[閉店]レストラン大坂屋のビーフシチューでランチ。(浅草3丁目)
大坂屋
レストラン大坂屋は創業は大正2年であり、浅草の洋食屋でも老舗である。そしてうちからいちばん近い洋食屋であって、それはある意味当たり前なのだが、つまり私の住んでいるマンションの1Fが大坂屋なのである。(追記:2007年8月に引っ越したので若干遠くなった)。使い込まれたしかしよく手入れされた食器類に年季と伝統を感じる。
ビーフシチュー
私はランチでしか利用したことがない、というかできないのだが、行けば決まってオーダーするのはビーフシチューである。(ビーフシチューのランチ。2300円)
このビーフシチューは文句なしにすばらしい、おいしい、うまい。浅草の洋食屋は総じて高レベルな店が多い。当然にビーフシチューも各店高レベルだが大坂屋のそれはその中でも(私の)好みである。(私的には佐久良と双璧かな)。
パンでたべる
そしてこのビーフシチューは、なによりもパンで食べるに限る。それはソースを根こそぎ楽しむためで、私はいつも皿を真っ白にしてお返しすることにしている。(パンはいつも温かいものを出してくれる)。
それから食後の珈琲についてくるミルクがうまい。そのミルクは自家製で、高濃度圧縮した牛乳というか、甘くないコンデンスミルクとでもいうか、とにかく濃いのである。私は普段はブラックなのだが、大坂屋さんで珈琲を飲むときは砂糖もミルクもたっぷりと入れることを楽しみにしている。
追記
2007年5月25日のランチもビーフシチュー。もちろん、パンで食べた。
大坂屋 (洋食 / 浅草)
★★★★☆ 4.0
台東区浅草3-7-7
03-3874-4334
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[浅草グルメマップ] [浅草でランチ]
コメント
京町の住人
残念ですが、ここ、「大坂屋」も閉店してしまいました。
古くて恐縮ですが、震災前。2月の事です。
息子の誕生祝いに使おうと思って電話したら、おかみさんが出られて「閉店したんですよ」との事。
ただ、その時は店は閉店するが、そのままこの場所には住み続けると仰っていました。
マンションの1階だけに、解体などは行われていず、シャッターが降りた状態です。
私たちにとってはハレの日に使う位置付けの洋食店でしたが、普段使いの「春」に続く閉店。寂しい限りです。