キアスムと量子コンピュータ。(法大EC’06第3回講座)

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キアスム                   量子コンピュータ 

計算を実行

まずエニオン対を生成し,計算に用いる量子ビットを表現するように一列に並べる、適当な順番(プログラム)に従って,エニオンを隣のエニオンと入れ替える。この入れ替えが量子ビットの操作に相当する。最後に,隣どうしになったエニ才ン対をまとめて測定し,計算結果を得る。出力は施ざれた操作によって生じた編み目のトポロジーによって決まる。エニオンが小さな外乱を受けてもトポロジーには影響が及ばないため,計算にエラーが生じにくい。 (『日経サイエンス』:2006年7月号:p28)

バイロジックキアスムと量子コンピュータの動きはよく似ている。 違いは実行プログラムであって、キアスムのそれは「神話のアルゴリズム」である。

Fx(a):Fy(b)Fx(b):Fa-1(y)
(レヴィ=ストロース)

それはバイロジックを実装することの必要性をいっている。