松飾。(裏浅草仕様)
松飾を飾る
午前8時起床、浅草は晴れ。
昨日、松飾を門扉に飾った。普段はクリスマスのリースのようなものを、申し訳なさそうに飾るのだが、今年は裏浅草仕様(?)のものにした。
ふつう松飾は12月30日に飾るものなのだろうが、うちの近所はそんなことはお構いなしに、20日過ぎごろから街は松飾だらけになる。それもすべて統一仕様なのだ。
つまりは地元の鳶頭連中が、各店や家々に出向いて取り付けてくれるわけで、うちのマンションの玄関にも同じものが飾られている。
マンション生活者は、それでも気持ちが悪いのだろう、各戸それぞれに自前のものを調達して玄関を飾るのである。
裏浅草仕様
うちもそれは同じであって、普段の年はその辺から適当なものをみつけてきていた。しかし今年は、象―町会統一仕様にしようと思ったのだ。理由はよくわからない。
そこで検番脇に出ている注連縄売から、これを調達してきたわけだ。
これはじつによくできているなと思う。
間口の狭い裏浅草の住宅事情を反映していて、若松、竹、そして注連縄までがオールインワンになっている。
しかし無駄は一切ない。浅草の知恵、ミームであろう。
処分
07/01/11追記:うちでは1月10日に松飾をはずした。本来なら焚き火で燃やせばよいのだろうが、都内ではそれはできない。 松飾を左、右、左の順で塩と酒で清め、新聞紙に包んで処分した。