#091すき焼き―内では松喜の特売日にしか食べられない。
松喜のすき焼きの割下
今回は#091すき焼きをつくってみた。DSお料理ナビのすき焼きは、関東風で、だし汁の中に材料をいれて煮ながら食べる、つまりは浅草では牛鍋と呼んでいるものだ。
こんな料理に今更レシピもなにもいらないわけで、しいていえば問題はだし汁なのだろうが、ずばり味の決め手は松喜のすき焼きの割下なのある。
なので、材料を切る以外はなにもすることはない――この割下は#141肉じゃがでも使ったもので、あたしはこれに、絶対的な信頼を置いている――。
松喜
割下が松喜なら、牛肉も当然に松喜なのである。松喜は雷門にある浅草屈指の肉屋であり、土日の特売日にはいつも行列ができる(同じ場所ですき焼きのお店もやっている)。
特売日の松喜の肉は、浅草界隈でのシェアは凄まじく高いと思われるわけで、土日は牛鍋をつついている家が多いのじゃないだろうか。
内も特売日にしか買わないのは当然であって(だから日曜日にすき焼きなのである)、今日の肉は特売品の神戸牛の切り落とし400円/100gである。一人前100gもあったら十分なのだ。
焼豚
それから松喜は焼豚もうまい――これでつくる冷し中華は最高である――。そして西田佳奈子さんの個展で購入した新しいお茶碗でご飯を食べた。
松喜 (すき焼き / 浅草) |
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