関連記事へのリンク作成に、TagSupplementals Pluginを導入してしてみた。
Movable Typeで、Related Entries Plugin を使って関連記事へのリンクを設置していた。
しかし今構築中のサイトのこともあるし、せっかくのPowered by Movable Type 3.33-ja である。
遅ればせながら、ogawaさんのTagSupplementals Pluginを導入し、関連記事リストアップをキーワードベースからタグベースへ変更してみた。
Kalsey版もogawa版も、記述的には同じ<MTRelatedEntry>であり、Kalseyとogawa版の大きな違いは、前者がエントリーのキーワード欄を参照するのに対して、後者はタグの欄を参照しているということだろう。
作業はまず、「システムメニュー」->「プラグイン」で、RelatedEntries.pl を使用不可にしてから、TagSupplementals Plugin を導入した――記述的には同じ<MTRelatedEntry>なので。
リストアップする件数は、Kalsey版は<ETentries>のlastn属性で指定するが、ogawa版では<MTRelatedEntries>のlastn属性で指定できる。
私は、試行錯誤しながら、こんなところで落ち着けてみた。
<div id="related">
<h2>関連記事</h2>
<MTRelatedEntries lastn="7" weight="idf">
<p><a href="<$MTEntryPermalink$>"><$MTEntryTitle$>(<$MTEntryDate format="%Y/%b/%d"$>)</a>
</MTRelatedEntries></p>
</div>
</MTRelatedEntries>
かなりいい加減に書いたのだが、(今のところ)ちゃんと表示されている。
それから weight="idf"オプションははかなり強力である。つまり、
weight="constant|idf" 関連度の計算方法を選択します。constantの場合にはタグの出現頻度を考慮せず、重み付けなしで評価します。したがって単に関連するタグの個数が多いエントリーからリストされます。idfの場合にはタグの出現頻度の逆数で重み付けして評価します。したがって一般的には出現頻度の低い(ドキュメントの性質を特徴付ける)タグを共有するエントリーの優先順位が上がります。
であって、Kalsey版よりも、関連付けの精度は上がったと思う。
それからKalsey版は、標準では――標準の使い方しか知らないのだが――同じカテゴリに属したエントリーがリストされるのだが、ogawa版ではカテゴリは関係ない(ようだ)。
この結果は、期待以上で、気をよくした私は表示件数を「7」にしてみた――もっと増やすかもしれない。(笑)
多謝:ogawaさん。