チャップスイ。(リスボン:六区ブロードウェイ:浅草1丁目)

チャップスイ

チャップスイ リスボンのハンバーグ

今日のランチは、吉川さんとブロードウェイ商店街のリスボンに出かけ、あたしはハンバーグライス(スープ付き)1360円也を注文。スープはポタージュスープかチャップスイが選べるので、迷わずチャップスイを選択した。

チャップスイは、アメリカ式中華料理らしいく浅草でも珍しいものだが、リスボンでは常時スープとして出しているのであって愛好者も多い。

それは薄味の野菜スープだと思ってもらってかまわない(肉系はかけらもない)。とても優しい味のスープであって、あたしはこの白菜が好きだ。ただ悪党的味覚に慣れてしまっている身には、まるで病人食のごとしであって、少々刺激が足りないのでコショウを沢山と塩少々をかけて食べることにしている。

食べるときには、生卵が入っているのでそれをスープに溶かす――と何かに似ているなと思う。その何かとは、盛岡のパトリ的たべものである「じゃじゃ麺」の食後につくるチータンである。

つまりその似ているという意味において、チャップスイも少々(チータン同様あたしの)理解を超えている不思議なたべものなのである。

チャップスイ チャップスイ
チャップスイは単品だと420円也

リスボン

リスボンは、昭和7年の創業の老舗であり、リーズナブルで良心的な洋食屋である。それは洋食文化の伝統の味を大切にしている――といえばカッコいいが、つまりは変わらないのであり、たぶんある時期に進化することを止めてしまった店なのである。

しかし変わらないことは、変わるのが常の世の中では、(差異として)逆にコア・コンピタンスになりえることもあって、リスボンはまさにそれを実証しててしまってるような店なのである。
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