大阪下町酒場列伝。(井上理津子)

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 午前7時起床。浅草は晴れ。

大阪下町酒場列伝 

大阪下町酒場列伝

大阪 下町酒場列伝

井上理津子(著)
2004年8月10日
ちくま文庫
820円+税


この本は9月30日に宮崎空港で購入し、先月末の宮崎-北海道の移動の際に読んでいたものだ。

街的

じつは12月9日に、大阪で『「街的」ということ』の江弘毅とのマッシュアップ的なイベントを予定していて、大阪下町の居酒屋がちょっと気になったのだ。

「街的」とか「浅草的」などというのは、文章を読んだだけではわからない、伝わらない、という方もいるかもしれないが、それは半分あたりで半分はずれなのである。文章で伝わるものは伝わる。 伝わらないものは伝わらない、ただそれだけである。

大阪で検証

その伝わらないものを補うために、私たちは街に繰り出すのであり、12日の夜(つまり広島での講演の帰りだ)、江と打合せをしながら事前検証(つまり酒飲み)をする予定を入れてしまうのは酒飲みの卑しさだろうが、実際に体験してみなければわからないことだってある。

ただ一度ぐらい体験してもわからないのも事実なので、打合せはあと2.3回は必要だろうね、などと都合のよいことを考えていたりもするのだが、まあとにかく動いてみることが私のルールであれば、私はただルールに忠実なだけなのである。