「おはようございます」でガムをもらったはなし。

午前7時30分起床。浅草はくもり。

昨日のことだ。朝方、移動のために(いつものように)ampm観音裏の前でタクシーを拾った。そしていつものように、「おはようございます。上野駅までお願いします。」と行き先を告げた。

少し走り出して、ドライバー氏は、「真っ直ぐ行きますか、それとも国際通りから……」とこれもいつものように尋ねながら、おもむろに未開のガムをひとつ「どうぞ」とよこした。

ガムを1枚というのは今までもあったけれども丸々ひとつである。私は「いつもこんなにサービスしているんですか」と尋ねると、「いやね、朝から"おはようございます"って乗ってくるお客さんはうれしいじゃないですか」と、「そんな客は滅多にいないんですよ」とドライバー氏は答えた。

私は「そんなもんかい」と答えたが、まあそれが営業トークだとしても、日常の挨拶をして褒められるというのも、なんだかな、なのである。まあ、私はうれしかったのは言うまでもまいが。