おかげ横丁のすし久でてこね寿司を食べる。

てこね寿司のお膳
てこね寿司のお膳
カメラ SH903i+Orton風 by Picnik

てこね寿司昨日のランチは、おかげ横丁のすし久で、てこね寿司であった。てこね寿司は伊勢志摩の郷土料理(パトリ)であり、それは私のパトリからもさほど遠くはないのだが、恥ずかしながら今回初めて食べたのである。

それは、ヅケにした刺身が寿司飯の上に乗っている、という表現でいいだろう。今回は(一般的な)カツオでてこね寿司を楽しんだ。

すし久のてこね寿司は一見すると樽一杯で提供されるので食べきれないように思えるが、ご飯の層は意外と浅いのでまあ心配はいらない(それでも私は1/3程残してしまったが)。

ご飯には大葉、ショウガ、そしてつけダレがたっぷりとまぶしてあり、洗練された食べやすい味になっている。そのため、元々は漁師が船上でつくって食べたという、てこね寿司本来の野生性は押さられていてるが、海人(非農業民)の食べ物である残照の一端は楽しむことができた。

すし久 [ すし ] - Yahoo!グルメ
三重県伊勢市宇治中之切町20 
0596-27-0229


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