Google Analyticsを使ってみた。

午前5時起床、浅草はくもり。

06091001.jpgGoogle Analytics は、高性能なアクセス解析ツールで、勿論無料で使うことができる。Googleが提供しているアドワーズ広告との連携を重視しており、マーケティング(SEO)的な視座を持っていて、関連する機能は盛り沢山である。

私は先月末に設定をしたばかりで、ようやく日曜日(9月3日)から土曜日(9月9日)の1週間分のデータを見ることができるようになった。下の画像がここ1週間の訪問数とページビュー数である。

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訪問数:2772、PV数:10804、平均3.90P/V

06091002.jpgGoogle Analyticsの「概要」画面はカラフル且つWeb2.0の流儀に従って直感的である。「概要」を瞬時に把握するすることができる。こういうところはGoogleはうまいなと思う。Google曰く、

Google では、ウェブ解析ツールはシンプルかつ高性能であるべきと考えています。 Google Analytics は、企業向けの機能を備えながらも、マーケティング効果やサイトのデザインを向上させたいと考えているあらゆるユーザーが簡単に利用できるよう設計されています。

なのである。

私は先に紹介したResearch Artisanと併用している状況だが、これと同様なことをResearch Artisanでやってみるとこんなふうになる。

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ユニークアクセス数:2256、アクセス総数:7782

Research Artisanでは、日別の表示ができないので、時間別を週単位で表示することになる。それは機能的に劣っているからではなく、ポリシーの違いと考えた方がよいだろう。(Research Artisanが重視しているのはリアルタイム性であろう。私は日常的にはResearch Artisanを使っている)。

それから、訪問数=ユニークアクセス数、PV数=アクセス総数と考えればよいだろうが、その値はあきらかに違う。でもそれは気にすることはない。つまり、おなじツールの中で相対的に数値を捕らえればよいのであって、Google AnalyticsResearch Artisanで対比させても意味はないのだ。

私は関与先さんにも是非アクセス解析はやってほしいなと思っている。それもできれば複数のツールを使ってである。理由はくどくなるから書かないけれども、つまりは〈他者〉をデータで知ろうとすることは、自己を外から見ることであり、円環にひねりをもたらすことに他ならないからだ。