子宮的空間-曽根崎新地のいし橋で飲む。

いし橋(北新地)曽根崎新地の「いし橋」は、12日の夜、打合せで江弘毅さんに連れて行っていただいたお店である。

石橋は、分類上は「割烹」になっているようで、暖簾の先にはたしかに結界がある。(つまり一見だとちょいと入りにくい)。

しかし暖簾をくぐり引き戸を開けて入った一階には居酒屋と呼びたい空間が広がっていた。(写真提供:ねぇさん

コの字型のカウンターにいっぱいの客(場所柄同伴客多し。つまり煌びやかなおねえちゃんも多い)、明るい店内、古い黒電話、奥に見える厨房…いとおしい程のアジールをつくり出している。

そして女将さんの客あしらいは、つかずはなれずの心地よさで、この居心地のよさは、母性的つまり子宮(アジール)的と呼ぶにふさわしい空間だった。

ただ内の近所のアジールである浩司岩手屋と違うのは、料理は流石に割烹なのであり、つまり高級なのだ(それも場所柄だろう)。おかげさまで日本酒がすすむこと。私は鯛子の炊いたものと、たこ(これが酢味噌で食べると酒によく合う)で、モッキリ4杯いただきました。(笑)

いし橋
大阪市北区曽根崎新地1丁目6-7
06-6344-3825
いし橋