あしかが美人―とちおとめ。

最後の景品

足利のとちおとめ今年の新年会、最後のビンゴの景品が届いた。足利の苺、とちおとめ(提供:つつみ◇懲りない菌さん)である。ありがとうございます。

ちょっとした問題 

(これは足利産だから直接は関係なかったのだろうが)、栃木のとちおとめは、ちょっとした問題があって、ちょっとだけ信頼性を失った――「風評被害の懸念/とちおとめ」(asahi.com)

しかしこの時期、東京で食べる苺といえば、栃木のとちおとめなのである。鹿沼の苺農家の皆さんには、がんばって欲しい――それは苺好きな〈私〉のためにだ。(笑) (鹿沼のとちおとめのその後については「酔いどれ日記|鹿沼さんのイチゴその後」をごらん頂きたい)。

純生産としての旬の苺 

足利のとちおとめ

そんなこともあって、昨晩は、なにか感慨深くいちごを食べた。甘くて、すっぱくて、やっぱり苺はこうじゃなきゃいけないよな、と思う。そしてこの美しい姿は、まさにあしかが美人なのである。

苺の旬というのは、本当は春というか初夏なのだろうけれども、とちおとめの旬は今や、1月とか2月なのだろうなと思う。

それは季節はずれでもなんでもなく、人間が自然を世話することでつくりだした純生産としてだ。今回の純生産をもたらした生産者のクレジットは、岡村芳男さんと書かれていた。岡村さんに感謝なのである。