浅草寺の仏生会(花まつり)。

花まつり

お釈迦様と甘茶4月8日はお釈迦さまの生まれた日であり、浅草寺では仏生会(花まつり)――つまりは潅仏会(かんぶつえ)が開催され、参拝される方々で賑わっている。

私は午前中に用足しのついでにちょっと立ち寄り、お釈迦さまに甘茶をかけてきた。

甘茶

お釈迦さまの誕生のおり、甘露の雨が降ったという言い伝えがあることから、4月8日には釈迦の像に甘茶をかけるのである。

この行事は、私の子供の頃からの習慣のひとつであり、私の育ったところでは、各家々が団子をつくり持ち寄り、それを町内の子供たちに配るという習慣があった。たぶんそのことで子供たちをお寺に引き寄せ、お釈迦さま―仏教に興味を持たせようという狙いがあったのかもしれない。

白い像 浅草寺浅草寺もその例外でなく、昨日のうちに子供たち用の花まつりは行われている。そして伝法院に集う子供たちには沢山のお土産が配られている。そして今日、浅草寺本堂脇では、一輪の花が参拝客に配られる。長い行列ができていた。

白い象

そして花まつりには、なぜか白い象がでる。インドでは白い像は神聖なモノである。そして今日は「白鷺の舞」が奉納されるのであるが(私はこの舞はかなり好きである)、時間があれば観に行ってこようかと思う。