SNA54便は飛んで戻ってまた飛んだ。(宮崎空港)

06100700 (33).JPG写真は、今日宮崎から乗ってきたSNA54便(ANA3754便とのコードシェア)で、普段は搭乗前に自分の乗る飛行機を写真に撮ることは滅多にないのだけれども、なにかが気になって撮影したのである。

で、やっぱり普段しないことをするとなにかが起き易いようで、事件は空の上で起きたのだ。

飛び立って10分もしないうちに、アテンダントから、操縦室からの情報で要点検箇所ができたので宮崎空港に引き返すとのアナウンス。まあこれにはたいして驚かなかったのだけれども、その後の機長からのアナウンスが衝撃的だったのである。

ドアのロックが不完全でエア漏れしているとの警報が出ている……。

これにはびびりましたよ。このアナウンスから宮崎空港へ着陸する迄の時間は、10分程度だったのだけれども、その時間の長いこと。なにか心なしか息が苦しくなってきたような気がした。(笑)

それで、宮崎空港に戻って点検。結局ドアに異常はなくて、スイッチがおかしいので交換するとかなんとかの説明があって、ついでに今のフライトで1500ポンド程燃料を使ってしまったので補給すると。

面白いのは、乗客を乗せたまま燃料を補給するときのマニュアルで、乗客はシートベルトをはずすように指示され、アテンダントは担当のドアのことろに消火器を持って立つらしい(実際には消火器は持っていなかったけれどもね)。

これで約1時間遅れのフライトになってしまった。1時間多くシートに座っていたせいか、お尻が痛くてこまったのだけれども、まあ無事に羽田に着いてなによりだったのである。