気象庁にひとこと言いたい―「桜咲かねぇじゃねぇか」。

午前7時起床、浅草はくもり。

気象庁にひとこと言いたい――「桜、咲かねぇじゃねぇか」。

人がいない

浅草ビューホテルとひさご通り。木曜の夜、向井田さんと夜のホッピー通り(煮込み通り)に繰り出したことは、昨日書いた

その日の(と言うか、最近のウィークディの夜は総じてなのだが)ホッピー通りの人出はかなり寂しかった。

向井田さんも、何度もこの通りには来ていただいているが、曰く、「こんなに空いているのは初めてです」なのである。

景気は下り坂か

2月中旬頃から、浅草が静かなことも先に書いた。浅草の持つ仲見世と西北部の構造的対立問題は置いておいて――私は次の3つを原因として考えていた。

  1. 時期的なもの。「浅草が静かなこと」でも触れたが、「そういえば春はフレッシャーズの上京が多いせいか、 12位“上野”や16位“浅草”などの伝統的観光地は圏外落ちでした。」
  2. 台東区は区長及び区議会選挙中であること。選挙があると夜の街は静かになると言われている。
  3. 東京の景気は下り坂なんじゃないのか。

景気動向指数10カ月ぶり50%割れ」(nikkansports.com)

内閣府が16日発表した1月の景気動向指数の改定値で、景気の現状を示す一致指数が45・0%となり、速報値の55・6%から下方修正された。景気が上向いているかどうかの分岐点である50%を2006年3月以来、10カ月ぶりに下回った。/景気の先行きの目安となる先行指数は40・9%。速報値の35・0%から上方修正されたが3カ月連続で50%割れとなった。一致、先行の指数がともに50%を下回ったのは23カ月ぶりで、景気の減速懸念が強まる可能性がある。

桜が咲けば

しかしこんな要因を持ち出さなくともひとつ確かなことはある。それは、桜が咲けばまた賑やかになるだろう、ということだ。花見は景気に左右されない庶民の楽しみである――落語「長屋の花見」をご存知だろう。だからもう一度書く。気象庁にひとこと言いたい。「桜咲かねぇじゃねぇか」。