のこと。(十分理解できると思う)。

「創造性」
[key word] デコード、象徴の一部否定、バイナリーコード(二項区分)、指し示し、データベース化、スーパーフラット、エンコード、バイロジック、キアスム、ひねり、ハイブリッド、マッシュアップ、そして、日本語で考える、ということ。形として覚える漢字(読めない漢字)。

創造性においてデータは必要不可欠であり、データのない創造性はない。
データはデコードによって蓄積される。
デコードの最初は、象徴の一部否定。
技術的には、バイナリーコード(二項区分)、指し示し。
とってもカンタンなデコードの方法→スペンサー・ブラウンの代数式。
対象をデコードする=指し示す。

¬=      (HTMLでかけねぇ~ぞ!)
若しくは、○で囲む。

データはフラットである。階層はない。
データは、象徴の一部否定によって、外部連関的にエンコードする。
ただしエンコードは線形ではない。
対象性思考/論理思考創造は、左脳的な論理思考と右脳的な対象性知性の接点にある。
(左図:PPTに入れ忘れた図)

創造性は論理思考と対象性の知性のバイロジックとしてある。
対象性知性としての「野生の思考」。

神話のアルゴリズム
Fx(a):Fy(b)Fx(b):Fa-1(y)
(レヴィ=ストロース)

その実行、キアスム=ひねり。
その種明かしのようなDOB→Reversal D・N・A。(村上隆)
その事例としてのマッシュアップ。
彼らは何を一部否定し、何をデコードし、それをどうエンコードしているのか。
 
「次回」
ITが普通にある時代の続き。
 →ラカンのボロメオの結び目を含む。
バイロジックについて。
 →日本語で考えるというバイロジックについて。
 → 「我思っても、我にならず」(鏡像、若しくは、へその緒つながっていてすみません。)
そしてバイロジックの実装とキアスムのカンタンな実践について。