とりあえずは大きな流れの中で流れて、それ以上のスピードで流れることで独自性を保つこと。
午前7時起床。山鹿はくもり。
昨日は熊本市内にて、気の置けない方々と昼食をとり(このことについては別途書こういた)、大村さんに山鹿まで送っていただいた。
夕方は、山鹿市管工事業協同組合IT推進チーム会議(というか勉強会)。その内容は「建設業協会の存在意義のコペルニクス的転換とブログ化ということ」。
それはWeb2.0的世界観の否定的受容のようなもので、例の「とりあえずは大きな流れの中で流れて、それ以上のスピードで流れることで独自性を保つこと」の具体的な方策である。
とりあえずはこの巨大な動きの中で流れて、それ以上のスピードで流れていくことで独自性を保っていくことが一つの方法になるかもしれない。(川俣正:『アートレス』:p45)
つまり、ほんの少しのリソースを、この新たな組合(協会)活動に向けていただくことで、状況はキアスム的に(つまり時間軸に沿って)転換するだろうということだ。(ただ情熱は必要だ)。
逆説的には、なにもしない(座して待つ)のであれば、状況は線形に推移してしまう。つまり、
「私は私と私の環境である。そしてもしこの環境を救わないなら、私も救えない」 (オルテガ・イ・ガセット)
を体現してしまうことになる、ということだ。