残暑見舞いのはがき

06083101.jpgいまどき、残暑見舞いのはがきなんか、夜のお店からもこないのだけれど、なぜかそれが届いていた。

差出人を見れば、自民党の幹事長で、二重の驚きである。

わたしは小泉政権の政策批判してきた人なので、なぜ?だったのだが、よくよく考えてみると、昨年の8月7日に北見市で開催された「地域再生フォーラム inオホーツク2005!」でご一緒させていただき、そのとき名刺の交換をしていたのだ。

例の(郵政民営化解散)総選挙の直前のことだった。

自民党幹事長の名刺はこれが最後かもしれません、とおっしゃっていたが、あれから1年、ちゃんと幹事長のままである。素直にたいしたものだと思う。

しかしこのはがきには、やはり日本の政治家というのは、ネットワークを大事にする人たちなのだろうな、と考えさせられてしまった。こんなはがき一枚でも、そしてわたしのことなんか覚えていなくても、届くことによって、なんらかの紐帯の感情は生まれるものだなと思う。

このあたりが日本人の情というものなのかもしれない。